香りの良い花45種を花言葉も添えて。ガーデニングやプレゼントにおすすめ

山田智美

山田智美

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香りの良い花を季節ごとに花の特徴や花言葉も併せて45種類紹介します。草花と花木に分けてあるので、探したい花が見つかるかもしれません。ガーデニングやプレゼントの参考にしてください。

目次

香りの良い花|春(3月~5月)12種

ハーデンベルギア

香りの良い花ハーデンベルギア

  • 学名:Hardenbergia Violacea
  • 科名:マメ科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:2月~4月

ハーデンベルギアはまだ寒さの残る早春から枝いっぱいに香りの良い花を咲かせます。紫色の他に白花種があります。

ハーデンベルギア

  • ハーデンベルギアは、オーストラリア原産の常緑つる性植物です。つるは細く丈夫で草丈3mほどにもなります。葉は先の尖った楕円形、もしくは丸みを帯びた三角形ともいえる形で、光沢のある濃い緑です。ハーデンベルギアの花色は紫が有名ですが、白や淡いピンク色もあります。 耐寒性もあり、東京以西では戸外で越冬可能です。寒さが厳しい地域では葉を落とすこともありますが、春にはまた芽吹きます。生長が早いので、フェンスやトレリスに絡ませると目隠しの役割を果たしてくれます。

ハーデンベルギアの花言葉

  • 奇跡的な再会
  • 運命的な出逢い

スミレ

香りの良い花スミレ

  • 学名:Viola mandshurica
  • 科名:スミレ科
  • 分類:多年草
  • 花期:3月~5月

スミレは日本原産の香りの良い花を咲かせる多年草です。甘く優しい香りがします。

スミレ(すみれ・菫)

  • スミレという名前は、スミレ科スミレ属の総称のように使われていますが、本来は「スミレ」と名付けられたViola mandshuricaのことを指します。mandshuricaとは中国を意味する言葉ですが、スミレは日本原産の植物です。日本の風土に馴染みやすく、非常に育てやすい植物です。 スミレの花は形が特徴的で、花の後部が突き出して細長い袋状となっており、ここが蜜を分泌する蜜房となっています。スミレという名前の語源は、その花の横から見た姿が大工が使う墨入れ(墨壺)に形が似ていることから付いたと言われていますが、諸説ありますので定かではありません。 スミレは日本に自生する多年草で、野山や森以外に街中でも見かけられます。典型的な虫媒花で、その花の蜜を求めてやってきた昆虫の体に付着した花粉が、次の花に移動して授粉するという仕組みです。けれど、実際にはこの方法で結実することは少ないと言えます。春の開花期を過ぎた夏から秋、環境がよければ冬でも、閉鎖花と言って蕾の段階で自家受精して結実します。スミレが花を咲かせていないのに、種を作っているのを見かけるのはこのためです。

スミレの花言葉

  • 謙虚
  • 誠実

アケビ

香りの良い花アケビ

  • 学名:Akebia quinata
  • 科名:アケビ科
  • 分類:落葉つる性木本
  • 花期:4月~5月

アケビの花は独特のフォルムと芳香がとても美しい花です。強くありませんが、顔を近づけるとお菓子のような甘い香りを楽しめます。

アケビ(木通)

  • アケビは日本の山野に自生する落葉ツル性木本です。花がとてもかわいらしく、葉の色も明るく美しいことから、最近はツル植物として庭の植栽としても用いられるようになっています。 花は雄花と雌花で分かれて咲き、花の色は紫色や薄紫色、白色などがあります。三枚の花びらは実は萼片で、半透明で厚みがあり、蝋細工のような光沢があります。近づくと、ほんのりと芳香がするのも特徴です。 雄花と雌花の見分け方は、3枚の花びらの中心部が球状に包まるようについていれば雄花であり、花自体が大きく、中心部が放射状に広がっているのであれば雌花になります。 果実は薄紫色や紫色で、10cm程度の瓜の様な形をしており、熟すと果皮が割けて白色のゼリー状の果肉を覗かせます。果肉の中にある無数の黒いものは種です。果肉には甘みがあります。果実が実るまでは、一般的には3年と言われています。この甘い果肉を鳥が食べて、中の小さな種を吐き出すことから、遠くまで子孫を残すことに成功しているといわれています。 アケビは1本では結実しにくいという特徴があり、公園や山野で、花や葉は見かけるのに果実にはお目にかかれないということがよくあります。 アケビの仲間にはミツバアケビ(A. trifoliata)があり、こちらはが少葉が3枚で、雄花がブドウのように縦に連なって咲きます。他にもゴヨウアケビという種類は、アケビとミツバアケビの雑種と言われています。

アケビの花言葉

  • 才能

カロライナジャスミン

香りの良い花カロライナジャスミン

  • 学名:Gelsemium sempervirens
  • 科名:ゲルセミウム科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:4月~6月

カロライナジャスミンは春に明るい黄色の花を咲かせるつる植物。辺りいっぱいに甘い香りを漂わせます。

カロライナジャスミン

  • カロライナジャスミンは、北アメリカ南部から中央アメリカに分布する常緑のつる性植物で、細いつるでからみつきながら6mほどに伸びます。ろうと型の香りのよい濃黄色の花を株全体が覆われるほどたくさんつけ、次々と長期間咲かせます。日当たりの良いフェンスなどに向き、庭に植えて大きく伸ばすと株いっぱいに花をつけ見ごたえがあります。鉢植えのカロライナジャスミンは支柱を立てて育てます。耐寒性が強くマイナス10度まで耐えますが寒い地方では落葉します。葉は光沢のある濃い緑色で、気温が下がると赤褐色に紅葉します。カロライナジャスミンは、ジャスミンと名前がつきますが全草に毒があるのでハーブとしての利用はできません。

カロライナジャスミンの花言葉

  • 甘いささやき
  • 素直

ハゴロモジャスミン

香りの良い花ハゴロモジャスミン

  • 学名:Jasminum polyanthum
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:4月~5月

