6月30日の誕生花と花言葉|スカビオサ(マツムシソウ)
LOVEGREEN編集部
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6月30日の誕生花は「スカビオサ(マツムシソウ)」です。「スカビオサ(マツムシソウ)」について、花言葉や花の特徴、名前や花言葉の由来など気になる情報をご紹介!
6月30日の誕生花と花言葉
6月30日の誕生花は「スカビオサ(マツムシソウ)」
「スカビオサ(マツムシソウ)」の花言葉は「風情」「魅力」
スカビオサ(マツムシソウ)の花言葉
「スカビオサ(マツムシソウ)」の花言葉は「風情」「魅力」
スカビオサ(マツムシソウ)について|基本情報
科・属 | マツムシソウ科・マツムシソウ属 |
和名 | 松虫草、西洋松虫草 |
英名 | Pincushion flower |
学名 | Scabiosa japonica |
原産地 | アジア、ヨーロッパほか |
開花期 | 3月~10月(品種や栽培地域による) |
スカビオサ(マツムシソウ)とは|花の特徴、名前と花言葉の由来
スカビオサは、和名でマツムシソウと呼ばれるマツムシソウ科の草花です。外側の花びらは放射状に広がり、中心部は小花が集まったユニークな形で、一輪でも雰囲気のある表情を見せてくれます。
昔、スカビオサ(マツムシソウ)は疥癬(かいせん)という病気の治療に使われていたことがあり、そのことからラテン語で疥癬という意味をもつ「スカビオサ」という名前がつけられました。学名のScabiosaは、ラテン語のScabies(スカビエス)が語源で、疥癬(かいせん)の意味があります。
本来のマツムシソウScabiosa japonicaは、夏の高原に咲く高性の一年草ですが、園芸や切り花として出回っているのはセイヨウマツムシソウと呼ばれるものがほとんどです。品種が多く、草丈、花色、花のサイズのバリエーションがとても豊富で、庭や花壇のほか、寄せ植えの材料としても活躍します。切り花としての流通も多く、大輪から小輪種まで、ほぼ通年出回っている花材です。種類によって一年草と多年草があります。本来は多年草でも高温多湿に弱いため、温暖地では一年草扱いされることがあります。
小さな花が集まって盛り上がるように咲くその花姿がピンクッション(針山)に似ていることから、英名でPincushion flower(ピンクッション フラワー)と呼ばれることがあります。松虫草という和名がつけられた由来は諸説あり、昆虫のマツムシが鳴くころに咲く花であることからという説と、花びらが散った後の姿が仏具の松虫に似ていることから付けられたという説があります。
スカビオサ(マツムシソウ)は高原に咲く爽やかな花で、個性的な花の形と優しい色合いが魅力です。風に揺れながら咲く様子には、自然の風情が感じられます。秋の季語にもなっていて、古くから俳句にも詠まれてきました。そんなスカビオサ(マツムシソウ)の様子からイメージして、「風情」「魅力」という花言葉が付けられたそうです。
スカビオサ(マツムシソウ)の種類
マツムシソウ
日本の山地の草原に自生します。夏の終わりから秋に開花。
スカビオサ・アトロプルプレア
地中海沿岸~西アジア原産。高性種で次々と花が咲きます。花期は6月~9月頃。青系からピンク、濃赤紫、白など花色が豊富で、花の中央が盛り上がるのが特徴。八重咲き種はまるで球形の花のように見えます。
スカビオサ・コーカシカ
コーカサス地方~西アジア原産。高性種で大輪。四季咲き性があります。淡青の花色で、品種によっては濃い青や白などの花色もあります。
スカビオサ・オクロレウカ
淡い黄色の小輪花が咲きます。開花は6月~9月頃。
スカビオサ・ステラータ
実の状態で利用されるスカビオサ。直径3cmほどの球状で、ドライフラワーによく用いられます。
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