カラスウリの花言葉|花と実の特徴、名前や花言葉の由来
更新
公開

カラスウリの花言葉や花と実の特徴、名前や花言葉の由来をご紹介!カラスウリは、秋に卵型のオレンジ色の果実を実らせる、ウリ科のつる性多年草。
目次
カラスウリの花言葉
カラスウリの花言葉は「誠実」「よき便り」「男ぎらい」
カラスウリとは|花と実の特徴、名前や花言葉の由来
カラスウリは秋に卵型をしたオレンジ色の果実を実らせる、ウリ科の多年生つる植物です。
Adobe Stock
花は雌雄異株ですが、花の見た目には雌雄の差はほとんどありません。それぞれの花びらの外側は糸のように裂け、レースを花の周囲にまとったようなフォルムをしています。カラスウリの白い花は7月~9月くらいに開花します。花は夜になると開き、翌朝には閉じてしまう一日花です。
カラスウリの根は、芋のような塊根を形成します。冬は地上部が無くなり、翌春、この塊根から再び芽吹きます。通常、山野や藪を好みますが、公園や住宅街のような身近な場所でも頻繁に見かけます。生育旺盛で、夏の生育期にはフェンスや他の樹木に絡みつき、繁茂します。
カラスウリの果実は、まだ未熟な時期にはグリーンの地に薄い白の縦じまが入っています。秋が深まり熟すにつれて模様はなくなり、濃いオレンジ色へと変化していきます。つるについた色とりどりの実はドライフラワーになるため、最近は花材として流通しています。
カラスウリの種は、中心部は盛り上がったように厚みがあり、そこから3方向に突き出した突起があります。この形状が大黒様のお腹のようで縁起がいいとか、打ち出の小槌のようだからという理由で、お財布に入れておくと金運が上がるといわれています。他にもカラスウリの種を麻袋に入れて誰にも知られないように床下に隠しておくと、お金持ちになれるという言い伝えもあるそうです。
カラスウリの名前の由来は、カラスが食べるからだとか、周囲の植物を枯らしてしまうほど繁茂するからだとか、諸説あります。ただし、本当にカラスがこの実を食用にするのかどうかの真偽は定かではありません。
カラスウリの花言葉「よき便り」は、種が玉章(たまずさ)という結びふみに似ていることに由来します。また、カラスウリの花言葉「男嫌い」は、花が夜に咲いて朝には萎れてしまうことにちなんでいるそうです。
▼カラスウリの育て方はこちら
▼カラスウリの関連記事はこちら
▼前向きな花言葉一覧
▼366日誕生花一覧