ハゴロモジャスミンはつぼみはピンク、開くと白い花を咲かせるつる植物です。枝いっぱいに香りの良い花を咲かせます。

ハゴロモジャスミン

  • ハゴロモジャスミンは、モクセイ科ソケイ属の半常緑性つる植物です。花の外側はピンク、内側は白のコントラストが美しく、強い芳香を持ちます。葉を楽しむ斑入りのハゴロモジャスミンも流通しています。薄黄色の斑が入った葉が美しい観賞用のハゴロモジャスミンです。 ハゴロモジャスミンの他にもジャスミンと呼ばれる花は何種類もあります。ジャスミンティーに使用されているのは、マツリカ( Jasminum sambac) という別な植物です。 ハゴロモジャスミンは半常緑性なので、冬には多少葉を落としますが緑豊かな姿で越冬します。関東以西ではハゴロモジャスミンの半常緑である特性を活かして、フェンスやトレリスに絡ませる等、目隠しに用いることができます。鉢植えのハゴロモジャスミンは支柱を立てあんどん仕立てにしたり、そのまま近くのトレリスなどに絡ませても楽しめます。 ハゴロモジャスミンは秋には翌年の花芽を付け始めます。剪定は開花後から遅くても夏の終わりくらいまでに済ませましょう。

ハゴロモジャスミンの花言葉

  • 優美
  • 喜び
  • 愛らしさ

スイカズラ

香りの良い花スイカズラ

  • 学名:Lonicera japonica
  • 科名:スイカズラ科
  • 分類:半常緑つる性木本
  • 花期:4月~5月

スイカズラは別名ハニーサックルとも呼ばれる香りの良いつる植物です。その香りは香料の原料にもなっています。日本原産ですが海外で人気となり園芸種もたくさん作出されています。

スイカズラ(ハニーサックル)

  • スイカズラ(ハニーサックル)は英名をHoneysuckle(ハニーサックル)とも言い、春に香りの良い花を咲かせる半落葉性つる植物です。 スイカズラ(ハニーサックル)の花は、咲き始めは白、次第に黄色と変化します。色が変化するので1本の株に白花と黄花が咲いているようにみえることから、「金銀花」という別名を持ちます。また、冬も緑の葉を絶やさないので「忍冬(ニントウ)」という別名もあります。 スイカズラ(ハニーサックル)は花の蜜を吸うと甘いことから「吸葛(すいかずら)」という名前が付きました。花の形が特徴的で、上下に大きく分かれた花びらの真ん中から雌しべと雄しべが飛び出すように付いています。日本原産の植物ですがヨーロッパで品種改良され、香りの良さから人気が出た植物です。非常に繁殖力が強いため、一部の国では害草として指定されています。 丸みを帯びた卵型の葉が茎に対し二枚両側に付き、葉の付け根から花が咲きます。花後2つの小さな実が付きます。夏の間は濃いグリーンをしていて、熟すと光沢のある黒に変化します。

スイカズラ花言葉

  • 愛の絆
  • 友愛

スズラン

香りの良い花スズラン

  • 学名:Convallaria majalis
  • 科名:キジカクシ科
  • 分類:多年草
  • 花期:4月~5月

スズランは真白な釣り鐘型の花を咲かせる球根植物。何かほっと気持ちが落ち着くような優しい香りがします。5月1日にスズランの花をプレゼントすると、贈った人も受け取った人も幸せになれると言われています。

スズラン(鈴蘭・すずらん)

  • スズラン(鈴蘭・すずらん)は春に開花する多年草です。漢字で書くと「鈴蘭」ですが蘭の属性ではありません。自生するものでは、中部地方より北側の涼しい高原などに生えています。葉は緑色で幅5cm前後のものが2,3枚生えてきます。葉の間から真直ぐに花茎が伸びてきます。葉の長さは10cmほどですが、花茎はそれよりも長く生長します。そして、花茎から10個ほどの花を咲かせます。スズラン(鈴蘭・すずらん)というその名前の通り鈴のようなフォルムの花を下向きに咲かせます。スズラン(鈴蘭・すずらん)の花は真っ白で直径は1cmに見たない程小ぶりです。可憐で素朴なその姿が多くの人に愛されています。

スズランの花言葉

  • 再び幸せが訪れる
  • 純粋

ナヨクサフジ

香りの良い花ナヨクサフジ

  • 学名:Vicia villosa
  • 科名:マメ科
  • 分類:一年草
  • 花期:4月~6月

ナヨクサフジは春に開花するマメ科の一年草。淡い紫色の花が群生している辺りにはふわりと甘い香りが漂っています。

ナヨクサフジ花言葉

  • 無自覚な美しさ

シャクヤク(ピオニー)

芍薬

  • 学名:Paeonia lactiflora
  • 科名:ボタン
  • 分類:多年草
  • 花期:4月~6月

シャクヤクは幾重にも花びらを重ねた、たっぷりとしたフォルムが美しい花です。シャクヤクの花には甘く女性らしい香りがあります。春から初夏にかけて切り花も多く流通しています。

芍薬(シャクヤク)

  • 芍薬(シャクヤク)はアジア原産のボタン科の多年草。春になると地面から新芽を出し、伸びた茎から大きな花を咲かせるのが特徴です。 芍薬(シャクヤク)は中国北部、シベリア南東部、朝鮮半島などに自生し、中国では古くから栽培されてました。薬用植物としても知られ、花から根まで余すことなく使用され、江戸時代からは「茶花」として観賞用としても親しまれてきました。その後、改良され、現在では数多くの品種が作られ、初夏の切り花としても人気の高い植物です。 花を見ただけでは見分けがつかない、よく似た花を咲かせる牡丹(ボタン)とは全く違う植物です。牡丹(ボタン)は落葉低木で「木」、芍薬(シャクヤク)は「草」として分類されます。 最近では、芍薬(シャクヤク)と牡丹(ボタン)を掛け合わせたハイブリッドシャクヤクも登場し、以前はなかった黄色の芍薬(シャクヤク)も流通しています。

シャクヤクの花言葉

  • はじらい
  • 慎ましさ

ラベンダー

香りの良い花ラベンダー

  • 学名:Lavandula
  • 科名:シソ科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:5月~7月

