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クロユリの花言葉|花の特徴や花言葉の由来

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クロユリの花言葉、花の特徴や花言葉の由来、種類についてご紹介。クロユリは高山地帯に咲き、数多の伝説が残されている神秘の花。

目次

クロユリの花言葉

クロユリの花言葉は「恋」「呪い」

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クロユリとは|花の特徴

黒百合 クロユリ 

クロユリは、春から夏にかけて黒い花を咲かせるユリ科の多年草(球根植物)です。園芸店では山野草や高山植物に分類されていることが多いようです。花姿がユリに似ていることと、花が黒いことから黒百合となったのが名前の由来ですが、属が違うためユリとは異なる植物です。虫をおびき寄せる独特なにおいを持ち、人によっては悪臭とさえ言われます。

北海道や寒冷地などの冷涼な気候では、初年度は球根として植え付けますが、植え付け後数年間は宿根草のように植えっぱなしで管理できます。一方、暖地や温暖地では鉢植えでの栽培が一般的です。

クロユリの花言葉の由来

クロユリに関する伝説は多く、花言葉も言い伝えや伝説からついたといわれています。

アイヌの女性はこの花を使って恋を占ったといいます。愛する人の家のそばにそっとクロユリを置き、相手が気付いて花を手に取れば、思いが届く。そして、二人は必ず結ばれる。そこから生まれたクロユリの花言葉は「恋」です。

この花には「呪い」という花言葉もあります。戦国武将の佐々成政は側室が懐妊した際、自分の子ではないと思い込んで殺害。彼女は最期に「立山にクロユリの花が咲いたら、佐々家は滅びる」と呪ったといいます。

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クロユリの種類

一般的にクロユリとして球根や球根植え付け苗が流通しているのは、黒に近い花色の北海道に分布している蝦夷黒百合(エゾクロユリ)ですが、他にも本州に分布するクロユリの変種の深山黒百合(ミヤマクロユリ:F. camtschatcensis var. alpina)があります。両者では開花時期や草丈、花色、遺伝子の形態などに違いがあります。また、クロユリの変異個体として北海道の釧路で自生している黄色の花の黄花黒百合(キバナクロユリ:F. camtschatcensis forma. flavescens)もあります。

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▼クロユリの育て方など詳しい情報はこちら

 

▼クロユリの関連情報

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