カスマグサの花言葉|花の特徴、名前や花言葉の由来、似た種類
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山田智美
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カスマグサの花言葉、花の特徴、名前や花言葉の由来、似た種類を紹介。カスマグサは、春に淡い紫色の花を咲かせるマメ科のつる植物です。
目次
カスマグサの花言葉
カスマグサの花言葉は「負けず嫌い」
カスマグサについて|基本情報
科・属 | マメ科・ソラマメ属 |
英名 | Smooth Tare, Lentil vetch, Smooth vetch |
学名 | Vicia tetrasperma |
原産地 | 日本、アジア、ヨーロッパ、アフリカ |
開花期 | 4月~6月 |
カスマグサとは|花の特徴、名前や花言葉の由来
カスマグサは、春に淡い紫色の花を咲かせるマメ科のつる植物です。花の直径は5mm程度、グレーがかった淡い紫色の花は、上の花びらに縞模様があり、小さな花ながら複雑さを感じさせる色合いです。葉はマメ科に多い羽状複葉で、葉の先端からつるを出して、周囲の植物に絡み付いて伸びていきます。葉の脇から細く長い花茎を伸ばして、先に通常2個の花を咲かせます。どこか頼りなさげで、はかなげな雰囲気の野草です。花の後にはさやができ、中に4粒の豆が入っています。
カスマグサという名前の由来は、カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間くらいのサイズだから、2種の頭文字に間(ま)を合わせてカスマグサとなったといわれています。学名の種小名である tetrasperma は、4種子という意味のラテン語で、カスマグサの豆が4粒であることに由来します。
カスマグサの花言葉「負けず嫌い」は、カラスノエンドウとスズメノエンドウの間で頑張っているから、荒地でも健気に育つからなど諸説あります。
カスマグサに似た種類
カスマグサの近縁種で、カスマグサより大きいのがカラスノエンドウ、小さいのがスズメノエンドウです。それぞれの特徴を紹介します。花が咲く時期は同じころなので、咲いている様子を観察すれば、見分けがつきます。
カラスノエンドウ
- 花色:ピンク色~濃いピンク色
- 花径:1~1.8cm
- 花柄:無い
スズメノエンドウ
- 花色:白に近い淡紫色
- 花径:3~4mm程度
- 花柄:1~3cmの花柄に3~7個の花
カラスノエンドウは花が大きくピンク色、スズメノエンドウはとても小さな花で白っぽい淡紫色の花を咲かせます。
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