クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)
学名

Crocosmia

和名
姫檜扇水仙
別名・流通名
モントブレチア
科名
アヤメ科
属名
クロコスミア属
原産地
南アフリカ

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)の特徴

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)は、夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる南アフリカ原産の球根植物。日本には観賞植物として渡来し、現在は野生化したものがよく見られます。強健で乾燥に強く、丈夫で増えやすい植物です。冬は休眠しますが、植えっぱなしで管理でき、ほとんど手がかかりません。

近年、植物分類が変わり、旧学名のモントブレチア、新学名のクロコスミア、和名のヒメヒオウギスイセンなど、複数の名前で呼ばれています。

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 40〜150cm
耐寒性 普通(冬季休眠)
耐暑性 強い
花色 オレンジ、赤、黄色
開花時期 6月~8月

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)の花言葉

 

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりが良い場所~半日陰程度の場所で栽培可能です。

用土

水はけの良い土を好みます。雨の後にぬかるむような場所への植え付けは不向きです。

鉢植えは、花用の培養土で問題なく育ちます。

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)の育て方のポイント

水やり

地植えは、植え付け直後以外は雨にまかせて問題ありません。

鉢植えは、鉢の表面の土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。

肥料

野生化するほどなので、地植えは無肥料でも育ちます。花付きや葉色の様子を見て与えましょう。

鉢植えは、植え付け時に元肥を施し、その後は春の芽が動き出す頃に少量の緩効性固形肥料を与えます。多肥にすると葉ばかり茂り、倒れやすくなります。

病害虫

病害虫の害はほとんどありませんが、気温の高い乾燥期にハダニにやられることがあります。水やりの際に、葉水をすると予防になります。

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)の詳しい育て方

選び方

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)は球根植物ですが、苗での流通が一般的です。葉の色がきれいなつぼみのついた苗を選びましょう。品種によって草丈にかなり違いがあります。植える場所にあったものを選びましょう。

植え付け

苗の植え付け
冬に球根が凍らない程度の場所なら地植え、鉢植えとも栽培可能で、地植えは数年は植えっぱなしで栽培できます。

球根の植え付け
春が植え付け時期です。球根の3倍程度の深さに植え、球根同士の間隔は20cm程度の間隔で植えると数年は植えっぱなしにできます。

植え替え・鉢替え

植え替えは、3月~4月が適時です。花付きが悪くなったら掘り起こし、株分けをかねて植えなおしましょう。

鉢植えは、鉢の中が混み合うと花付きが悪くなります。1~2年に一度、鉢から取り出して大きくて充実した球根を植えなおします。

クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)

6月~8月が開花時期です。すべての花が終わった茎は、株元で切り取ります。

収穫

切り花として利用でき、流通もしています。

冬越し

地面が凍らないような場所なら植えっぱなしで冬越し可能です。秋に葉が枯れたら、枯れた葉茎を取り去り、敷き藁や腐葉土などで覆うと防寒になります。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

野生化するほどなので適所に植えれば自然に増えていきます。株分けをする場合は、地下茎の先にできた球根を植えなおしましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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