【春から秋の寄せ植えにおすすめ】葉色の変化を楽しむアルテルナンテラ
とまつあつこ
このライターの記事一覧
アルテルナンテラ
寄せ植えを素敵に仕上げる名脇役プランツ、今回ご紹介するのは「アルテルナンテラ」。葉色が美しいヒユ科の非耐寒性多年草(一年草)です。
アルテルナンテラ・リトルロマンス
アルテルナンテラは葉色が赤、ピンク、オレンジ、黄、紫、銅葉色など美しく、寄せ植えやハンギングバスケットに使うカラーリーフプランツとして人気があります。葉色だけでなく、葉の大きさや形も様々あり、品種によって横に広がるほふく性タイプ、こんもりと茂るタイプ、草丈が100cmになるものもあります。アルテルナンテラの中には、アカバセンニチコウやセンニチコボウなどのように花を楽しむタイプもあります。今回は、渋めの落ち着いた色をした、あまり背が高くならないタイプのアルテルナンテラを紹介します。
アルテルナンテラ・リトルロマンスは、季節によって葉色が深い緑色、新芽の緑と紫色、深い紫色に変化する姿が楽しめます。
アルテルナンテラ・マーブルクイーン
アルテルナンテラは、原産が亜熱帯~熱帯の植物なので暑さに強く日当たりを好みます。日光が足りないと、葉色が薄くなったりきれいな色が出にくくなります。日当たりと風通しが良い場所で育てましょう。
アルテルナンテラは秋に小さな花を咲かせますが、寒さに弱いので日本では木枯らしが吹く頃までの一年草扱いとされ、花を楽しむというよりもカラーリーフプランツとして親しまれています。本来は多年草なので、寒くなる前に室内に取り込めば越冬できます。
アルテルナンテラ・マーブルクイーンは、紫、黄、グリーンなど様々な色がマーブル模様になった葉が特徴的なタイプ。日の当たり具合や気温によって色合いが変わり、独特な模様が変化していく姿が魅力です。
アルテルナンテラ・リトルロマンスを使った寄せ植えです。ブラウン色のルーツポーチに、花の中心部がダーク色のニチニチソウ、銅葉色のアルテルナンテラ、コクリュウなどを合わせたところ、渋めの上品な仕上がりになりました。
寄せ植えに使った草花
- ニチニチソウ
- アルテルナンテラ・リトルロマンス
- コクリュウ
- ディコンドラ・シルバーフォール
- アンドロサセ・ラヌギノーサ
- フイリノブドウ
- ヘデラ・かぐや
アルテルナンテラ・リトルロマンスは、植え付けて数日すると中心部から緑色の小さな新芽が出てきました。これからの季節は、新芽の緑と紫色が美しい季節になりますね。
これはアルテルナンテラ・マーブルクイーンを使った寄せ植えです。マーブルクイーンは葉にイエロー色が含まれるため、黄色やオレンジなどの花ともよく合います。夏バテしがちな季節は、ビタミンカラーの草花を育てて植物から元気をもらうのもおすすめです。ぜひ、アルテルナンテラを使って寄せ植えを作ってみてください。
寄せ植えに使った草花
- ルドベキア・プレイリーサン
- フレンチマリーゴールド・ファイヤーボール
- ランタナ・七変化(斑入り)
- ネコノヒゲ
- アルテルナンテラ・マーブルクイーン
▼アルテルナンテラの詳しい育て方はこちら
▼アルテルナンテラの寄せ植えはこちら
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「【春から秋の寄せ植えにおすすめ】葉色の変化を楽しむアルテルナンテラ」の記事をみんなにも教えてあげよう♪