イエライシャン(夜来香)の花言葉|花の特徴、名前や学名の由来

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イエライシャン(夜来香)の花言葉や花の特徴、名前と学名の由来、同じ名前でよばれる花の種類をご紹介。イエライシャン(夜来香)は、香水にも使われる官能的な甘い香りが魅力の南国の花。

目次

イエライシャン(夜来香)の花言葉

香りの良い花イエライシャン

イエライシャン(夜来香)の花言葉は「高貴な心」

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イエライシャン(夜来香)について|基本情報

科・属 キョウチクトウ科・テロスマ属
和名 トンキンカズラ
英名
学名 Telosma cordata
原産地 中国南部、ベトナム
開花期 8月~10月

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イエライシャン(夜来香)とは|花の特徴、名前や学名の由来

イエライシャンは、キョウチクトウ科テロスマ属の常緑つる性木本。以前はガガイモ科に分類されていましたが、見直されて現在はキョウチクトウ科となっています。

イエライシャンの花は直径1cm程、基部は筒状で花の先は5枚に裂けています。この小さな花を、葉の脇から伸ばした茎の先に複数個咲かせます。花の色は、咲き始めは淡い黄緑、咲き進むに従って黄色に変化していきます。葉は大きなハート型で色ははっきりとしたグリーン、つるを伸ばして周囲に絡みつきながら生長し、株元に近づくにつれて木質化します。イエライシャンは熱帯アジア原産の花木で、日本の屋外での越冬は難しいとされており、多くは温室で育てられています。

イエライシャンは、香りの良い花を咲かせることで有名な花。イエライシャンの香りは特に夜に強くなり、官能的とも評されるほど甘く濃厚です。数個の花を置いておくだけで、部屋中が甘い香りでいっぱいになるほどです。中国ではこの花から精油を抽出するほか、食用にするそうです。また、イエライシャンという名前は中国語の「夜来香(イエライシャン)」に由来し、夜になると香りが強くなることが理由です。

イエライシャンの学名の Telosma は、ギリシャ語の「遠い」「香り」に由来し、イエライシャンの香りが遠くまで香ることを意味しています。また、cordata はハート型という意味で、葉の形に由来します。

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イエライシャン(夜来香)と呼ばれる花の種類

「イエライシャン(夜来香)」とよばれる植物は3種類あります。本種のイエライシャン(Telosma cordata)、イランイラン(Cananga odorata)、チューベローズ(Polianthes tuberosa)です。これらはすべて夜に香りが強くなることから「イエライシャン(夜来香)」とよばれるようになりました。正式な植物名としてイエライシャンというのは、このキョウチクトウ科テロスマ属のイエライシャン(Telosma cordata)です。

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