カウスリップ(プリムラ・べリス)の花言葉|種類、特徴

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カウスリップ(プリムラ・べリス)の花言葉や種類、特徴をご紹介。カウスリップ(プリムラ・べリス)は、ヨーロッパに自生する原種のプリムラの一種の耐寒性多年草。

 

カウスリップ(プリムラ・べリス)の花言葉

カウスリップ(プリムラ・べリス)の花言葉は「豊かさに恵まれる」、「豊穣」、「青春の始まりと悲しみ」、「憂愁」

 

カウスリップ(プリムラ・べリス)について

科・属 サクラソウ科・サクラソウ属
和名 黄花九輪桜(キバナノクリンザクラ)
英名 Cowslip、Key of heaven、St Peter’s keys
学名 Primula veris
原産地 ヨーロッパ
開花期 3月~4月

 

カウスリップ(プリムラ・べリス)の特徴

カウスリップ(プリムラ・べリス)は、ヨーロッパに自生する原種のプリムラの一種の耐寒性多年草です。早春に石鹸のような優しい香りのする花がうつむきがちに咲き、ヨーロッパでは春の訪れを知らせる花のひとつです。学名のPrimula verisは、ラテン語のprimus(最初)、veris(春の)=春の最初の花を意味します。

環境に合うと植えっぱなしで毎年開花し、株は次第に広がるように増えていきます。園芸店などではプリムラ・べリスで流通していますが、ハーブショップだとハーブ名のカウスリップの名で販売されていることが多いようです。和名では、黄花九輪桜(キバナノクリンザクラ)と呼ばれます。

複数の花がつり下がったように見える咲き方は、鍵の束のようにも見えるため、ヨーロッパでは「鍵の花」と表現されることもあり、英名では、Key of heaven(天国の鍵)、St Peter’s keys(聖ペテロの鍵)、Fairy cups(妖精の隠れ家)などの通称があります。

カウスリップは物語の中のモチーフとしても登場し、シェイクスピアの夏の夜の夢の中で、カウスリップという名の妖精(The cowslips tall 背高のっぽのカウスリップ)が登場しています。その他、イギリスの挿絵画家で児童文学者でもあるシシリー・メアリー・バーカーの「フラワーフェアリーズ(花の妖精たち)」にもカウスリップは描かれているため、子供の頃にカウスリップの妖精の絵を見たことがある方もいるかもしれません。

ハーブとしては、若葉はサラダに、花は生または砂糖漬けとしてお菓子や料理の飾りつけ、香りづけなどに利用されています。古くから作られている「カウスリップワイン」は、カウスリップの花で作ったシロップにイーストを加えて発酵させて作られたものです。また、花や根は生薬としても利用されています。

ハーブの一種ですが、観賞用の園芸植物として流通している場合もあります。観賞用と食用では、生産過程で使用する薬剤が違うことがあります。ハーブショップなどで食用可能と確認できたもの以外は観賞用として利用することをおすすめします。また、食用にしたい場合は、必ず確認して購入しましょう。

 

カウスリップ(プリムラ・べリス)の種類

プリムラ・ ベリス ‘サンセットシェード’

プリムラ・べリスの園芸品種。花の中心が黄色で外側が赤く、花には芳香がある。

 

▼カウスリップ(プリムラ・べリス)の育て方

 

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