ウッドデッキと目隠しフェンスで心やすらぐプライベート空間をつくろう
お庭づくりのMIDOLAS[ミドラス]
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ウッドデッキ周りに目隠しフェンスを設置する利点や用途、種類などを紹介します。
リビングから続くウッドデッキの周りを目隠しフェンスで囲うと、リビングがお庭に広がって、新たなアウトドアリビングができます。
目隠しフェンスがあればウッドデッキにいる時も外からの視線が気にならず、安心してプライベートタイムを満喫できるはず。
ウッドデッキ周りに目隠しフェンスを設置して、快適なアウトドアリビングライフをお楽しみください。
目次
- ウッドデッキ周りに目隠しフェンスを設置すると良いことは?
- ウッドデッキ周りに設置する目隠しフェンスで人気の種類は?
- DIYでウッドデッキ周りにラティスフェンスを設置するには?
- ウッドデッキ周りに設置する目隠しフェンスの高さは?
- ウッドデッキ周りに目隠しフェンスを設置するタイミングは?
ウッドデッキ周りに目隠しフェンスを設置すると良いことは?
ウッドデッキに目隠しフェンスを設置すると良いことはなんでしょう?
人の視線を遮る
お隣やお向かいさん、道を通る人の視線をシャットアウトできるので、ウッドデッキで安心してプライベートタイムを過ごすことができます。
家族や友人との食事、ガーデニングにティータイムや読書など、したいことの夢が広がりますね。
落下防止
ウッドデッキの周りを目隠しフェンスでしっかりと囲むと、小さなお子さんなどがウッドデッキから落下することを防ぐ対策になります。
ペットの遊び場として安心
ワンちゃんなどの大切なペットも安心してウッドデッキで遊ばせられるようになります。
木漏れ日のスペースづくり
リビングから続くウッドデッキに設置した目隠しフェンスにすだれ・シェード・タープなどをかけると、心地よい木漏れ日が美しい快適なスペースをつくることができます。
その他
それほど背の高くない目隠しフェンスを設置した場合は、手すりとしての利用もできます。
ウッドデッキ周りに設置する目隠しフェンスで人気の種類は?
ウッドデッキに設置する目隠しフェンスで人気があるデザイン・種類を紹介します。
人気の人工木(樹脂木材)フェンス
ミドラスのお客様に一番人気がある目隠しフェンスといえば、人工木(樹脂木材)フェンス。
人気の理由は、木の温かさを感じるナチュラルな雰囲気と耐久性の高さに加え、外からの視線をしっかりシャットアウトしながら光や風も通してくれること。
お庭の植物との相性も良く、どんな雰囲気のお家にもぴったり合うものを見つけられる安心感があります。
写真の人工木(樹脂木材)フェンスのように隙間の幅が狭いタイプや、ブラインドカーテンのように細板が斜めに重なっているタイプのフェンスはほぼ完全な目隠しができます。
隙間の広いタイプでも、あえてのぞき込まなければ中の様子をはっきり見ることはできません。
隙間の幅が広めの人工木フェンスは、常緑樹やつる植物と組み合わせると目隠し度をアップさせることができ、さらにナチュラルな目隠しができます。
フェンスには隙間の幅が様々あるので、好みの幅を選んで設置するといいですね。お天気の良い日に心地よい風を通すフェンスはとても快適です。
フェンスは横スリットと縦スリットどっちがおすすめ?
フェンスには横スリットと縦スリットがあります。どちらを選んだらよいのでしょう?
横スリットは横に広がる板の直線が美しく、広々としたやわらかいイメージのフェンスをつくります。
ハンギングバスケットなどを横板に掛けて壁面を植物で飾ることもできます。
横スリットに考えられるデメリットとしては、隙間の幅が広いと足がかかりやすくお子さんが登ってしまったり、外からの侵入が少し心配されますが、幅を狭くしたり、ある程度高さのあるものを設置することで解決できます。
一方、縦スリットはすっきりとした印象のフェンスになり、どちらかというとチリやホコリが溜まりにくく、きれいな状態を保つことができるといわれています。
このようにメリットデメリットがあるのですが、一番は施主様の好みが大切ですよね。ちなみに、ミドラスで施工してきた目隠しフェンスは横スリットが多いです。
和モダンテイストのお家には細い縦スリットのフェンスも人気がありますが、広々とした柔らかいイメージをつくる横スリットは、どんなお家にも合いナチュラルな雰囲気に仕上がるので一番人気があるのだと思います。
DIYでも設置可能なラティスフェンス
木製の板が格子状になっているラティスフェンス。
斜め格子タイプは目隠し度は低いですが、横スリットや縦スリットタイプは目隠し効果もあります。風通しが良くて圧迫感が少ないことが特長です。
光や風を通すので、つる性の植物をはわせても良く育ちます。植物をはわせることで目隠し度もアップ。
壁掛けプランターを掛けたりすることもできます。ラティスフェンスはDIYで設置することもでき、適度な目隠しができるフェンスとして人気があります。
DIYでウッドデッキ周りにラティスフェンスを設置するには?
