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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑1141-1150件 / 全1370件

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ティランジア・ガルドネリ・ルピコラ

  • ブラジル赤花(エーレルス女史(Renate Ehlers)が1996年12月に発行した DIE BROMELIE Vol.3 The Red-Flowered Tillandsias from Brazil に記載されている品種とチュリフォルミスなどの新品種を加えたもの)の1種であるガルドネリの変種ルピコラです。 自生地はブラジルのリオデジャネイロ州、カボフリオの近郊の海岸部です。 DIE BROMELIEに載っているルピコラの自生地画像を見るとバックに海が写っており、いかに海が近いかが伺えます。 野性採取個体を実際に手に取っていみると、垂れ下がっている下葉の部分が磯臭く、海水に当たっているというのが分かりました。 このことから、葉の間に小さな蟹の死骸が挟まっていたということにも納得がいきます。 一般的に、植物は塩害に弱いものが多いですが、ルピコラは塩害耐性がかなり強いようです。 基本種との違いは草姿と花がありますが、草姿は実生で増やされたものや仕立て方によって基本種と区別がつかない場合もあるため、花を見た方が確実です。 基本種は濃いピンク色で、ルピコラはピンク色~淡いピンク色の花を咲かせます。 ルピコラの草姿は大きく分けて3タイプあり、基本種の様に葉を長く伸ばして比較的大型になるものと、画像の葉が分厚くなり短い野生採取株由来のもの、開花サイズが小さいドワーフ(コンパクトタイプ)があります。 葉が分厚く短いものは流通量が少なく、数年前(2017年現在)までは小さな子株が輸入されていたようですが、現在ではほとんど見られません。 基本種は栽培難種として有名ですが、変種のルピコラは強健で、比較的育てやすいと言われています。 強健でありながら流通量が少ないのは、自生地が限られていることと、開花しにくく増えにくいという点があげられます。

ディッキア

  • ※この図鑑はディッキア属に関するものです。各品種につきましてはそちらをご覧ください。 ディッキアは南米に自生しているグラウンドブロメリア(岩や土に生えているブロメリアのこと)で、多肉質な葉と葉の縁に生えているノギが特徴です。 暑さ寒さ乾燥に強く、非常に育てやすい植物です。 同じブロメリア科であるティランジアの趣味家だけでなく、多肉植物の趣味家にもディッキアを収集、育種している方がいます。 有名な育種家にビル・ベイカー氏、ブライアン・チャン氏などがいます。 ディッキアは交配種が豊富で、両育種家が交配して誕生させた株はクオリティが高く、人気が高いです。 葉色も純白なトリコームに覆われたものや緑葉のもの、深い赤色をしたものなど様々です。 自生地としては中南米となっていますが、特に有名なのがブラジルで、多くのディッキアがブラジルで発見されています。 環境としては岩場の乾燥したところから、川岸など様々です。 乾燥に強いため水やりをあまりしなくても問題なく育ちますが、実は水好きのため小さいうちは水はけの良い用土に植え込み、水やりの回数を増やすと発根しやすくなります。

ジニアエレガンス

  • ジニアは、暑い時期にも花が休むことなく咲き続けてくれるありがたい1年草です。和名で百日草と呼ばれているのは、百日という長い間咲き続けることからですが、今では5月~11月と百日どころではない長い間咲く草花です。 最近ジニアの新品種が続々と登場し、ビビッドな色からシックな色、また単色だけでなく複色カラーも多いので、とても色幅が多いのも魅力です。 ジニアは、たくさんの品種と系統があります。草丈も高性種から矮性種まで、花のサイズも超大輪、大輪、中輪、小輪と色々、咲き方もポンポン咲き、カクタス咲き、ダリア咲き・・・など、とても多様です。 その中で最も品種が多いのが、エレガンスの系統です。その他、リネアリス(ホソバヒャクニチソウ)、プロフュージョンなど、最近開発された品種もあります。 最近、園芸だけでなく、切り花としても流通してきたことから、今後ますます品種や色あいが多様になり、人気が出てくる花のひとつと思われます。

