カブ(蕪)の花言葉|種類、特徴、花言葉の由来
LOVEGREEN編集部
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カブ(蕪)の花言葉や種類、特徴をご紹介!カブ(蕪)はダイコン(大根)に似た根菜。日本で古くから栽培され、地方ごとに様々な品種の伝統野菜があります。
目次
カブ(蕪)の花言葉
カブの花言葉は、「晴れ晴れと」
カブ(蕪)について|基本情報
科・属 | アブラナ科・アブラナ属 |
和名 | 蕪 |
英名 | Turnip |
学名 | Brassica campestris |
原産地 | 中央アジアおよびヨーロッパ西南部 |
開花期 | 3月~5月頃 |
カブ(蕪)とは|特徴と性質、栄養、花言葉の由来
カブはダイコンに似ている根菜で、栽培の歴史が古く、地方に応じた独特の品種が多数栽培されています。冷涼な気候を好み、夏の暑さには強くありませんが、耐寒性が強いものが多く育てやすい野菜です。
カブの葉は「すずな」と言われ、鈴菜、菘(すずな)と書きます。これは丸くて白い根の形を鈴に見立てたものです。すずなは春の七草にも数えられていて、葉がついた状態で販売されることが多いです。
カブとダイコンはよく似ています。二十日大根や聖護院大根というダイコンは、形が丸いのでまるでカブのように見えます。また、日野菜カブというカブは、とても細長くてまるで大根のようです。そのようにカブとダイコンは形からは見分けることが難しいのですが、花で見分けることができます。カブの花は黄色、ダイコンの花は白や薄紫色をしています。
カブにはビタミン、カルシウム、食物繊維、胃腸の働きを助けるジアスターゼなどが多く含まれています。カブは和、洋、中華いずれの料理にも使え、漬物、煮物、シチュー、炒め物などで美味しく食べられます。
カブは大きく分けてヨーロッパ型とアジア型があり、前者は主に東日本、後者は主に西日本で多く栽培されています。形に大小があり、色も白、淡緑、赤、赤紫など様々あります。
カブの花言葉「晴れ晴れと」の由来は諸説ありますが、カブが胃腸に良く、食べると元気になることや、カブの黄色い花が春の青空の下で美しく咲く姿からイメージされたのではと言われています。
カブの種類
スワン
甘くてやわらかいので生食も美味しいカブ。小カブのうちから随時収穫でき、中大カブまで育てることができます。肉質が良く、「す」入りが遅いと言われています。
本紅丸かぶ
生育旺盛で育てやすく、胚軸の部分の皮、茎、葉脈が紅色の赤カブ。切り口は白色です。
日野菜カブ
滋賀を代表する伝統野菜。細くて上の部分が赤紫色、下の方は白色で、茎や葉脈は鮮やかな赤紫色をしています。
津田カブ
島根県松江市の津田地区を中心に栽培されている伝統野菜。日野菜カブが原種とされています。長さ15~20cmほどでやや細長く、直径は太いところで6~8cmほど。上の方は表面が赤紫色で、下にいくにつれて白く、下の方が曲がっている特徴があります。切り口は白色です。
金町こかぶ
関東地方を中心に育てられている小カブの代表種。直径8cmほどで球に近い形です。
聖護院大丸蕪
京都の聖護院で江戸時代から栽培されている、日本で最も大きいカブ。直径16~20cmほど、重さ1.5kgほどにもなります。
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