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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑881-890件 / 全1371件

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ホウセンカ(鳳仙花)

  • ホウセンカは、アジアの亜熱帯地方に自生する一年草で花壇用によく植えられています。高温多湿な日本の気候にも合うので種からでも栽培は簡単です。日当たりと水はけが良く、風通しの良い場所で育てれば失敗はありません。ホウセンカは小学校の教材としても使われます。草丈は30~60センチで、直立した茎の葉の付け根に一重や八重の花をつけます。園芸品種が多数育成されており花色は豊富で桃、紫紅、赤、白などで特に八重咲き品種は人気があります。花後にはフットボールのような形の果実が出来、熟すと軽く触れるだけではじけ、種が四方に飛び散ります。日本には江戸前期にはすでに導入されていました。 ホウセンカは、以前は夏の花としてたくさん植栽されていましたが、インパチェンス(アフリカホウセンカ)が流通し始めてからは、苗の流通は少なくなりました。

ユーフォルビア・トゥレアレンシス

  • トゥレアレンシスはマダガスカル原産の小型の塊根性ユーフォルビアです。ユーフォルビア・デカリーなどと似た見た目をしていますが、トゥレアレンシスは枝があまり伸びずに密集するように分枝します。また、枝には細かいトゲが生えています。 デカリーなどと比べると希少な塊根性ユーフォルビアになりますが、最近では実生繁殖苗や枝挿しによって増やされた株が流通しています。また、実生繁殖されているため個体差があり、花色もピンクがかったブラウンや青みがかったグレーなど変異があります。

フウセンカズラ(風船葛)

  • フウセンカズラは、ムクロジ科の非耐寒性一年草です。 フウセンカズラの開花期は7~9月で、小さな白い花が咲きます。草丈は50cm~3mで生長がとても速い植物です。フウセンカズラはつる性で、巻きひげでからみつきながらぐんぐんと育つので、夏のグリーンカーテンとしても使うことができます。フウセンカズラは、バルーンバインという別名があり、フウセンやバルーンと名がつくとおり、花の開花後、可愛らしい紙風船のような袋状の実をつけます。

ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)

  • かつてウコギ科ツピタンサス属カリプトラタスという一属一種を構成する植物でしたが、現在はシェフレラ属に統合されシェフレラ属ピュックレリとされています。現在でも流通する場合は旧属名のツピタンサスが一般的です。見た目は同属のブラッサイア(シェフレラ・アクチノフィラ)にそっくりですが、ツピタンサスのほうがブラッサイア(シェフレラ・アクチノフィラ)よりも葉が細長く、小さい印象があります。また、側脈(葉脈の細い部分)の走り方がブラッサイア(シェフレラ・アクチノフィラ)よりも細かいように感じます。艶のある葉は日光によく当てるとより一層美しくなります。

エリゲロン

  • エリゲロンはキク科の耐寒性宿根草です。雑草に分類されるハルジオンはヒメジョオンもエリゲロンの仲間です。 園芸用として流通しているエリゲロンは、カルビンスキアヌス種です。小菊のような小さな花が初夏から秋まで長くたくさん開花します。性質はとても丈夫で広がるように生長していくのでグランドカバーや花壇の縁取りのような役割にも最適です。性質が強く環境にあうとこぼれ種でも増えていき、コンクリートの割れ目から発芽することもあります。

ガマズミ

  • ガマズミとは、日本の山野に自生する落葉高木です。ガマズミにはたくさんの種類がありますが、厳密に「ガマズミ」というとこのViburnum dilatatumを指します。春の桜が咲く頃、ガマズミの花は咲き始めます。真白な円形の集合花序を作ります。秋にはその花を真赤に結実させ、小さな赤い実をぎっしりと実らせます。真赤に熟した果実は酸味が強く生食は出来ませんが、アルコールに漬け込んで果実酒にして楽しむことが出来ます。

キャットミント(ネペタ)

  • キャットミント(ネペタ)はたくさんの種類が存在する宿根草です。ハーブとして料理や薬草として利用されてきたのは、キャットニップという種類です。最近では鑑賞用に改良されたキャットミントが多数流通しています。とても丈夫で開花期間が長いため、夏から秋にかけての花壇や寄せ植えに活躍します。キャットミントは横に広がるように生長するのでグランドカバーとしても利用できます。香りはミントに似た清涼感のある香りがします。
  • イソトマはオーストラリア原産の半耐寒性多年草ですが、日本では寒さで枯れてしまうことが多いので春まき一年草として扱います。ただし冬場5度以上あれば冬越しも可能です。イソトマは旧属名がローレンティア属だったのでローレンティアと呼ばれることもあります。全体に直立して30cmほどの高さになり、葉は細く羽根のように不規則に裂けます。イソトマは夏の暑さにも負けず次々に星型の花を秋頃まで長く咲かせ、花色は紫や青のほか白や桃色があります。茎を切ったときに出る汁液で肌が荒れたりかぶれることがあるので手についたらすぐに洗うようにし、切り戻しを行うときには手袋をするなど注意が必要です。

オキナグサ(翁草)

  • オキナグサはキンポウゲ科の多年草で、風通しの良い山野に自生しています。春、焦げ茶色に近い濃い赤紫色の花を、俯くように咲かせます。花びらの外側に産毛が生えているのが特徴です。花後、クレマチスの種子のような、羽毛のようなふわふわとした種子が出来ます。オキナグサ(翁草)という名前の由来は、この種子を老人の白髪に見立てたからだと言われています。  

オリーブ

  • オリーブは常緑の高木です。太陽と温暖な気候、水はけの良い土壌とたっぷりの水が大好きです。 オリーブは初夏に白や黄白色の小さな可愛い花をたくさん咲かせます。その様子は同じモクセイ科のキンモクセイとよく似ています。その後、丸くて可愛らしいグリーンの実をつけ、その実は赤、紫、黒へと成熟します。実はそのまま食べるととても渋いのですが、加工することで美味しいオリーブオイルやピクルスなどになります。 そのように家庭の食卓でも日常的に利用されているオリーブですが、植物としてのオリーブの魅力は何といっても樹形と葉の形です。葉の表面は光沢のある緑色、裏面には白い細毛が密生していて、風が吹くときらきらと銀灰色に輝きます。 「平和の象徴」としてハトが葉を口にくわえているデザインをラッキーモチーフなどで見たことがあるかもしれませんが、あの葉はオリーブです。「平和のシンボル」とされるのは「旧約聖書」のノアの箱舟のエピソードに由来します。ハトがくわえてきたオリーブの枝を見て、ノアは洪水が引いたことを知ったのです。 また、オリーブは萌芽力にも優れ、樹齢もとても長く、地中海沿岸地域では1000年を超える老木が今だに実をつけるそうです。 オリーブグリーンと言われる色もありますが、他の植物にはなかなかないような葉色や、スモーキーで乾いた感じの枝や幹の色など、様々な魅力があります。 オリーブは違った品種を2本以上植えた方が実がつく確率が俄然アップします。

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