ウッドデッキに設置する場合
まず、デッキの床にラティス専用の支柱を立てるための金具を固定し、そこに支柱を立てます。
次に、固定金具を支柱に取り付けてラティスをセットすれば完成です。コーナー連結金具を使うとコーナーにも設置できます。
土の上に設置する場合
土のある場所にラティスフェンスを設置する場合は土中用金具を土に埋め込み、ラティスポストを差し込んでポール固定金具を使ってラティスを固定します。
DIYかプロに頼むか
DIYの作業工程は言葉で書くと非常に簡単そうですね。
しかし実際は支柱を設置する間隔を少しでも間違えてしまうと、その後に取り付けるラティスが上手にはまらなかったり、隙間があいてしまったりしますので注意が必要です。
自分で作る楽しさを味わえるDIYでラティスフェンスを設置することができたら、趣味も兼ねて充実できてとても素敵ですよね。
一方、DIYで設置してみようと思ったけれど、いざ注文したラティスが届くと意外に重くて重労働。設置してみたけれどあまり上手くできなかった。
さらには、台風の強風で吹っ飛んでしまったので設置し直して欲しい。などのご相談をミドラスでお受けすることが度々あります。
ホームセンターなどで販売されている一般的なラティスフェンスは、経年劣化で数年で朽ちてきてしまうこともあるのでメンテナンスや立て直しが必要。
そんなことをふまえて考えると、劣化しにくいしっかりとしたフェンスを、強い風が吹いても心配ないようにプロに安全に設置してもらうことは、長い目で見ると高い買い物ではないように思われます。
ウッドデッキ周りにラティスフェンスをDIYで設置するするか、プロに依頼するかはそれぞれのお家のご予算や価値観で変わってくるといえますね。
ウッドデッキ周りに設置する目隠しフェンスの高さは?
ウッドデッキに設置する目隠しフェンスの高さを決める時は、目線を隠したい相手との関係性を考えて決定しましょう。どれくらいの高さからの目線を遮りたいのか、その高さを把握することが必要です。
目隠しフェンスの一般的な高さは、180cm~200cmです。この高さがあれば、高い場所から覗かれない限り外からの視線はほぼ遮ることができます。ウッドデッキをお子さんの遊び場として活用するときも安心ですね。
背の高い目隠しフェンスだと圧迫感を感じてしまうような場合は、フェンスの板の隙間が広いタイプのルーバーフェンスや、明るい色の目隠しフェンスを選んだり、目隠ししたい部分だけ目隠し度の高いフェンスを選ぶなど工夫をしましょう。
また、腰より少し高いくらいの目隠しフェンスを設置すると家から見た圧迫感が和らぎ、家で座っていれば外からの目線は気にならない程度まで目隠しできます。
ウッドデッキ周りに目隠しフェンスを設置するタイミングは?
お庭にウッドデッキを設置するのと同時に目隠しフェンスを設置することが一番スムーズですが、既に設置してあるウッドデッキに新しく目隠しフェンスを設置したい場合もありますよね。
もちろん、既存のウッドデッキに後から目隠しフェンスを設置することもできます。
ウッドデッキに目隠しフェンスを設置する時、簡易的なタイプであれば先ほどご紹介したようにDIYで行うことも可能です。
耐久性や安全性を追求及して長い期間安心して過ごすことを考えると、プロに設置してもらうのもおすすめです。ぜひ、この機会にウッドデッキに目隠しフェンスを設置してみてはいかがでしょうか。
また、ベランダやバルコニーに目隠しフェンスを設置することもできます。
ベランダの手すりの部分に目隠しフェンスを設置して、コンクリートの床部分にウッドパネルを敷けば、アウトドアリビングが出来上がります。こちらもDIYでも仕上げることができそうですね。
様々な目隠しフェンスの種類やウッドパネルの種類があるので、好みのものを使って快適な空間をつくりましょう。マンションや集合住宅など、それぞれの住居ごとの規定に従って安全に設置することをおすすめします。
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