根詰まり(ねづまり)|植物の調子が悪い原因は?
LOVEGREEN編集部
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なんだか植物の調子が悪い…そんな時どうすればいいのでしょうか。もしかしたらそれは根詰まりが原因かもしれません! そこで今回は根詰まり(ねづまり)について紹介します。
目次
こんな時は、根詰まりかも⁉
根詰まり(ねづまり)とは、鉢の中が根っこでギュウギュウになってしまい、これ以上伸びることが出来なくなっている状態のことです。
鉢底から根が出てきている
鉢底を裏返すと、根っこが見えてます。根っこが鉢底から出ていると根詰まりのサインかも知れません。
新芽が小さかったり、下葉が黄色い
根が詰まると、呼吸ができなくストレスや負荷となり、新芽が小さいものであったり、下葉が黄ばんできます。
下葉が黄色くなってきたら、鉢底をみて根の確認をした方が良いと思います。
また、それ以外にも症状があると思います。
水切れがしやすい
根が鉢の中をギュウギュウになっていまい、水が吸えない状況です。
普段、土の中は団粒構造(だんりゅうこうぞう)になっていて、その土の隙間に水が溜まったり、空気が入っています。
根がギュウギュウだと水をあげても、水が溜まらずに鉢がすぐ乾いてしまいます。
団粒構造(だんりゅうこうぞう)とは
土は元々とても小さい粒でできていて、その土がくっついて小さな塊になったものを団粒と呼び、団粒が集まってできている土を団粒構造の土と言います。
そんな時は、どうしたらいい?
植え替えをしましょう
鉢から出してみると、根っこがパンパンに詰まってました。鉢底ネットも包み込んでいるほど根を張っています。
そしてやや固いです。
【用意するもの】
・鉢(今よりひと回りくらい大きいもの)
・鉢底石
・鉢底ネット
・スコップ
・土(植物に合ったもの)
このまま植え替えられませんので、根っこを整理します。根っこを優しくほぐして古い土と根っこを落とします。
根っこは長ーくなっていますので、1/3くらいまでカットします。
最初の鉢より一回り大きい鉢を用意します。鉢底ネット、鉢底石を入れてからそれぞれの植物に適した用土を入れます。その後、根を整えた植物を入れます。
土を隙間に入れて植えていきます。上まで土はいれないで、2cmくらいは開けておきましょう。
土を整えたら最後にお水を与えます。鉢底からお水が流れでるくらいたっぷりと与えます。植え替え完了です!
基本の植え替えは、このような流れでやれば大丈夫です。植え替え時に根を傷めるといけないので、やさしく扱いましょう。今回は人気のハーブ”ローズマリー”の植え替えをしました。
植物によって植え替えの方法は多少異なります。また植物によって、根っこの形が違います。植え替えの際に観察してみましょう。
\根ってどんな種類があるの?/
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