猫草(ネコグサ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- 猫草(ネコグサ)
- 学名
Avena fatua
- 英名
- Cat grass、Avena sativa
- 和名
- 猫草
- 科名
- イネ科
- 属名
- カラスムギ属
- 原産地
- ヨーロッパ
猫草(ネコグサ)の特徴
猫草として販売されている種はあまりよい環境で管理されておらず、花をつける前に枯れてしまうことがほとんどです。収穫を目的としたエンバク(猫草)の場合、3月に種をまき、6月になると茶色の花をつけます。花言葉はありません。 収穫前の皮に包まれた種がツバメに似ていることから「燕草」の名前がつけられました。 カラスムギの種は生存戦略として、水分に触れると回転することで知られています。地表に落ちてから雨が降ると、ねじるような動きで土中に侵入。種の周りには細かい毛が生えており、フックのような役割を果たして地面に侵入します。
猫草(ネコグサ)の詳細情報
園芸分類 | 芝・グラス |
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耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | やや強い |
猫草(ネコグサ)の育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
開花 | ||||||||||||
収穫 |
猫草(ネコグサ)の栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりを好みます。
用土
本来は穀物として利用されてきたものなので、市販の「野菜の土」が最も手軽です。種と培養土のセットも販売されています。
猫草(ネコグサ)の育て方のポイント
水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。発芽までは湿り気を必要としますが、その後は過度の水気を嫌います。
肥料
猫草(ネコグサ)に追肥は特になくても大丈夫です。ペットが食べ尽くした後にも新芽が生えてきますが、勢いのないものばかりです。追肥するより育て直しましょう。
病害虫
1週間程度で収穫してしまうので、特に病害虫はありません。土に小さな羽虫が発生することもあるので見た目はよくありませんが、猫草には無害です。
猫草(ネコグサ)の詳しい育て方
選び方
葉先の枯れかけているものは、間もなく全体が枯れ始めてしまいます。青々として丈の短いものを選びます。種から育てる方が経済的です。
種まき
赤味をおびた種は飼料用に消毒されたものです。猫は生えてまもない状態で食べるため、消毒剤が残留している可能性があります。薄茶色の種を選びましょう。
植え付け
猫草(ネコグサ)は気温15度を下回ると生育、発芽率とも悪くなるので、春から夏の間に植え付けと種まきを行います。ペットが食べやすい鉢、プランターに植えましょう。
収穫
7~8cmまで育ったら「食べごろ」です。プラスチックの軽いプランターは倒されて土が飛び散ることがあります。やや重い容器で育てる方がよいでしょう。