日本の公園に?ニンニクのような小さな実がなる木。

アバター画像

LOVEGREEN編集部

このライターの記事一覧

更新日 :

公園を歩いていると、すっかり木々は紅葉している。秋の公園では様々な樹木の実を見つけるが、その中になんだか不思議な形をした実を見つけたので、ご紹介します。

 

極小サイズのニンニクを見つける

皆さんは、この実なにに見えますか?ニンニクっぽくないですか?
%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b3%ef%bc%91

 

でも10円玉に乗っちゃうくらい、小さいのです。
%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b32

 

手の平に乗せると、ポップコーンのようにも見えます。
%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b33

 

東京の公園に沢山実っているのですが、ニンニクなら畑の土で育つので、ニンニクの仲間ではないようです。この実はなんの実なのでしょうか?

 

正体はナンキンハゼの実

実は、ニンニクとは全く関係のない『ナンキンハゼ』という木の実でした。
%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b34

 

ナンキンハゼはトウダイグサ科の樹木で、日本では街路樹や公園木として多く植えられている植物です。秋になると葉が赤く紅葉し、葉が全て落葉すると白い実だけが残ります。この白い部分は種子で、小鳥が好んで食べ、遠い場所で排泄され新たな場所で芽吹くことができます。

%e3%83%8a%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%b35

果実が成熟する前は緑色をしていますが、だんだんと黒く熟してきます。

 

続きを読む

Pages: 1 2
LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「日本の公園に?ニンニクのような小さな実がなる木。」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

アバター画像
LOVEGREEN編集部

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。育て方の記事や、編集部としての取材記事やオフィシャル情報などを配信。

このライターの記事一覧