ラベンダーは香りが良いことで有名なハーブです。ラベンダーにはいくつか種類がありますが、香りを楽しみたいのであればイングリッシュラベンダーがおすすめです。

ラベンダー

  • ラベンダーは地中海沿岸原産の常緑低木。ハーブの女王とも呼ばれ、癒しのフローラル系の香りが人気のハーブです。ヨーロッパでは古くから栽培され、お風呂や衣類の香りづけなど日常の暮らしの中で利用されてきました。花の色は薄紫や濃い紫、白があり、葉には芳香があります。ハーブとして蒸留して得られたオイルは香水などの成分となり、花を乾燥させたものはポプリやハーブティーとして利用できます。 ラベンダーの語源は、lavareという「洗う」を意味するラテン語だと言われています。その精油はリラックスや精神安定にも使われており、とても人気があります。「万能の精油」ともいわれ、アロマテラピーでもっとも広く利用される精油です。ラベンダーにはイングリッシュラベンダーやフレンチラベンダーなど種類がたくさんあり、種類ごとに精油が作られているため、ラベンダーと名のつく精油はたくさんあります。 ラベンダーは地中海沿岸が原産地のため、高温多湿を嫌う性質です。風通し良く、蒸れないように世話をすれば次第に大株になり、良い香りのする花を毎年咲かせて楽しませてくれます。

ラベンダーの花言葉

  • 沈黙
  • 清潔

リューココリーネ

香りの良い花リューココリーネ

  • 学名:Leucocoryne
  • 科名:ヒガンバナ
  • 分類:多年草
  • 花期:5月~6月

リューココリーネはうっとりするほど甘い香りのする花です。切り花は冬から春にかけて流通しています。花束やアレンジメントに入れると香りの良いギフトになります。

リューココリーネの花言葉

  • 温かい心
  • 信じる心

テイカカズラ

香りの良い花テイカカズラ

  • 学名:Trachelospermum asiaticum
  • 科名:キョウチクトウ科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:5月~6月

テイカカズラは春の終わりから初夏にかけて香りの良い花を咲かせるつる植物。甘い香りが気になり、周囲を見回すとテイカカズラが咲いているようなことがあります。

テイカカズラ(定家葛)

  • テイカカズラは、日本原産のつる性常緑低木です。テイカカズラの名前は、能楽「定家」が由来とされています。式子内親王と藤原定家の悲恋の物語です。式子内親王へ恋焦がれた藤原定家は彼女の死後、テイカカズラとなってその墓にまとわりつき墓石を覆ってしまったと言われています。 テイカカズラは初夏、5~6月頃、直径2cm程度の芳香のある花をたわわに咲かせます。全体がクリーム色で中心に近づくにつれて黄色が強くなる花は、プルメリアを小ぶりにしたようで南国を思わせる雰囲気があります。 葉は光沢のある明るいグリーンで、茎の途中からも気根を出して塀や他の樹木に張り付くように伸びていきます。仲間にハツユキカズラという、葉を観賞する目的で作られた園芸種もあります。 キョウチクトウ科は有毒物質を含むと言われていますので、口に入れることの無いように注意してください。また樹液で肌がかぶれることもあるので、触れるときは気を付けるようにしましょう。

テイカカズラの花言葉

  • 依存
  • 優雅
  • 優美な女性
  • 爽やかな笑顔

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香りの良い花|夏(6月~8月)5種

カサブランカ

香りの良い花カサブランカ

  • 学名:Lilium Casa Blanca
  • 科名:ユリ科
  • 分類:多年草
  • 花期:6月~8月

カサブランカは濃密な香りが魅力の大輪のユリです。切り花でも鉢植えでも人気があります。その香りの良さと優美さからブライダルにも使用されます。

カサブランカ

  • カサブランカは草丈1m~2mの耐寒性球根植物です。ジャパニーズハイブリッドとも呼ばれ、明治時代に日本から輸出されたタモトユリを1970年代にオランダで改良された栽培品種です。その真っ白で優美な姿と特徴のある香りは、世界的にもブームになるほどの人気の植物となりました。その特徴は、うつむきかげんに大きな花を咲かせ、花の内側に小さなつぶつぶがあり、花粉は大きくオレンジ色をしています。花粉は手や衣服などにつきます。香りに強い芳香があり、葉は艶がある濃い緑色をしていて、長さは15㎝程のボート型をしています。カサブランカは日本だけではなく、海外でも冠婚葬祭などにもよく利用されている人気が高い植物です。

カサブランカの花言葉

  • 高貴
  • 純粋

ユリ

香りの良い花ユリ

  • 学名:Lilium
  • 科名:ユリ科
  • 分類:多年草
  • 花期:6月~8月

ユリはヤマユリやテッポウユリ、オニユリなど多くの種類が存在する花。香りの良い花を咲かせるものが多く、切り花でも鉢植えでも流通しています。

百合(ユリ)

  • 百合(ユリ)は、主に初夏から夏にかけて香りの良い花を咲かせる球根植物です。ユリは非常に種類が多い上に園芸品種もたくさん作られています。ヤマユリのような大輪咲きからオトメユリのような小ぶりな花まであります。 テッポウユリやヤマユリなどは、日本の山野でも見かけることができます。香りが良く、花の形状も美しいので、世界中で人気です。特に白ユリは「聖母マリアの花」とされており、神聖な花とみなされています。

ユリの花言葉

  • 純粋
  • 無垢

蓮(ハス

香りの良い花蓮(ハス)

  • 学名:Nelumbo nucifera
  • 科名:ハス
  • 分類:水生植物
  • 花期:7月~8月

蓮は多くの信仰で浄化や清らかさの象徴とされてきた花です。夏にピンクや白の大きな花を咲かせます。蓮の花にははっとするほど甘く上品な香りがあります。

蓮(ハス)

  • 蓮(ハス)は東南アジア原産の草本性水生植物です。観賞用にも食用にもなるため世界中で育成されています。 蓮(ハス)は早朝に開花し、昼には閉じる花が美しく、世界中で愛されている花です。特に仏教では、泥の中から出てきて美しい花を咲かせるところから汚れのない花とされています。その他の宗教でも象徴的な意味合いを持つ花として愛されています。 蓮(ハス)の葉は円形または楕円形で薄く、長い葉柄をもち水面上1.5m以上になります。光沢は無く水を弾く特性があります。蓮(ハス)は、葉よりさらに上まで花茎を伸ばして咲きます。花色は桃色、白、黄色などがあります。チャワンバスと呼ばれる小型種は鉢栽培で親しまれています。 蓮(ハス)の根茎は日本人にも馴染みの深い蓮根(レンコン)です。日本では蓮(ハス)の食用部分と言えば主に蓮根(レンコン)ですが、他国では葉から茎まで食用とされます。蓮(ハス)の花の雄しべを緑茶と合わせた蓮茶も有名です。 日本で有名な蓮(ハス)の一つに大賀蓮(ハス)があります。大賀蓮(ハス)は2000年以上前に土の中に落ちた種を大賀一郎博士が発芽させたものです。2000年もの長い間発芽しなかった理由は蓮(ハス)のタネの外皮が非常に厚く、自然に発芽することがあまりないからと言われています。

