ハマアズキとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ハマアズキ
学名

Vigna marina

英名
nanea,beach pea
別名・流通名
ハマササゲ
科名
マメ科
属名
ササゲ属
原産地
日本の奄美大島以南、太平洋諸島

ハマアズキの特徴

ハマアズキは日本では奄美大島から沖縄の南国に自生する、マメ科のつる性多年草です。海岸の砂浜の上に自生します。つる性と言っても、他の樹木に絡み付くというよりは地表をほふくするように生長します。

直径2~3㎝程度の黄色の花が可愛らしい植物です。ハマアズキの特徴は、葉が3出複葉(クローバーのように一つの茎に3枚の葉が固まってつくこと)で、葉は無毛で先端は丸みを帯びています。近縁種のナガバハマアズキとよく似ていますが、ナガバハマアズキは葉の先端が尖っていること、産毛が生えているので見分けが付きます。

日本国内では屋久島や奄美大島、沖縄諸島の海岸で見ることができます。白い砂浜の上を覆うように明るいグリーンの葉が広がり、その間から明るい黄色の花を咲かせます。花は直径2~3㎝のマメ科特有の蝶形花です。丸みを帯びたフォルムの葉との相性も良く、可愛らしい眺めです。

ハマアズキの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 5m
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
花色 黄色
開花時期 自生地では通年

ハマアズキの栽培環境

日当たり・置き場所

ハマアズキは日当たり良く、水はけ、風通し共に良い場所を好みます。

用土

ハマアズキは暖かい地方の海岸に自生する植物です。

ハマアズキの育て方のポイント

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

ハマアズキの詳しい育て方

種まき

ハマアズキは海岸に自生している植物です。種の流通はありません。ハマアズキを種から育てたければ、自生地でハマアズキの種を収穫しましょう。

ハマアズキの種は自生地では通年収穫できます。花後、豆ができるので、サヤが黒くなるまで熟してから種子を取り出してまきます。

ハマアズキは自生地ではほぼ通年花を咲かせます。ハマアズキの花は小豆の花に良く似た、直径2~3㎝程度の黄色の可愛らしい花です。海岸の砂浜の上を這うように広がる葉の間から、ちらちらと見える程度に可愛らしい花を咲かせます。

収穫

ハマアズキは花が通年楽しめるように、果実もほぼ一年中収穫ができます。花後豆の実ができます。サヤの中に3~6粒の種子が入っています。この種子を収穫します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ハマアズキはこぼれ種で増えます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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