フェイジョアの育て方・栽培|植物図鑑

植物名
フェイジョア
学名

Acca sellowiana,Feijoa sellowiana

英名
Feijoa,Pineapple guava
科名
フトモモ科
属名
フェイジョア属
原産地
ウルグアイ・パラグアイ・中米

フェイジョアの特徴

フェイジョアは、高さ5~6mになるフトモモ科の常緑小高木で、庭木や生垣にも用いられます。葉は長さ5~7cmの卵形の楕円形で革のような光沢があります。葉の裏面には綿毛が密に生えて銀白色です。7月~8月に直径4cm程度の花が咲きます。分厚い花弁の外側は白い綿毛が生え、内側は薄紫色、鮮やかな赤いおしべが特徴的です。エディブルフラワーとして食べることもできます。フェイジョアの果実は卵状の楕円型で灰緑色。果肉はパイナップルのような香りがあり、生食やジャムにして食べられます。フェイジョアは別名をパイナップルグアバといい、日本には昭和初期にアメリカから渡来しました。暖地性の樹種ですが、寒さにも強く成木ではマイナス10度にも耐えられます。

フェイジョアの詳細情報

園芸分類 果樹
草丈・樹高 5~6m
耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い
花色 ピンク
開花時期 7~8月

フェイジョアのレシピ

フェイジョアは自然と落ちたものを室内において追熟させてからジャムや果実酒として利用が出来ます。ジャムは皮を取り除き、レモンと砂糖やはちみつなどの甘味を加えてつぶしながら煮るとできます。好みによって甘味やスパイスを加えてもよいでしょう。ジャムはパンなどにぬるほか、焼き菓子に加えることもできます。フェイジョアの果実酒は実の傷んだところをとりながら皮ごと半分に切り、きれいな保存瓶の中でフェイジョアの果実、氷砂糖、ホワイトリカーを注ぎ入れます。冷暗所においておくと2~3カ月で飲むことが出来ます。

フェイジョアの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
増やし方
剪定
肥料
開花
収穫

フェイジョアの栽培環境

日当たり・置き場所

フェイジョアは日当たりが良く水はけのよい場所を好みます。

用土

フェイジョアは水はけと水持ちのよい用土を好みますが、土はあまり選びません。市販の園芸用の培養土を使用してもよいですし、赤玉土、腐葉土、川砂を配合したものを使用してもよいでしょう。

フェイジョアの育て方のポイント

水やり

フェイジョアは過湿を嫌うので鉢で栽培する場合は鉢の表面がしっかり乾いて白っぽくなってからたっぷりと水やりをしましょう。地植えの場合は根付いてしまえば水やりの必要はありません。

肥料

庭植えのフェイジョアは3月と10月に、鉢植えは3月、7月、10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を施します。

病害虫

目立った病害虫被害はありません。

フェイジョアの詳しい育て方

選び方

フェイジョアの果実の収穫を楽しみたい人は、1本で結実する品種かそうでないかを確認してから購入しましょう。幹の太さと樹高のバランスがとれているもの、根鉢に根が回りすぎていないもの、また根鉢が乾きすぎていないものを選びましょう。

種まき

フェイジョアの種まきは、果実から種をとったその日に行います。乾かすと発芽率が落ちます。種まき培土にまき、発芽までは日陰において乾かさないように管理します。約1~2週間で発芽します。

植え付け

ポット苗の鉢底に根がかなりまわっている場合は根鉢の底面の根を切ってから植え付けましょう。苗木が根鉢とのバランスで伸びすぎている場合は切り戻してから植え付けます。フェイジョアは日当たりを好みます。できるだけ日当たりのよい場所を選びましょう。幼木は寒さで弱ることもあるので、秋に植え付けた場合は冬場の寒さよけを施してあげるとよいでしょう。

剪定・切り戻し

3月~4月に徒長している枝や込みあった枝、地際から出ている枝を剪定します。フェイジョアは萌芽力が強いので強剪定にも耐えますが間引き剪定を主体にします。株立ちになりやすいですが主幹を1本に仕立てる方が実がつきやすくなります。

フェイジョアは夏期に開花します。直径4㎝くらいのピンク色の肉厚な花びらが印象的です。

収穫

早生~晩生まで30種類以上ある品種によって収穫時期は異なります。フェイジョアの果実は、自然落果するまで収穫は待ち、その後室内で追熟させてから食用にします。

冬越し

フェイジョアは常緑樹です。特に冬越しの作業はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

フェイジョアは接ぎ木か挿し木、取り木でふやします。まず接ぎ木は4月の中頃の休眠中に行いますが台木を用意しなくてはいけないため難しいでしょう。挿し木か取り木は6月~7月の梅雨時が適しています。フェイジョアの挿し木は長さ15cmほどの枝の下の方の葉を取り去り、赤玉土などの挿し木用土にさしておきます。

フェイジョアの人工授粉の仕方

異なる品種を2株植えればある程度実はつきますが人工授粉が確実に結実させるためには有効です。受粉は晴れた日の午前中に行います。授粉用に1つ花をとって別の株で開いたばかりの若い花の雌しべにこすりつけます。自家結実性がある品種も別の株の花粉をつける方が質の良い実がなります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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