モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の育て方|植物図鑑

植物名
モミジバアサガオ(宿根アサガオ)
学名

Ipomoea cairica

英名
Coastal Morning Glory、Cairo Morning Glory
和名
紅葉葉朝顔
別名・流通名
紅葉葉昼顔(モミジバヒルガオ)、台湾朝顔(タイワンアサガオ)、紅葉昼顔(モミジヒルガオ)
科名
ヒルガオ科
属名
イポメア属
原産地
熱帯アジア~アフリカ

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の特徴

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は、一般的な一年草の朝顔と違い、常緑多年草のつる性植物です。モミジバアサガオもしくは宿根アサガオと言う名で流通していることが多いですが、一年草の朝顔と違って朝から夕方くらいまで開花し、モミジバヒルガオ、モミジヒルガオという名で呼ばれることもあります。

宿根性の性質を持つ宿根アサガオには琉球朝顔がありますが、琉球朝顔は葉の形がハート形ですが、モミジバアサガオは葉に切れ込みのあるモミジのような形をしています。

いずれの品種も生長力がたくましく、地植えにすると10m以上伸びます。繁殖力が旺盛なので植える場所には注意しましょう。つる性なので、フェンスやトレリス、誘因ネットなどに誘因すると、たくましくどんどん立ちのぼっていくため、夏のグリーンカーテンの素材としても人気があります。

一年草の朝顔との違いは花の時期です。モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は晩秋まで花が開花し、最も花数が多いのは秋の10月頃です。朝顔は昼過ぎにはしぼんでいきますが、モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は夕方まで花が開いています。

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 ~10m
耐寒性 弱い(0℃)
耐暑性 強い
花色 薄紫、白
開花時期 6月~11月

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の性質

下から上にらせん状に立ち上がる

モミジバアサガオ

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)のつるは、ポット苗で販売されている時は草状ですが、植え付けてしばらくすると写真のように木質化してきます。つるは支柱に対して下から上にらせん状に上っていきます。横幅を広く誘因させたい時は、手の届くうちに最初のつるを横に誘因していくと、次第にそのつるの至る所から脇のつるが伸びてきて、そのつるが上方向に上がっていきます。

一カ所から複数の花が咲く

モミジバアサガオ

一年草の朝顔との違いは、一カ所から2~3個のつぼみをつけることです。開花時が華やかな見た目です。

気温が高い日の方がつるの伸びが旺盛

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は植え付け直後の5月頃はつるの伸びは穏やかですが、気温が高くなってくるとつるの伸びが旺盛になり、1日で10~15cmくらい伸びます。同じ月でも気温の高い日と低い日ではつるの伸び方が顕著に違います。

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の植え付け方の注意点

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は、必ず支柱や誘因ネットなどの這わせる何かに誘因して育てましょう。這わせるものがない状態で地植えにすると、地面があっという間に覆われてしまいます。つるが木質化してから抜くのは骨が折れる作業です。ご注意ください。

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)はつる性植物です。地植えにすると10m以上伸びる可能性があるため、這わせる何かを用意しましょう。つるが地面に接地すると、あっという間に広がるので注意が必要です。

用土

朝顔類は有機物の多い土を好みます。市販された培養土でも栽培可能です。

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の育て方のポイント

水やり

地植えは植え付け直後以外は降雨に任せて問題ありません。

鉢植えは朝の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えます。真夏の植物なので、水切れを起こさないように注意します。夕方になって水切れを起しているようなら、涼しくなってから再度水を与えましょう。

肥料

地植えは土が肥えているなら肥料を与える必要はありません。肥料が足りない場合、葉が黄色くなってくるなどのサインを出すので、様子を見て施肥します。

鉢植えのモミジバアサガオ(宿根アサガオ)は、元肥として緩効性肥料を施した後、定期的に肥料を施します。

病害虫

オンシツコナジラミ、ホコリダニなどが葉裏につくことがあります。早めに気づけば、葉裏に水を掛けると駆除できますが、死滅させたいのであれば市販の対応薬剤も有効です。

その他、ヨトウムシにやられることがあります。夜の間に食害されているようなら、ヨトウムシの仕業です。昼間は鉢底などに潜んでいることがあるので捕殺します。

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の詳しい育て方

選び方

初夏から夏に苗が流通しています。葉がきれいな緑色で虫に食われていない苗を選びましょう。

植え付け

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)は生育が旺盛です。できれば地植えで育てるのに向いています。つる性植物なので這わせる何かを植え付け時に用意しましょう。

グリーンカーテンとしてモミジバアサガオ(宿根アサガオ)を植栽したいなら、5月~6月の上旬くらいまでに植え付けると真夏までに見応えのある植栽になります。

仕立て方

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)はつる性です。誘因ネット、フェンスなどに絡ませて仕立てます。

とてもよく伸びるので、夏のグリーンカーテンにも最適です。つるは下から上にらせん状に立ち上っていく性質があります。手が届く範囲のうちは、縦方向だけでなく、横方向に誘因を手伝ってやると、隙間なくきれいな景観になります。

とても生育旺盛なつるのため、弱いネットでは重さに耐えられない場合があります。

モミジバアサガオ(宿根アサガオ)の花は、暑くなると花が多くなり、一日の花数が最も多くなるのは秋になってからです。花は次から次へと咲きますが、ひとつひとつの花は一日花です。ひとつの節から2~3の花が咲くので最盛期はとても華やかな見た目になります。

冬越し

晩秋の花が終わったら地際で株を切り取り、マルチングや盛り土で保温します。冬の気温が0℃程度の地域では野外での越冬が可能です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分けか挿し木で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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