リムナンテスの育て方|植物図鑑
- 植物名
- リムナンテス
- 学名
Limnanthaceae
- 英名
- poached egg plant
- 科名
- リムナンテス科
- 属名
- リムナンテス属
- 原産地
- アメリカ
リムナンテスの特徴
リムナンテスは、アメリカ西海岸原産の草花で4月~6月に開花する秋蒔き1年草です。ネモフィラの花を一回り大きくしたような花姿ですが、ネモフィラとは植物的には違う植物です。リムナンテスの花色は黄色に白の縁取りの複色カラーが最も一般的な品種です。その花姿から、英名だと「ポーチドエッグプランツ、poached egg plants」と言われています。
リムナンテスの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
---|---|
草丈・樹高 | 15cm~20cm |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 弱い |
花色 | 黄色×白、黄色 |
開花時期 | 4月~6月 |
リムナンテスの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりと風通しがよく、水はけのよい場所が適しています。
用土
すでに草花が育っている土なら問題なく育ちます。鉢植えの場合は、草花用の培養土が適しています。
リムナンテスの育て方のポイント
水やり
地植えの場合は、根付いてしまえば水やりの必要はありません。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりとを目安に水やりをします。
肥料
鉢植えの場合は、やや少なめに肥料を与えましょう。
病害虫
春、暖かくなってくると、アブラムシが発生することがあります。
リムナンテスの詳しい育て方
選び方
葉っぱが生き生きとしたグリーンで、徒長していない株を選びましょ。できれば若い株を早めに植えた方が、長い期間たくさんの花を楽しめます。
種まき
9月下旬から10月中旬に種まきをします。移植に弱いので、直まきかポット苗に種を蒔いて間引く方法が確実です。
植え付け
種まきを蒔いたリムナンテスは、苗が大きくなりすぎない前に植え付けをします。
仕立て方
1株でも広がるので、複数株を植える場合は、株と株の間を広めにあけましょう。リムナンテスは、ほふく性で這うように生長するので、花壇のフロントやグランドカバー、寄せ植えの縁取り、ハンギングなどに適しています。
植え替え・鉢替え
1年草のため、植え替えの必要はありません。
花
4月~6月に開花します。終わった花をそのままにしておくと、種をつける方にエネルギーが回るので、花がらはまめに摘み取ると、長い間たくさんの花を楽しむことができます。
夏越し
梅雨前までの寿命の1年草のため、夏越しの必要はありません。
冬越し
寒さには強いので特別な冬越しの必要はありません。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
種で増やすことができます。種を採る場合は、終わった花をそのままにしておきます。リムナンテスは、こぼれ種でも発芽することがあります。