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ナツメの育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ナツメ(棗)は、果実を食用にするクロウメモドキ科の落葉高木です。栄養効果が高いことで有名なデーツはナツメヤシの果実であり、ナツメ(棗)とは別種です。ナツメ(棗)の果実は、青い時は青リンゴに似た甘味と食感があります。完熟すると茶に近い赤色となり、果肉は柔らかく変化します。 ナツメ(棗)は、枝に鋭い棘があるのが特徴です。葉が繁っている期間は見えづらいので、幹に触れるときは注意が必要です。ナツメ(棗)を収穫する際には軍手を着用するようにしましょう。 雌雄同株ですので、1本で結実します。ナツメ(棗)の果実は生食も出来ますが、乾燥させたものが漢方では生薬として扱われています。日本ではナツメを果物として食べる習慣はあまりなく、出回りはあまりありません。
植物名
ナツメ
学名

Ziziphus jujuba

英名
jujubea ,chinese date
和名
科名
クロウメモドキ科
属名
ナツメ属
原産地
中国

ナツメの特徴

ナツメは、果実を食用にするクロウメモドキ科の落葉高木です。栄養効果が高いことで有名なデーツはナツメヤシの果実であり、ナツメとは別種です。ナツメの果実は、青い時は青リンゴに似た甘味と食感があります。完熟すると茶に近い赤色となり、果肉は柔らかく変化します。

ナツメは、枝に鋭い棘があるのが特徴です。葉が繁っている期間は見えづらいので、幹に触れるときは注意が必要です。収穫する際には軍手を着用するようにしましょう。

雌雄同株なので、1本で結実します。ナツメの果実は生食もできますが、乾燥させたものが漢方では生薬として扱われています。日本ではナツメを果物として食べる習慣はあまりなく、流通はほぼありません。

 

 

ナツメの詳細情報

園芸分類 落葉、果樹
草丈・樹高 5m以上
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 黄緑
開花時期 5月~6月頃

ナツメの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花
収穫

ナツメの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりの良い場所を好みます。日照が悪いと結実しなくなるので、果実を楽しみに育てるのであれば、日照を確保しましょう。

用土

水はけ良く保水性の高い土を好みます。植え付け時には、たっぷりと腐葉土を混ぜ込むようにしましょう。

鉢植えでは、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。

ナツメの育て方のポイント

水やり

地植えは、特に水やりの必要はありません。夏期、乾燥が続いた時などは、様子を見て水やりしましょう。

鉢植えは、表土が乾いたら鉢底から流れ出てくるくらいを目安に水やりします。

肥料

植え付け時に元肥と12月に緩効性肥料を与えます。

病害虫

目立った病害虫の被害はありません。

ナツメの詳しい育て方

選び方

主幹がしっかりとしていて、葉がよく繁っているものを選びましょう。

植え付け

植え付け適期は、落葉期の12月~3月です。根鉢より一回り大きな穴を掘って植え付けます。植え付け後は、根と土がなじむように、たっぷりと水やりしましょう。

剪定・切り戻し

剪定は、落葉している休眠期に行います。伸びすぎた枝や混み合った枝の整理、根元からひこばえが伸びていたら、それらも剪定します。

植え替え・鉢替え

植え替え適期は、12~3月の落葉期です。鉢底から根が見えるようになったら、一回り大きな鉢に植え替えます。

初夏に葉の腋に黄緑色の小さな花を咲かせます。

収穫

歯ごたえのある青い実を楽しむなら7月~8月、9月~10月は赤茶色に熟した果実を収穫します。

冬越し

冬は落葉して休眠します。特に必要な冬越しの作業はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

挿し木で増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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