アルテルナンテラとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
アルテルナンテラ
学名

Alternanthera

英名
Joyweeds, Joseph's Coat
和名
ツルノゲイトウ
別名・流通名
アルテルナンセラ、アキランサス、テランセラ
科名
ヒユ科
属名
アルテルナンテラ属
原産地
主に中南米

アルテルナンテラの特徴

アルテルナンテラは200種ほどが世界各地に分布するヒユ科の植物で、そのほとんどは亜熱帯~熱帯アメリカに集中しています。

かつて「アキランサス」と呼ばれていた植物たちも、現在は統合されアルテルナンテラ属の一員です。

園芸品種も数多く作出されており、赤や黄色など鮮やかな葉をつけるため庭に植えるカラーリーフプランツとして人気で、代表的な園芸品種としてはアルテルナンテラ・レッドフラッシュなどがあります。

本来は多年草ですが、熱帯地方に分布するため冬を越せないものが多く、基本的には一年草として扱われていることがほとんどです。

しかし中にはツルノゲイトウ(A. sessilis)などのように、帰化植物として日本に定着した種類もあります。

アルテルナンテラの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 10~100cm
耐寒性 弱い
耐暑性 強い

アルテルナンテラの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
開花

アルテルナンテラの栽培環境

日当たり・置き場所

アルテルナンテラは原産が亜熱帯~熱帯の植物なので、暑さと強い日差しが大好きな植物です。日に当てないと、葉の色がきれいになりません。日当たりと風通しが良い場所に植えましょう。

温度

アルテルナンテラは暑さには強い植物ですが、耐寒性は5℃までです。日本では、木枯らしが吹き出すころまでの一年草として扱われています。

用土

アルテルナンテラは水はけの良い土なら特に土を選びません。花用の培養土で問題なく育ちます。

アルテルナンテラの育て方のポイント

日常の管理

アルテルナンテラは夏の暑さにはとても強い植物なので、強い日差しでも問題なく育ちます。日当たりのよい場所で育てましょう。日常の管理は、極端に水切れをさせなければ、特別な手入れも必要ありません。

暗い場所で管理すると葉色が薄くなったりすることがあります。

またアルテルナンテラは通常カラーリーフプランツとして寄せ植えや花壇などに植栽するため、定期的に摘芯をして枝分かれをさせ、茎数の多い株に仕立てます。

水やり

表土が渇いたらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料

特に肥料の種類は選びませんが、定期的に肥料をあげると生育が良くなり葉色も鮮やかになります。

病害虫

特に目立った病害虫の被害はありません。

アルテルナンテラの詳しい育て方

選び方

アルテルナンテラは葉の色がきれいで痛みがない苗を選びましょう。

植え付け

根を傷めないように、ポットから苗を抜き取り、そのまま植え付けます。

摘芯(摘心)・摘果

アルテルナンテラは通常カラーリーフプランツとして寄せ植えや花壇などに植栽するため、定期的に摘芯をして枝分かれをさせ、茎数の多い株に仕立てます。

剪定・切り戻し

アルテルナンテラは伸びすぎたときに切り戻し剪定をすることで、枝分かれして茎数が多い苗に仕上がります。

植え替え・鉢替え

一年草扱いのため、植え替えの作業はありません。

アルテルナンテラは短日植物です。日が短くなったのを感じて花芽を形成します。開花期間は10月~2月で、千日紅に似ていますが一回り花のサイズが小さい花が咲きます。

しかしそもそもが寒さに弱いので、日本では木枯らしが吹く頃までの一年草扱いとされ、花を楽しむというよりはカラーリーフプランツとして扱われています。

夏越し

アルテルナンテラは暑さにはとても強い植物です。夏の強い日差しもまったく問題がありませんので、特に必要な夏越しの作業はありません。

冬越し

アルテルナンテラは寒さには弱いので、冬前までの一年草扱いです。本来は多年草なので、冬場は室内に取り込めば、越冬可能です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

アルテルナンテラは挿し木と種まきで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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