スカビオサ(松虫草)の育て方|植物図鑑
- 植物名
- スカビオサ(松虫草)
- 学名
Scabiosa japonica
- 英名
- Scabiosa
- 和名
- 松虫草
- 別名・流通名
- マツムシソウ
- 科名
- マツムシソウ科
- 属名
- マツムシソウ属
- 原産地
- アジア、アフリカ、ヨーロッパ
スカビオサ(松虫草)の特徴
スカビオサは、和名をマツムシソウという多年草です。外側の花びらは放射状に広がり、中心部には小花の集合体が咲く特徴的な花です。一輪でも複雑な表情を見せてくれます。園芸品種も多く存在し、多彩な花色と花のサイズが切り花としても人気です。
スカビオサ(松虫草)の詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 15㎝~1m程度 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 弱い |
花色 | 薄紫、紫、赤、白、ピンク、黄色、グリーンなど |
開花時期 | 春咲き、秋咲き、四季咲き |
スカビオサ(松虫草)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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開花 | ||||||||||||
種まき | ||||||||||||
植え付け |
スカビオサ(松虫草)の栽培環境
日当たり・置き場所
高温多湿を避け、風通し良く日当たりのいい場所を好みます。
温度
耐寒性はありますので、戸外で越冬可能です
用土
市販の培養土で十分です。
スカビオサ(松虫草)の育て方のポイント
水やり
表土が乾いたらたっぷりと与えます。蒸れを嫌うので、夏場の水やりは早朝か夕方に行ってください。
肥料
花が咲く前に腐葉土を漉き込んであげます。
病害虫
梅雨や夏などに株元が蒸れて灰色かび病になることがあります。灰色カビ病はボトリチス病とも呼ばれ、梅雨時期に特に発生します。花弁に褐色の小さなシミ状の斑点ができたり、茎や葉に灰色のカビが生えます。気温が度前半で雨が続くと発生しやすくなります。日当たりや風通しをよくすることが大切です。
スカビオサ(松虫草)の詳しい育て方
選び方
下の方の葉が黄色くなっていないもの、株元から茎がしっかりしているものを選びましょう。
種まき
真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行います。1週間から2週間で発芽します。
植え付け
春か秋の暖かい日に行います。植え付け後は水をたっぷりと与えます。
剪定・切り戻し
花後、種を取る予定がなければ、葉の付け根まで切り戻します。
植え替え・鉢替え
真夏と真冬を避けた、春か秋の暖かい日に行います。
花
秋咲き種、春咲き種があります。春と秋に開花する四季咲き性もあります。