蓮(ハス)の花言葉

  • 清らかな心
  • 神聖

ソケイ

香りの良い花ソケイ

  • 学名:Jasminum grandiflorum
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:8月~10月

ソケイはジャスミンと同じモクセイ科のつる植物。夏に爽やかな甘さの香りの白い花を咲かせます。鉢植えで流通しています。

ソケイの花言葉

  • 愛らしさ
  • 可憐

マダガスカルジャスミン

香りの良い花マダガスカルジャスミン

  • 学名:Stephanotis floribunda
  • 科名:ガガイモ科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:4月~9月

マダガスカルジャスミンは白く香りの良い花を咲かせるつる植物。熱帯の花なので、室内や温室のような暖かい環境を好みます。ブライダルブーケにも好まれます。

マダガスカルジャスミン

  • マダガスカル地方原産地の熱帯植物です。成長期は春と夏。マダガスカルジャスミンは常緑性低木なのでほぼ一年中葉が覆い茂り花が咲かない期間でも楽しむことが出来ます。また、つる性植物なので、上へ上へと壁などを伝いつるが成長していきます。つるが伸び、葉が常に茂っているので緑のカーテンとしてもしばしば使用されることがあります。春から夏ごろに掛けて花が咲きます。花は小ぶりで色は真っ白。純白と言える澄んだ色をしています。花びらが5枚ついており、直径は3cmから5cmに満たないほどです。通常一つの茎の先端から別れて、5つ前後同じ個所に花を咲かせます。  

マダガスカルジャスミンの花言葉

  • 二人で遠くへ旅を
  • 清らかな祈り

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香りの良い花|秋(9月~11月)2種

葛(クズ)

香りの良い花葛(クズ)

  • 学名:Pueraria lobata
  • 科名:マメ科
  • 分類:多年草
  • 花期:7月~9月

葛は夏から秋にかけて花を咲かせる多年草。山野に自生し、赤紫色の藤を逆さにしたような花を咲かせます。葛の花にはグレープジュースのような芳香があります。

葛(クズ)の花言葉

  • 芯の強さ
  • 快活

フジバカマ

香りの良い花フジバカマ

  • 学名:Eupatorium japonicum,Eupatorium fortunei
  • 科名:キク科
  • 分類:多年草
  • 花期:8月~10月

フジバカマは秋の七草に数えられますが、夏から秋にかけて開花します。花は和菓子のような控え目な香りがします。

フジバカマの花言葉

  • 躊躇
  • ためらい
  • 遅れ
  • あの日を思い出す

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香りの良い花|冬~早春(12月~2月)4種

水仙(スイセン)

香りの良い花水仙(スイセン)

  • 学名:Narcissus
  • 科名・属名:ヒガンバナ科スイセン属
  • 分類:多年草
  • 花期:11月~4月

早咲きの水仙は11月の終わりごろから咲き始め、他の品種も含めて春まで咲き続けます。水仙の花には芳香があり、品種によって香りが違うのも魅力です。

水仙(スイセン)

  • 水仙(スイセン)は、早春に花を咲かせる春を告げる球根植物のひとつです。白と黄色以外にピンクや緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。水仙(スイセン)の園芸品種の数は数万品種もあり、とても種類が豊富です。品種によって一本の茎から一本の花が咲く種もあれば、日本水仙のような房咲き種もあります。最近では八重咲種など、新品種の水仙(スイセン)が毎年のように登場します。水仙(スイセン)は、主に冬咲きと春咲きの品種が多いですが、中には秋に咲く品種もあります。 水仙(スイセン)は、数年間は植えっぱなしで管理でき、環境が合えば球根が年々増えていくのでガーデニング初心者にはおすすめの球根の花です。球根をまとめて植え付けておくと、年々分球し、とても見事な空間となります。日本全国には、たくさんの水仙(スイセン)の群生スポットが存在します。

水仙(スイセン)の花言葉

  • 自己愛
  • 神秘

ストック

香りの良い花ストック

  • 学名:Matthiola incana
  • 科名:アブラナ科
  • 分類:一年草
  • 花期:11月~4月

あまり知られていませんが、ストックには芳香があります。冬の花壇や切り花で優しい香りを楽しんでみてください。

ストック

  • ストックは草丈が20~80cmほどで、優しい香りのする春の花です。開花期が長く、香りも同じように長く続きます。本来は多年草ですが日本では夏の暑さに弱いため、一年草として扱われています。比較的手間がかからず、ガーデニング初心者にも育てやすい一年草です。 ストックの花は、一重咲きから八重咲きまであります。さらに、枝分かれせずに咲くタイプと、スプレー咲きと言われる枝分かれした咲き方のものまで、バリエーションが豊富です。花色も豊富で、すっとした直線的な花茎に穂状にたくさんの花が咲くので豪華な雰囲気です。ストックの花は、春の代表的な切り花としても流通しています。

ストックの花言葉

  • 愛の絆
  • 豊かな愛

ヒヤシンス

香りの良い花ヒヤシンス

  • 学名:Hyacinthus orientalis
  • 科名:ユリ科
  • 分類:多年草
  • 花期:3月~4月

ヒヤシンスは香りの良い春の球根植物。冬から早春にかけて切り花でも鉢植えでも楽しめます。

ヒヤシンス

  • ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物です。ヒヤシンスは小さな花を花茎に連なるように咲かせます。ヒヤシンスにはダッチ系とローマン系があり、ダッチ系は花数も多く豪華です。私たちが日頃見ているヒヤシンスの多くはダッチ系ヒヤシンスです。ヒヤシンスの一番の魅力は、花色のバリエーションの豊富さと強く甘い香りでしょう。 ヒヤシンスは庭植えや鉢植えなど土壌で育てることも、土を使わずに水耕栽培(水栽培)でも育てる事も出来ます。球根は通常、一球から一つの花を咲かせますが、最近は品種改良が進み一球から数本の花芽を出し咲かせる品種もあります。球根の表皮は花色によって違い、表皮の色でおおよその花の色が分かります。 庭植えのヒヤシンスは数年植えっぱなしでも花を咲かせます。但し、球根に蓄えられている養分が減って行くにつれて花も小さくなっていきます。毎年ヒヤシンスの花を楽しみたければ、花後、葉を残して花茎を付け根から切り戻します。その後緩効性肥料を与え、残った葉が茶色く枯れたようになるまで光合成をさせます。こうすることで球根に養分が蓄えられ、翌年も花を楽しめるようになります。葉が茶色くなった頃に球根を掘り上げて次の秋の植え付けまで休ませることで、球根を良い状態で保存しておけます。

