9月18日の誕生花|アザミ(薊)

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9月18日の誕生花は「アザミ」です。「アザミ」について、花言葉や基本情報、花の特徴、名前や花言葉の由来など気になる情報をご紹介!
9月18日の誕生花
9月18日の誕生花は「アザミ」
「アザミ」の花言葉は「報復」「厳格」
アザミ(薊)について|基本情報
科・属 | キク科・アザミ属 |
和名 | 薊 |
英名 | thistle |
学名 | Cirsium |
原産地 | 日本 |
開花期 | 4月~10月(種類による) |
アザミ(薊)とは|花の特徴、名前や花言葉の由来
アザミは、キク科アザミ属の越年草、多年草。北半球の温帯から寒帯まで、世界に約300種が分布しています。その中でも日本には60種以上が自生しています。アザミは、北から南まで日本全国に分布していて、平地や山地、山林など、生育地も様々。咲き方やフォルムなど、品種により変化の差があります。さらに自然交雑もしやすく、交雑種がそのまま自生してしまうので、品種の判別が難しいといわれています。
身近な場所で見かけるアザミには、ノアザミやノハラアザミ、サワアザミなどがあります。園芸品種として流通しているものの多くは、ノアザミから改良された品種で、ドイツアザミと呼ばれています。切り花でも鉢植えでも見かけます。また、フジアザミといって、世界でも最大級の花を咲かせる品種も人気があります。
アザミの花言葉の由来
アザミの「触れないで」という花言葉は、アザミにトゲがあることに由来するとされています。また、アザミの「報復」という花言葉は、ドイツの古い伝説にある、盗人に命を奪われた商人の最後の言葉に由来すると言われています。
アザミの名前の由来
アザミの名前の由来には諸説あります。沖縄地方の方言でトゲを「アザ」と呼ぶことから、それが「アザミ」に転じたという説、他には「あざむ」にちなむという説です。「あざむ」には興ざめや驚きあきれるという意味があり、美しい花だと思ったらトゲがあり「驚きあきれ、興ざめした」ことに由来するそうです。
アザミ(薊)の種類
ノアザミ
- 学名:Cirsium japonicum
ノアザミは、春から秋にかけて開花するアザミ。草丈は50~100cm程度。花は上向きに咲き、総苞に粘つきがあります。名前の通り、野原や田畑の畔など、身近な場所で見かけるアザミです。
アメリカオニアザミ
- 学名:Cirsium vulgare
アメリカオニアザミは、花はノアザミによく似ていますが、ノアザミよりも葉のトゲが鋭いのが特徴です。道端や公園、野原、駐車場の脇など身近な場所で見かけます。外来種で繁殖力が強く、要注意外来生物に指定されています。
フジアザミ
- 学名:Cirsium purpuratum
富士山の近辺で見かけられるのでフジアザミ。赤紫色の花を下向きに咲かせます。花の直径は10cmを超える大型で、草丈も100cmを優に超えます。世界最大級のアザミと言われています。
ノハラアザミ
- 学名:Cirsium oligophyllum
ノハラアザミは、ノアザミによく似たアザミです。見分け方は、総苞に粘つきがない点です。東北、中部、近畿地方にかけて分布し、8月の終わりから12月頃まで咲き続けます。
アザミ(薊)はスコットランドの国花
アザミはスコットランドの国花です。昔、スコットランドに夜襲をかけようとした敵国の兵がアザミのトゲを踏んで悲鳴を上げたことにより、敵襲に気づき、ことなきを得たという伝承があります。アザミはスコットランドを守った花として、国花にされています。このアザミは、アメリカオニアザミだったのではないか、という説もあります。
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