ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)の育て方|植物図鑑

植物名
ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)
学名

Schefflera pueckleri
・Syn. Tupidanthus calyptratus

科名
ウコギ科
属名
シェフレラ属(旧ツピタンサス属)
原産地
北インド~中国

ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)の特徴

かつてウコギ科ツピタンサス属カリプトラタスという一属一種を構成する植物でしたが、現在はシェフレラ属に統合されシェフレラ属ピュックレリとされています。現在でも流通する場合は旧属名のツピタンサスが一般的です。見た目は同属のブラッサイア(シェフレラ・アクチノフィラ)にそっくりですが、ツピタンサスのほうがブラッサイア(シェフレラ・アクチノフィラ)よりも葉が細長く、小さい印象があります。また、側脈(葉脈の細い部分)の走り方がブラッサイア(シェフレラ・アクチノフィラ)よりも細かいように感じます。艶のある葉は日光によく当てるとより一層美しくなります。

ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)の詳細情報

園芸分類 観葉植物
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
耐陰性 あり

ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え替え
肥料

ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)の栽培環境

日当たり・置き場所

【屋外】
ツピタンサスは春~秋にかけて屋外で管理することができますが、直射日光を当ててしまうと刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので遮光をして下さい。遮光するときに遮光ネットや寒冷紗を使用すると簡単に遮光することができます。遮光ネットと寒冷紗はホームセンターや園芸店だけでなく、100均でも購入することが出来ます。

【屋内】
ツピタンサスは耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。しかし、日光が当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。

温度

ツピタンサスは熱帯植物のため、暑さには強いですが、寒さにはあまり強くありません。肌寒くなってきたら暖かい場所に移動させると良いでしょう。また、霜に当たると弱ってしまうため、霜に当てないよう注意が必要です。

用土

ツピタンサス は水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。自分でブレンドする場合は、観葉植物用の土2:赤玉土1:鹿沼土1の割合でブレンドし、生育環境に合わせて微調整してください。また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。

ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)の育て方のポイント

水やり

ツピタンサスは気温が低くなると生長が遅くなるので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要があります。

【気温が高いとき】
主に春~秋の生長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。

【気温が低いとき】
肌寒くなってくると生長が緩慢になってきます。その為、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らします。表面の土が乾燥してから2~3日経ってから水やりをしてください。ツピタンサスを乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来ます。水やりの回数を減らしてツピタンサスの葉が落ちてきたりするようならば水やりの回数を増やすなど調整してください。

【葉水】
葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどでするようにしましょう。ツピタンサスは葉にホコリが積もりやすいので葉水のときに濡らしたティッシュペーパーなどで掃除をしてください。

肥料

基本的に肥料は無くても良いのですが、与えた方が生長がはやくなります。 冬場の生長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春~秋の生長期に与えるようにします。肥料の種類は適切な濃度に希釈した液肥を10日に1回与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。 有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。

病害虫

ハダニ
黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。葉の裏側に潜み吸汁します。ハダニに吸汁された箇所は白い斑点状になるのですぐ分かります。そのまま放置しておくと最悪の場合枯れてしまいます。

アブラムシ
アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスがツピタンサスの中に侵入し、病気を発症させます。また、発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。

カイガラムシ
3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。

ツピタンサス(シェフレラ・ピュックレリ)の詳しい育て方

選び方

ツピタンサスを買う時は必ず病害虫に注意してください。ハダニやアブラムシ等が付着している株を買ってしまうと後々ツピタンサスが弱ってしまったり、最悪の場合他の植物へ付着してしまう可能性があります。

植え付け

ツピタンサスの植え付けは5月~9月の暖かい時期に行うのがおすすめです。 7月以降に植え付けを行う場合は猛暑日は避けるようにします。根が出ていない場合は、根が出るまで常に土が湿っているようにしてください。

剪定・切り戻し

生長点を剪定すると脇芽を出すことがあるそうです。

植え替え・鉢替え

ツピタンサスは植え替えをしないでいると鉢が根でパンパンになってしまい根詰まりを起こしてしまいます。そのため、環境にもよりますが1~2年に1度1回り大きい鉢に植え替えをする必要があります。水はけの良い土を使って植え替え、鉢底にはしっかりと鉢底石を入れてください。植え替え時期は5~9月頃が最適です。

夏越し

ツピタンサスは屋外で育てる場合、猛暑日は日陰に移動してください。30~50%程度の遮光をすると葉焼けを防止することが出来ます。ツピタンサスの水やりは気温が高くなる時間帯に水をあげてしまうと蒸れる可能性があるため、土の表面が乾いたら夕方~夜にたっぷり与えてください。

冬越し

気温が低くなってくるとツピタンサスの生長が緩慢になるので、水やりを土の表面が乾燥してから2~3日後に行ってください。霜に当たると枯れてきてしまうので、肌寒くなってきたら室内に入れるか、温室内でファンヒーターなどを使って保温してください。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

挿し木や取り木によって増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る

人気の植物ランキング