ヒヤシンスの花言葉

  • スポーツ
  • ゲーム

ムスカリ

香りの良い花ムスカリ

  • 学名:Muscari
  • 科名:キジカクシ科
  • 分類:多年草
  • 花期:3月~5月

ムスカリはブドウのような花を咲かせる春の球根植物です。小さな花ですが、顔を近づけると爽やかな芳香を楽しめます。

ムスカリ

  • ムスカリは草丈15cmくらいでブドウのような花を咲かせる、春の球根植物です。ムスカリはとても耐寒性の強い花で、球根は植えっぱなしでも自然分球で増え、毎年花が咲きます。 小さな花ながら花壇に群生させて一斉に咲きそろった光景は見事です。 ムスカリはチューリップなどの同じ時期に咲く球根花との色のコントラストも美しく、チューリップの脇役として使われます。全国のチューリップの名所ではムスカリと一緒に植栽されている光景を見ることができます。 ムスカリは一度植えると、数年は植えっぱなしでも大丈夫なので、管理が楽な球根花です。花壇や木の株元、寄せ植など、様々な場所に植え付けることができます。

ムスカリの花言葉

  • 通じ合う心
  • 明るい未来

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香りの良い花木|春(3月~5月)9種

アセビ

香りの良い花アセビ

  • 学名:Pieris japonica
  • 科名:ツツジ科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:2月~4月

アセビは早春に小さな粒を連ねたような花を咲かせる低木です。アセビの花には優しい芳香があります。

アセビ(馬酔木)

  • アセビ(馬酔木)は日本各地に自生するツツジ科の常緑低木です。庭木としても人気があり、個人の庭から公園、街路樹として広く利用されています。初春、沈丁花が咲く頃に白く小さな壺状の花をカンザシのように、房状に咲かせます。白花の他に赤花種もあります。顔を近づけるとほのかに芳香があるのも特徴です。光沢のある明るいグリーンの葉を手のひらを広げたように放射状に付けます。 街中で見かけるアセビ(馬酔木)はきちんと刈り込まれ、樹形が整えられていますが、山野では大きく生長し枝が暴れたようになっている姿も見かけます。 漢字の「馬酔木」は文字通り、馬がこの木を食べると酔ったようになってしまったことから当てられた漢字です。アセビ(馬酔木)には毒性があると言われているので、口に入れることのないように気を付けてください。

アセビの花言葉

  • 危険
  • 清純な心

マグノリア

香りの良い花マグノリア

  • 学名:Magnolia
  • 科名:マグノリア(モクレン)科
  • 分類:常緑または落葉の高木、低木
  • 花期:3月~6月

マグノリアとはモクレン科の総称。マグノリアの仲間は品種により香りに違いはありますが、総じて香りの良い花を咲かせます。モクレンやコブシ、カラタネオガタマなどがマグノリアです。

マグノリアの花言葉

  • 自然への愛
  • 持続性
  • 華麗
  • 壮大

ミモザ

香りの良い花ミモザ

  • 学名:Acacia
  • 科名:マメ科
  • 分類:常緑高木
  • 花期:3月~4月

ミモザは黄色のふわふわとした花を咲かせるアカシアの仲間の総称です。優しい香りの花を咲かせます。ヨーロッパでは3/8の国際女性デーには女性にミモザの花を贈る習慣があります。

ミモザ(アカシア)

  • 「ミモザ」はギンヨウアカシアやフサアカシアなど、黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の総称です。シルバーリーフと呼ばれる銀色がかったグリーンの葉が特徴的な半落葉~常緑高木です。本来の「ミモザ(mimosa)」はオジギソウの学名ですが、黄色の房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として使われています。 ミモザ(アカシア)は庭木としても人気です。銀色がかったグリーンの葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しい樹木です。ただしミモザ(アカシア)は庭植えにすると非常に大きくなるので、植える場所を考える他に毎年の剪定が必要になります。 3/8は国際女性デーといって、女性の政治的自由と平等を訴える日として国連が制定しています。この日はイタリアでは「女性の日」とされ、女性への日頃の感謝を込めて、男性から女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣があります。日本でも「ミモザ(アカシア)の日」とされ、女性へミモザ(アカシア)の花を贈る習慣が定着しつつあります。

ミモザの花言葉

  • 優雅
  • 友情

藤(フジ

香りの良い花藤(フジ)

  • 学名:Wisteria floribunda(ノダフジ),Wisteria brachybotrys(ヤマフジ)
  • 科名:マメ科
  • 分類:落葉つる性木本
  • 花期:4月~5月

日本原産で世界中で愛されている藤。たわわに花を咲かせる姿は他の何にも例えられない美しさです。藤の花には甘い香りがあります。

フジ(藤)

  • フジ(藤)はマメ科の落葉性のつる植物です。春になると薄紫や白の花を咲かせます。庭園や公園で目にする藤棚のイメージが強く、自宅での育て方は難しいように言われていますが、実は鉢植えでも楽しめます。根の生長が制限されることから、むしろ鉢植えの方が花付きがよくなるほどです。 フジ(藤)には大きく分けて2種類あり、ノダフジ(野田藤) Wisteria floribunda はつるが右巻き、ヤマフジ(山藤)Wisteria brachybotrysは左巻きという特徴があります。 「ノダフジ(野田藤)」の由来となった大阪市福島区の野田はフジ(藤)の名所として有名。毎年4月には「のだふじめぐり(ふじ祭り)」が開催されます。樹齢1200年を越え、天然記念物に指定されている埼玉県春日部市の「牛島の藤」もよく知られています。

藤(フジ)の花言葉

  • 優しさ
  • 歓迎

バラ

香りの良い花バラ

  • 学名:Rosa
  • 科名:バラ
  • 分類:落葉低木
  • 花期:4月~5月、9月~10月

花の女王と言われるバラ。香りの良い品種が多いのも特徴です。特に原種系のバラやオールドローズの仲間はうっとりするほどの芳香があります。

バラ(ブッシュ・ローズ)

