マトリカリア(ナツシロギク)の花言葉|種類、花の特徴、名前と花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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マトリカリア(ナツシロギク)の花言葉や種類、花の特徴、名前と花言葉の由来をご紹介!マトリカリア(ナツシロギク)は、カモミールに似た可愛い花を咲かせる植物。庭植えや鉢植えの他、切り花としてもとても人気があります。
目次
マトリカリア(ナツシロギク)の花言葉
「マトリカリア(ナツシロギク)」の花言葉は「集う喜び」「楽しむ」
マトリカリア(ナツシロギク)について|基本情報
科・属 | キク科・ヨモギギク属 |
和名 | 夏白菊 |
英名 | Feverfew |
学名 | Tanacetum parthenium |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 5月~7月 |
マトリカリア(ナツシロギク)とは|花の特徴・名前と花言葉の由来
マトリカリア(ナツシロギク)は小菊やカモミールのような花(花径1~2cmほど)をたくさん咲かせる多年草。
基本種は花の中心が黄色くて白い花びらを持つ一重咲きですが、八重咲きやポンポン咲きなども流通しています。茎が細かく分かれるので、株を覆うように花を咲かせます。草丈が低いタイプから、切り花に向いている高性種まであります。
マトリカリア(ナツシロギク)は、ヨーロッパなどでは古くから薬用のハーブとして育てられてきました。薬草としては「フィーバーヒュー」という名で知られ、ハーブティーなどにも使われています。マトリカリア(ナツシロギク)を食用に使用する場合は、観賞用か食用かの確認が必要です。使用している薬剤が違う場合があるため注意しましょう。
マトリカリアという名の由来は、古くからヒステリーやのぼせなどの婦人病の薬として使われていた事もあり、ラテン語で子宮を意味する「matrix(マトリックス)」にちなむと言われています。和名の「ナツシロギク」は、夏に白い菊のような花を咲かせることから付けられました。
マトリカリア(ナツシロギク)は本来は多年草ですが、日本の高温多湿の環境が苦手なため秋に種をまいて夏に花を楽しむ秋まき一年草として扱われることが一般的です。種まきの他、挿し木で増やすことができます。暖地では特に冬越し対策無しで屋外で越冬できます。
マトリカリア(ナツシロギク)の小さな可愛い花がたくさん集まって咲く姿が、花たちが集まって楽しそうに喜んでいるように見えることから「集う喜び」「楽しむ」という花言葉が付けられたと言われています。
マトリカリア(ナツシロギク)の種類
マトリカリア(ナツシロギク)に花の形が似ている植物として、同じキク科の別属のジャーマンカモミールやローマンカモミールがあります。見分けるポイントは葉の形です。カモミールは細くて繊細な葉の形をしていますが、マトリカリア(ナツシロギク)はそれよりも大きめの葉の形をしています。
マトリカリアの花色には、白と黄色があります。黄色一色、白一色などの品種もあります。また、一重咲きの品種だけでなく、八重咲きやポンポン咲きの品種も流通しています。
サンタナ・イエロー
白い花びらと、盛り上がったクリーム色の筒状の花からなる品種。全体的にクリーム色に覆われていて花全体が淡い黄色のイメージが強いです。草丈は15cmほどで低めのタイプです。
シングル・ベグモ
白い花びらで中心が黄色い、小さなマーガレットのような花を咲かせる品種。草丈は100cmほどまで伸びます。切り花用として多く出回っています。
ベグモ・スノーボール・エキストラ
丸く膨らんだポンポン咲きのタイプです。切り花用に使われることが多い品種です。
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