エシャロット(ベルギーエシャロット)

  • エシャロット(英語はシャロット)はタマネギの仲間です。鱗茎には独特の芳香があり、くさみ消しや風味づけなどに利用されます。日本では馴染みがあまりありませんが、海外ではとてもポピュラーなお野菜で、フランス、イラン、中国など多くの国で料理に使用されています。 玉ねぎと同じような薄茶色の皮がついており、玉ねぎよりも小ぶりで、細長い形をしています。ひとつの種球から生育し、分球して増えます。  

空芯菜(エンサイ・ヨウサイ)

  • 空芯菜は、字の通り茎を切ると中が空洞になっているヒルガオ科の野菜で、サツマイモ属のつる性の植物です。 原産地は熱帯アジアのため耐暑性に優れ、8月上旬ごろまで種をまいて育てることができます。 原産地では多年草ですが、日本では冬の寒さで枯れてしまうため1年草扱いです。 空芯菜は株ごと収穫するか、草丈が20cm頃に達したら先端部分を摘芯し、その後は次々と出ててくるわき芽を収穫していくことができる野菜です。 空芯菜には様々な呼び名があります。 「空芯菜」は、中国読みで「コンシンツァイ」。日本語読みで「くうしんさい」と呼ばれています。 「エンサイ」は、中国における別名「エンツァイ」です。種を購入するときは、種袋に空芯菜ではなく、エンサイと書かれている場合が多いようです。 「ヨウサイ」は和名ですが、空芯菜の方が日本で一般的な名称として定着しています。 「アサガオナ」は文字通り朝顔のような花を咲かせることから、そう呼ばれています。葉もヒルガオ科の特徴が出ていて、朝顔ととても似た葉です。 日本では沖縄で以前から栽培していたため「ウンチェーバー」や「ウンチェー」と呼ばれ親しまれてきました。

コルムナリスゴールド

  • 葉と葉の間が詰まっており、イワヒバのような草姿をしています。 太い枝に細い枝が相互に出てきて苗木では平たい印象を受けます。 似たような樹形のコルムナリスグラウカがありますが、ゴールドの方が葉のワックスが少なく、鮮やかな黄緑色に見えます。 エルウッディーなどよりも香りは弱めです。

コルムナリスグラウカ

  • 葉と葉の間が詰まっており、イワヒバのような草姿をしています。 太い枝に細い枝が相互に出てきて苗木では平たい印象を受けます。 似たような樹形のコルムナリスゴールドがありますが、グラウカの方が葉のワックスが多く、青みがかった緑色に見えます。 エルウッディーなどよりも香りは弱めです。

エルウッズエンパイヤー

  • 葉色はエルウッズゴールドに似ていますが、枝の出方と葉の大きさが違います。 エンパイヤ―は葉が小さく、密に集まるようになっており、1つの枝から扇形のように細い枝が伸びています。 可愛らしくコニファーの中でも人気があるようです。

ボールバード

  • Boulevardとは大通りを意味します。 一枚一枚の葉が長く、ボリュームのある草姿をしています。成長は遅いですが強健で、根張りもよく育てやすい品種と言えるでしょう。耐寒性も高いのである程度の大きさに育ったら庭植えにすると管理が楽になります。

ティランジア・チャペウエンシス・チュリフォルミス

  • 以前、雑誌や図鑑で紹介され話題となったチュリフォルミスです。 約10年ほど前にドイツのケーレスよりリリースされましたが、当時は数も少なく、また山から採取してきたばかりであったため、枯れてしまった株も多いようです。 このことから栽培難種とされていますが、国内で開花した後に出た子株はさほど難しくないようです。 原産地はブラジルですが、現在は自生地は壊滅し、自然下にはほとんどないとされています。 系統としてはガルドネリ系で、水やりの頻度によって草姿が大きく変化します。 流通量は極端に少なく、今後の流通が期待されます。

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