  • バラはその豪華な美しさと芳香で花の女王ともいわれ、紀元前の昔から人々を魅了してきました。愛と美の象徴ともいわれ神話や宗教、芸術や文学にも数多く登場し、いつの時代にも文化の中心に咲き続けています。バラ科・バラ属の落葉性の低木・花木で、その多くは葉や茎にトゲを持ちます。樹形からブッシュローズ(木立ち性)、シュラブローズ(半つる性)、クライミング・ローズ(つる性、つるバラ)の3タイプに分けられています。ブッシュローズは株立ち性の枝幹がまっすぐ伸びて花が上向きに咲くタイプで、「ハイブリットティー」「フロリパンダ」「ミニュチュア」「パティオ」「ポリアンサ」が含まれます。

バラの花言葉

ライラック

香りの良い花ライラック

  • 学名:Syringa vulgaris
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:落葉低木
  • 花期:4~6月

ライラックはリラとも呼ばれる香りの良い花を咲かせる花木です。切り花でも鉢植えでも人気です。切り花は早春から流通します。

ライラック

  • ライラックは4月~6月に開花する落葉小高木で、葉はハート形、花は円錐形に小花が房咲きになります。ライラックの花は、紫色、薄紫色、ピンク色、白色などの一重や八重の花をつけます。香りがよいので、世界中で愛されている花木です。 ライラックはフランス語でリラ、和名は紫丁香花(ムラサキハシドイ)といい、ハシドイは日本に自生する近縁種の落葉小高木のことです。ライラックは冷涼な気候を好み、特に夏の夜温が下がるところを好みます。日本では東北北部や北海道、本州の高原地帯が適地といえます。ライラックは風通しがよく、湿気の少ない環境を好みます。暖地に植える場合は西日が当たらない日当たりのよい場所を選んで植えましょう。 ライラックの属名のSyringa(シリンガ)はギリシア語で笛やパイプを意味するsyrinxに由来し、枝の髄の部分をくりぬいて管にし笛をつくって古代ギリシャでは羊飼いたちがライラックの笛を吹いていたそうです。トルコではこれをパイプにしていたそうです。

ライラックの花言葉

  • 思い出
  • 友情

レモン

香りの良い花レモン

  • 学名:Citrus limon
  • 科名:ミカン科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:4月~7月

レモンは春に香りの良い花を咲かせ、冬には酸味と香りのある果実を実らせる果樹です。

レモン(檸檬)

  • レモン(檸檬)は、ミカン科ミカン属の常緑低木です。レモン(檸檬)の木は樹高があまり高くならないので、ベランダでも育てやすい果実の一つです。春から初夏には芳香のある白い可愛らしい花を咲かせます。果実は卵型で酸味があります。果皮にも香りがあります。レモン(檸檬)の果実はグリーンから熟すと明るい黄色に変化します。 病害虫も比較的つきにくいため家庭でも育てやすいです。温暖な気候でよく育ちますが、柑橘類の中では耐寒性は弱い為、鉢植えでの管理のほうが育てやすい場合もあります。 レモン(檸檬)の果実はビタミン、カルシウム、カリウムなど栄養も豊富です。レモン(檸檬)の果実はフレッシュの状態で料理やお茶、お酒などの香り付けとして多く利用されています。さらにレモン(檸檬)は生食の他、ジュースやお酒、コンフィチュール、ドライフルーツとしても楽しめます。レモン(檸檬)の果皮も乾燥させてレモンピールとして焼き菓子やチョコレート等のお菓子に利用されます。

レモンの花言葉

レモンの花言葉

  • 香気
  • 心から誰かを恋しく想う

モッコウバラ

香りの良い花モッコウバラ

  • 学名:Rosa banksiae
  • 科名:バラ
  • 分類:半常緑つる性木本
  • 花期:4月~5月

モッコウバラは春にカスタードクリームのような明るい黄色の花を咲かせる原種系のバラです。モッコウバラには優しい芳香があります。

モッコウバラ

  • モッコウバラは中国原産の常緑低木、一季咲きのつるバラです。モッコウバラは非常に強健で、病害虫の被害の少ない育てやすいバラです。 モッコウバラの開花期は4~5月です。花色は白かカスタードクリームのような淡い黄色で、咲き方には一重と八重咲きがあります。直径2~3cm程度の小ぶりな花を、枝の先に5~10輪くらい房のようにたわわに咲かせます。春に枝先が花の重みで弓なりにたわんで開花している姿は美しく、道行く人の目を捉えます。 モッコウバラは強健であると同時に生育も旺盛で、10mくらいにまで生長します。花が終わったら早めに剪定を行い樹形を整えることと、適宜誘引を行い枝が暴れないように管理する必要があります。

モッコウバラの花言葉

  • 純潔
  • 初恋
  • 素朴な美
  • あなたにふさわしい人
  • 幼いころの幸せな時間

シルバープリベット(シルバープリペット)

香りの良い花シルバープリベット

  • 学名:Ligustrum sinense ‘Variegatum’
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:5月~6月

シルバープリベットは白い綿菓子のような花を咲かせます。花には甘い香りがあり、蝶や蜂が集まります。

シルバープリペット(シルバープリベット)

  • シルバープリペット(シルバープリベット)は、斑入りの葉が美しい、モクセイ科の常緑から半落葉低木です。一般的に「シルバープリペット」の名前で流通していますが、本来は「シルバープリベット」が正しい発音です。斑入りの小さな葉と、華奢な枝を放射状に広げる樹形が人気で、庭木や植え込みに多用されています。斑の色は白というよりクリーム色に近く、グリーンの部分も色が淡いので、周囲の景色と馴染みやすい樹木です。春から初夏には白い香りのいい小花を咲かせます。 非常に生育旺盛で生長が早く、放っておくと3mくらいにまで生長します。シルバープリペット(シルバープリベット)をあまり大きくしたくなければ、適宜剪定をしましょう。花後に剪定をせずに放っておくと結実することもあります。黒く小さな実を、ブドウのように枝の先にたわわに実らせます。

シルバープリベット(シルバープリペット)の花言葉

  • くつろぎ

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香りの良い花木|夏(6月~8月)8種

クチナシ

香りの良い花クチナシ

  • 学名:Gardenia jasminoide
  • 科名:アカネ科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:6月~7月

