コバルトセージ | 耐寒性があり毎年青い花が咲く宿根草

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戸松敦子

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コバルトセージ

トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは「コバルトセージ」。セージの一種で、コバルトブルーの美しい花を夏の終わりから秋にかけて咲かせる宿根草です。丈夫で育てやすく、環境が合うと植えっぱなしで毎年花が楽しめます。

コバルトセージ 特徴 育て方

先日、何種類もハーブが植えられている公園でコバルトセージを見かけたのですが、美しい小さな青い花をたくさん咲かせている姿に魅了されました。足を止めて眺めている方もたくさんいましたよ。

草丈は80cmほどで株が大きいのですが、花のひとつひとつが小さく、葉が細葉で茎も細いため、とても繊細で上品な雰囲気です。

 

コバルトセージ 特徴 育て方

剪定しないでそのままにしておくと、草丈1mにもなるくらいよく茎が伸びます。茎が細く雨風で倒れやすいので、できれば6月~8月に何回か摘芯を行い、背が高くなってきたら支柱を立てるといいですね。摘芯をすると、コンパクトに育てられるとともに、脇芽が増えて花数が多くなります。

コバルトセージは耐寒性があるため、屋外で冬越しすることができます。花が終わったら株元でばっさりと切り戻しましょう。冬場は地上部分が無くなりますが、根は生きているので春になると株元から芽吹きます。地植えの場合は自然の雨水で水やりが足りますが、鉢植えの場合は、冬越し中の地上部が無いときも土が乾いていたら水やりしましょう。

 

コバルトセージ 特徴 育て方

コバルトセージを増やしたいときは、株分けと挿し木を行います。株分けの適期は春か秋、挿し木の適期は5月~6月頃です。こぼれ種で増えることもあります。

寒さに強いハーブは、特別な冬越し対策を行わなくても屋外で越冬して春になると再び芽吹きます。小さな芽が出てきたのを発見するときはとてもワクワクしますよ。コバルトセージの苗はお店ではあまり見かけませんが、最近はネットショップなどでも購入できるので便利ですね。ぜひ探してみてください。

 

▼コバルトセージの育て方

 

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戸松敦子

グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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