クレマチス・ヴィオルナ系、テキセンシス系の育て方|植物図鑑

植物名
クレマチス・ヴィオルナ系、テキセンシス系
学名

Clematis

英名
Clematis
和名
鉄線
別名・流通名
クレマチス・ビオルナ系
科名
キンポウゲ科
属名
センニンソウ属

クレマチス・ヴィオルナ系、テキセンシス系の特徴

ヴィオルナ系、テキセンシス系のクレマチスは、「壺型」や「ベル咲き」と呼ばれる花の形をしたクレマチスです。

独特のかわいい形、実生のものが多いので同じ品種でもちょっとずつ違ったりすること、剪定すればワンシーズンで複数回花が楽しめることなど、魅力がたくさんあることからファンも多いクレマチスの系統です。

クレマチス・ヴィオルナ系、テキセンシス系の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 2~4m(品種による)
耐寒性 普通
耐暑性 普通
花色 赤、白、ピンク、紫、複色、他
開花時期 5月~10月(四季咲き)

クレマチス・ヴィオルナ系、テキセンシス系の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花
剪定

クレマチス・ヴィオルナ系、テキセンシス系の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所に植え付けましょう。明るめの半日陰程度なら問題なく育ちますが、花つきに影響があります。

用土

水はけの良い土が適しています。鉢植えの場合は、草花用の培養土でも問題なく育ちます。

クレマチス・ヴィオルナ系、テキセンシス系の育て方のポイント

水やり

根付いてからの水やりの必要はありません。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出てくるくらいたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

ヴィオルナ系、テキセンシス系のクレマチスは、初夏から秋まで開花します。開花期間中、使用している肥料の頻度を守って肥料を施しましょう。

病害虫

比較的病害虫には強い系統です。風通しの悪いところに植え付けると、梅雨や長雨の時期にうどん粉病にやられることがあります。

クレマチス・ヴィオルナ系、テキセンシス系の詳しい育て方

選び方

うどん粉病などにおかされていない、きれいな葉がついている苗を選びましょう。実生のものが多いので、ひとつひとつ花の色や形が微妙に違い、選ぶ楽しみのあるクレマチスの系統です。

品種によって生長の丈が違うので、目的にあった品種を選びましょう。

植え付け

クレマチスは直根性です。移植を嫌う性質なので、地植えにする場合は定植する場所をよく考えて植えます。3号のポット苗で購入したクレマチスは、いきなり地植えにせず、鉢に植え替えて株を大きく育ててから地におろしましょう。使用する鉢は深さのある鉢が適しています。

植え付ける時は、地上部の1~2節が土に埋まるように深植えします。

仕立て方

ヴィオルナ系、テキセンシス系のクレマチスは、鉢植えでも地植えでも栽培可能です。ツル性なのでトレリスやオベリスク、フェンス、行燈仕立て、などツルを這わせる何かが必要です。

ツルが折れやすいため、若いうちからその都度誘因すると、折れるのを予防することができます。

剪定・切り戻し

ヴィオルナ系、テキセンシス系のクレマチスは、「強剪定」をします。シーズン中は花が終わったら地際から2~3節の節と節の間を剪定し、秋の最後の開花が終わったら地際でカットします。

なぜ節の真ん中で切るのかというと、節で切ってしまうと枝が枯れ込み、芽も枯れてしまう可能性があるからです。

剪定する時は、節と節の間を切ると、剪定によって枝が枯れ込み、芽も枯れてしまうことを防ぎます。

剪定後、しばらくすると節から新しいツルが伸びてきます。

植え替え・鉢替え

クレマチスは根をいじられるのを嫌う性質があります。地植えの移植は不向きです。鉢植えは、根をいじらないようにして一回り大きな鉢に植え替えましょう。

ヴィオルナ系、テキセンシス系のクレマチスの一番花が開花するのが5月、そこから数回咲き、10月くらいまでの四季咲き性があります。

咲きだすと1カ月近く花が開花しているので、開花期間が長いのも魅力のひとつです。花の後は剪定しておくと、剪定から1~2カ月後に再度開花。1シーズンの開花の回数は、2~3回くらいです。この回数の違いは剪定のタイミングが大きく影響します。

ヴィオルナ系のクレマチスのつぼみ  お尻(下部分)が割れて開花します。

ヴィオルナ系のクレマチスのつぼみ

お尻(下部分)が割れて開花します。

夏越し

クレマチスは乾燥を嫌います。真夏はマルチングをすると、土の乾燥と地熱の上昇を防ぐことができます。

クレマチスの芯止まり
夏場にツルが伸びなくなることがあります。これは、生長時になんらかのストレス(鉢植えの場合は肥料が足りない、水が切れる、地植えの場合は強すぎる日差しなど気象に耐えられない・・・など)を受けて、生長がストップしてしまった状態です。ツルが伸びないということは、そのままにしておくと、次の花を咲かすことができません。こうなってしまったらすぐに剪定をします。

芯止まりのクレマチスの剪定方法
芯止まりになってしまったら、1~2節下で芽が動いている所で剪定します。再びそこから生長が始まります。人間も夏バテ気味の時は、クレマチスにとってもストレスが多い時期です。常日頃から、ツルの様子を観察して、変な症状が出たら、すぐに対処していきます。

冬越し

ヴィオルナ系、テキセンシス系のクレマチスは、冬は落葉します。新枝咲きなので、冬前に地際で剪定します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ヴィオルナ系、テキセンシス系のクレマチスは、挿し木で増やすことができます。

種苗登録品種は、登録者の許可無く、増殖、販売を行うことはできないので注意しましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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