クチナシは真白な花を咲かせる花木。初夏に濃密な甘い香りで人を魅了します。クチナシの香りは香料の原料としても人気です。

クチナシ

  • クチナシは常緑低木で、葉は光沢のある長い楕円で濃緑色で葉脈がはっきりとしています。クチナシはの花は6月~7月に白色の花を咲かせます。花弁はフェルトのような優しい風合いをしています。香りが特徴的で甘い香りを周囲に漂わせます。 花の形は八重咲と一重咲きがあり、一重咲きの品種は秋になると橙色の実をつけ、熟しても口を開かない事から「クチナシ」の名が付いたと言われています。 お庭に植えられる方も多いクチナシですがだいたい1m~2mにほどになります。枝が詰まって葉が育つ為、垣根としてに好まれます。また、『山吹の 花色衣 主や誰 問へど答へず くちなしにして(秋が過ぎ、冬が来ても一向に口を開けない)』という歌が由来の原点ともいわれています。

クチナシの花言葉

  • とても幸せ
  • 優雅

タイサンボク

香りの良い花タイサンボク

  • 学名:Magnolia grandiflora
  • 科名:モクレン科
  • 分類:常緑高木
  • 花期:6月~7月

タイサンボクは大きな木の上の方に、大きな白い花を咲かせるモクレンの仲間です。あまりに上の方に花を咲かせるので香りを楽しむ機会は少ないかもしれませんが、甘く爽やかな香りです。

泰山木(タイサンボク)

  • 泰山木(タイサンボク)は、樹高が20mにもなるモクレン科の常緑高木です。初夏に白く大きな花を咲かせますが、上の方の枝に花が付くので、下から見上げても気付かないことが多いくらいです。花は直径20cm以上はある大きな花で芳香があります。 香水の原料や化粧品の香料として「マグノリア」と言われる場合は泰山木(タイサンボク)のことを指します。マグノリアとは、モクレン( Magnoliaceae)科モクレン( Magnolia)属の植物の総称です。モクレンやコブシ、泰山木(タイサンボク)、オオヤマレンゲなど全て含まれます。泰山木(タイサンボク)は中でも香りが良い為、香料とし利用されます。 泰山木(タイサンボク)は葉の表面がツルツルとしていて光沢があるのが特徴です。反面葉の裏側は茶色く、少し毛羽立ったような手触りが特徴です。クリスマス時期になると出回るマグノリアのリースやマグノリアボールなどは、この泰山木(タイサンボク)の葉を使って作られています。

タイサンボクの花言葉

  • 前途洋々
  • 威厳

セイヨウニンジンボク

香りの良い花セイヨウニンジンボク

  • 学名:Vitex agnuscastus
  • 科名:シソ科
  • 分類:落葉低木
  • 花期:7月~9月

セイヨウニンジンボクは淡い紫色の花を咲かせるシソ科の落葉低木です。夏に甘い香りの花を咲かせます。セイヨウニンジンボクの果実はチェストベリーというハーブとして有名です。

セイヨウニンジンボク

  • セイヨウニンジンボクは夏期に薄紫色の花を咲かせる、シソ科の落葉低木です。2~3mまで生長し、横に枝を広げて大きくなります。庭の花が少なくなる夏に涼し気な薄紫色の花を咲かせてくれる可愛らしい庭木です。 セイヨウニンジンボクの花には淡い芳香があり、株元の草むしりをしていると香りが漂ってきます。丈夫な上に花期が長く、晩夏まで咲き続けてくれるのも魅力です。  

セイヨウニンジンボクの花言葉

  • 才能
  • 純愛
  • 思慕

イエライシャン

香りの良い花イエライシャン

  • 学名:Telosma cordata
  • 科名:キョウチクトウ科
  • 分類:常緑つる性木本
  • 花期:7月~10月

イエライシャンは漢字では夜来香。夜に強く香るからだと言われていますが、昼間もとてもいい香りがします。熱帯原産なので、室内か温室で管理します。

イエライシャンの花言葉

  • 気品
  • 誇り

ブッドレア

香りの良い花ブッドレア

  • 学名:Buddleja davidii
  • 科名:ゴマノハグサ科
  • 分類:落葉低木
  • 花期:7月~10月

ブッドレアは夏に香りが良く色鮮やかな花を咲かせる花木です。香りと蜜を求めて蝶が集まることからバタフライブッシュという別名もあります。

ブッドレア

  • ブッドレアは、初夏から秋にかけて小さな花が集まって円錐状の花を咲かせる落葉低木です。香りと蜜に誘われ蝶が集まることから、欧米では「バタフライブッシュ」の名でも呼ばれています。 ブッドレアは、生長すると花穂の長さが30cm以上になることもあるので、庭に植栽するととても見栄えがします。小さな花の集合体なので圧迫感がないのも人気のひとつです。 園芸種として流通しているブッドレアの花の色は、紫色、白、ピンクなどの他、最近では品種改良が進み、複色のもあります。花丈も矮性種が登場しています。 ポット苗で購入しても1年で1mを超えるほど生長のスピードは速く、花がらをこまめに刈り取れば、初夏から秋まで長く開花し、ナチュラルガーデンが流行っている昨今、庭に植え付ける夏の花木として人気があります。

ブッドレアの花言葉

  • 魅力
  • 恋の予感

イランイラン

香りの良い花イランイラン

  • 学名:Cananga odorata
  • 科名:バンレイシ科
  • 分類:常緑高木
  • 花期:4月~10月

イランイランは香りの良い花を咲かせる熱帯の花木です。イランイランの香りは香水の原料としても人気があります。寒さに弱いので室内や温室で管理します。

イランイランの花言葉

  • 誘惑

ヘリオトロープ

香りの良い花ヘリオトロープ

  • 学名:Heliotropium
  • 科名:ムラサキ科
  • 分類:一年草または多年草
  • 花期:4月~10月

ヘリオトロープは白や紫の甘い香りの花を咲かせるハーブ。その香りはバニラに例えられることもあります。主に鉢植えで流通しています。

ヘリオトロープ

  • ヘリオトロープは香りの良いハーブとして知られている、一年草または多年草の植物です。コモンヘリオトロープ(Heliotropium arborescens)は花に甘い香りがあり、香料として使用されています。 ヘリオトロープには園芸種も含め100種類以上はあると言われています。一般的に園芸店などで流通しているヘリオトロープの品種は、花が大きく観賞価値が高いのですが香りはあまりしません。こちらは耐寒性が弱く、冬には枯れてしまいます。 コモンヘリオトロープは香りが強く、冬も暖地では戸外で越冬することもあります。

