スカビオサ(マツムシソウ)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 

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スカビオサ(マツムシソウ)の花言葉や種類、特徴をご紹介!スカビオサ(マツムシソウ)の花は、真ん中が丸く盛り上がり、縁にフリルのような花びらがつきます。爽やかで風情があり、古くから俳句に詠まれるなど親しまれてきた植物です。

 

スカビオサ(マツムシソウ)の花言葉

「スカビオサ(マツムシソウ)」の花言葉は「風情」「魅力」。

 

スカビオサ(マツムシソウ)について

科・属 マツムシソウ科・マツムシソウ属
和名 松虫草
英名 Scabiosa
学名 Scabiosa japonica
原産地 アジア、アフリカ、ヨーロッパ
開花期 3月~6月、9月~10月

 

スカビオサ(マツムシソウ)の特徴

スカビオサ(マツムシソウ)は、外側の花びらは放射状に広がり、中心部には小花の集合体が咲く特徴的な花です。一輪でも複雑な表情を見せてくれます。園芸品種も多く存在し、多彩な花色と花のサイズが切り花としても人気です。

昔、スカビオサ(マツムシソウ)は疥癬(かいせん)という病気の治療に使われていたことがあり、そのことからラテン語で疥癬という意味をもつ「スカビオサ」という名前が付いたそうです。学名のScabiosaは、ラテン語のScabies(スカビエス)が語源で、疥癬(かいせん)の意味があります。

小さな花が集まって盛り上がるように咲くその花姿がピンクッション(針山)に似ていることから、Pincushion flower(ピンクッション フラワー)と呼ばれることがあります。松虫草という和名がつけられた由来は諸説あり、昆虫のマツムシが鳴くころに咲く花であることからという説と、花びらが散った後の姿が仏具の松虫に似ていることから付けられたという説があります。

スカビオサ(マツムシソウ)は高原に咲く爽やかな花で、個性的な花の形と優しい色合いが魅力です。風に揺れながら咲く様子には、自然の風情が感じられます。秋の季語にもなっていて、古くから俳句にも詠まれてきました。そんなスカビオサ(マツムシソウ)の様子からイメージして、「風情」「魅力」という花言葉が付けられたそうです。

スカビオサ(マツムシソウ)の株はロゼット状で、濃緑色の葉には深い切れ込みが入っています。草丈の高いタイプは花壇の背景や切花に、草丈の低いタイプは花壇の縁取りや寄せ植えに使われます。寒さに強く、暑さに弱いので暖地では一年草扱いされていることが多いです。春咲き種、秋咲き種、春と秋に開花する四季咲きタイプもあります。

 

スカビオサ(マツムシソウ)の種類

スカビオサ(マツムシソウ)の花色は紫から青、赤紫やピンク、白、黄色などがあります。

マツムシソウ

日本の山地の草原に自生します。夏の終わりから秋に開花。

スカビオサ・アトロプルプレア

地中海沿岸~西アジア原産。高性種で次々と花が咲きます。花期は6月~9月頃。青系からピンク、濃赤紫、白など花色が豊富で、花の中央が盛り上がるのが特徴。八重咲き種はまるで球形の花のように見えます。

スカビオサ・コーカシカ

コーカサス地方~西アジア原産。高性種で大輪。四季咲き性があります。淡青の花色で、品種によっては濃い青や白などの花色もあります。

スカビオサ・オクロレウカ

淡い黄色の小輪花が咲きます。開花は6月~9月頃。

スカビオサ・ステラータ

実の状態で利用されるスカビオサ。直径3cmほどの球状で、ドライフラワーによく用いられます。

 

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