レッドソレル(ルメックス)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • 赤スジソレル
  • レッドソレル(ルメックス)
植物名
レッドソレル(ルメックス)
学名

Rumex acetosa

英名
garden sorrel
和名
酸い葉
別名・流通名
赤すじソレル
科名
タデ科
属名
ギシギシ属
原産地
ヨーロッパ

レッドソレル(ルメックス)の特徴

レッドソレル(ルメックス)はタデ科の多年草です。赤すじソレル、学名のルメックス、和名のスイバとも呼ばれるハーブです。緑の葉に紫色の葉脈が入り、美しく独特な見た目をしています。鮮やかな紫のラインは、プランターや庭だけではなく、サラダなどお皿の上でもいいアクセントになります。

酸味のある味で、サラダ、スープ、ソースなどに使えます。シュウ酸を含むので多食は避けてください。

最近は葉の色合いの美しさからカラーリーフとしても利用されます。庭、花壇、寄せ植えのアクセントカラーとして使うと効果的です。

レッドソレル(ルメックス)の詳細情報

園芸分類 ハーブ
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 ピンク、赤
開花時期 初夏

レッドソレル(ルメックス)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき・株分け
植え付け
肥料
開花

レッドソレル(ルメックス)の栽培環境

日当たり・置き場所

レッドソレル(ルメックス)は、優しい日光が当たり、風通しの良い場所が適しています。半日影のほうが葉が柔らかい葉になります。直射日光の強い場所では葉が硬くなり、良い葉が採れにくくなります。

用土

レッドソレル(ルメックス)は、ハーブ専用培養土や家庭菜園用培養土が手軽で便利です。性質は強健なので、それほど用土にこだわらなくても大丈夫です。肥沃な土地を好みます。

レッドソレル(ルメックス)の育て方のポイント

水やり

レッドソレル(ルメックス)は、湿り気のある土を好みます。土の表面が乾き切る前に鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。

肥料

生長期に合わせて適宜、置き肥を施してください。

病害虫

目立った病害虫はありませんが、ナメクジに食害されることがあります。ナメクジは専用の薬剤を使用するか補殺しましょう。

ナメクジは土の中にいることが多いため、植え替え時に点検したり、雨上がりや活動する夜にチェックすると比較的見つけやすいです。

レッドソレル(ルメックス)の詳しい育て方

選び方

虫に食われていないきれいな葉の苗を選びましょう。レッドソレル(ルメックス)は観賞用としても流通しています。ハーブ(食用)として利用する際は、食用できる苗を選びましょう。赤すじソレルという名前でも流通しています。

観賞用と食用では使用している薬剤が違う場合があります。観賞用の苗は食用には不向きです。

種まき

レッドソレル(ルメックス)の植え付けは周年可能ですが、発芽適温は15℃〜なので、春と秋が発芽しやすく管理がしやすいでしょう。冬に種をまく場合は暖かい場所で管理してください。

植え付け

地植えの植え付けは、4月〜6月の梅雨前が適しています。

初夏にロゼット状の葉の株元から花茎が出て円錐形の花が開花します。

収穫

花が咲くと葉が硬くなります。花を咲かせないように花芽を摘み取るか、花が咲く前の柔らかいうちに収穫するとよいでしょう。

夏越し

真夏の直射日光は避けることと、土の乾きが早いので、適宜土の様子を観察して、水切れしないようにしてください。

冬越し

レッドソレル(ルメックス)は耐寒性があるので、特別な冬越しの必要はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

種まきか株分けで増やすことができます。どちらも春と秋が適しています。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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