ヘリオトロープの花言葉

  • 献身的な愛
  • 熱望

エンジェルトランペット

香りの良い花エンジェルトランペット

  • 学名:Brugmansia
  • 科名:ナス
  • 分類:落葉低木
  • 花期:5月~11月

エンジェルトランペットは大きなラッパのような花を枝から下げるように咲く花です。花が咲いている枝の下を通るとふわりと良い香りを楽しめます。

エンジェルトランペットの花言葉

  • 愛敬
  • 愛嬌

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香りの良い花木|秋(9月~11月)2種

ギンモクセイ(銀木犀)

香りの良い花銀木犀(ギンモクセイ)

  • 学名:Osmanthus fragrans var. fragrans
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:常緑高木
  • 花期:9月~10月

ギンモクセイは秋に香りの良い白い花を咲かせる花木です。顔を近づけると確認できるくらいの優しい香りです。

ギンモクセイ(銀木犀)の花言葉

  • 初恋
  • 高潔
  • あなたの気を引く

キンモクセイ(金木犀)

香りの良い花金木犀(キンモクセイ)

  • 学名:Osmanthus fragrans var.aurantiacus
  • 科名:モクセイ科
  • 分類:常緑高木
  • 花期:9月~10月

キンモクセイは花の姿よりも香りが強く記憶に残るくらい、印象的な香りの花です。毎年キンモクセイの開花を楽しみにしている人も少なくありません。

キンモクセイ(金木犀)

  • キンモクセイ(金木犀)はジンチョウゲ、クチナシと並ぶ「三香木」のひとつ。公園樹、生け垣、記念樹や鉢植えなどいろいろなシーンで利用されています。キンモクセイ(金木犀)は芳香剤としてもおなじみの強い香りを放つ花が特長です。遠くまで香りが届くことから古くは「千里香」とも呼ばれていました。キンモクセイ(金木犀)のオレンジ色の小花をいっぱいにつけた姿は、日差しを受けると名前の通り金色に輝いて見え、秋の風物詩となっています。 キンモクセイ(金木犀)は食用にもなり原産地・中国では花を砂糖漬けにしたり、リキュールにしています。鹿児島ではキンモクセイの葉をお茶として楽しまれています。

キンモクセイ(金木犀)花言葉

  • 謙虚
  • 初恋

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香りの良い花木|冬~早春(12月~2月)3種

梅(ウメ)

香りの良い花梅(ウメ)

  • 学名:Prunus mume
  • 科名:バラ
  • 分類:落葉高木
  • 花期:1月~3月

梅は冬から早春に香りの良い花を咲かせる、日本の新春を代表するような花です。切り花でも鉢植えでも流通しています。

梅(ウメ)

  • 梅(ウメ)は、初春のまだ寒い時期に香りのよい花を咲かせる落葉高木です。日本には中国からかなり古い時代に薬用として渡来しました。梅(ウメ)の樹高は10mに達しますが、3~5m程度で管理され、古くから花、香り、果実の3拍子揃った春を告げる落葉花木として全国各地で植栽され広く親しまれています。 梅(ウメ)の枝は広く張り、葉は長さ5~8cm程度で二重鋸歯があります。花は2年枝の細く短い枝に2.5センチ程度の花をつけます。梅(ウメ)は品種によって開花期に違いがあります。性質上、野梅性・緋梅性・豊後性・杏性の4系統に分けられますが園芸上は花を観賞する梅と果実の収穫を目的とする梅に分けられます。 果樹としては各地に産地があり、観賞樹としては庭や公園に春を告げる木として好んで植えられます。また、梅(ウメ)は花もの盆栽の代表格です。

梅(ウメ)の花言葉

  • 不屈の精神
  • 高潔

ロウバイ(蝋梅)

ロウバイ

  • 学名:Chimonanthus praecox
  • 科名・属名:ロウバイ科
  • 分類:落葉低木
  • 花期:1月~2月

ロウバイは早春に明るいクリーム色の花を咲かせる花木です。ロウバイの花には甘く優しい香りがあります。

ロウバイ(蝋梅)の花言葉

  • 慈愛

沈丁花(ジンチョウゲ)

香りの良い花沈丁花(ジンチョウゲ)

  • 学名:Daphne odora
  • 科名:ジンチョウゲ科
  • 分類:常緑低木
  • 花期:2月~3月

沈丁花は早春に辺りいっぱいに爽やかな芳香を漂わせる花木です。丈夫な低木なので生垣や庭木として好まれます。主に鉢植えで流通していますが、たまに切り花にも出会えます。

沈丁花(ジンチョウゲ)

  • 沈丁花(ジンチョウゲ)は香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で、春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子、そして秋の金木犀を合わせて三大香木と称されます。沈丁花(ジンチョウゲ)はジンチョウゲ科の常緑低木で、春先に小さな花が毬のような塊になって枝先に咲きます。花が白い品種を「シロバナジンチョウゲ」、花の外側が淡紅色になっているものを「ウスイロジンチョウゲ」と言います。ちなみに、葉の外側に斑が入っているものを「フクリンジンチョウゲ」と呼びます。 沈丁花(ジンチョウゲ)の特徴と言えば香り高い花。「沈丁花」という名前は、花の香りが沈香(ちんこう)に似ていることと、十字型の花が丁子(クローブ)に似ていることに由来しています。沈丁花(ジンチョウゲ)の原産は中国と言われており、室町時代にはすでに栽培されていたという記述があります。 沈丁花(ジンチョウゲ)の樹高は1m~1.5mほどで、枝が良く分岐するので特に剪定をしなくても丸くこんもりとした樹形を保ちます。沈丁花(ジンチョウゲ)は雌雄異株で、雄株と雌株があります。日本で流通している沈丁花(ジンチョウゲ)の多くは雄株なので、実を見る機会はめったにありませんが、赤い可愛らしい実を付けます。ただし、実は猛毒ですので口に入れないように注意しましょう。

沈丁花(ジンチョウゲ)の花言葉

  • 栄光
  • 勝利

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お好みの香りの良い花は見つかりましたか。美しく、香りの良い花は、近くにいるだけで癒されるような魅力があります。大切な人へのプレゼントや自分の時間に飾って楽しんでください。

 

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山田智美
山田智美

植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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