【レポート】日比谷ガーデニングショー2017で秋の花とガーデンを楽しもう!
LOVEGREEN編集部
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毎年秋に開催されている、日比谷公園ガーデニングショー。植物好き、園芸・ガーデニング好きな方なら一度は名前を目にしたことがあると思います。
今回は、日比谷公園ガーデニングショー2017の様子をご紹介します!
目次
日比谷公園ガーデニングショーってどんなイベント?
日比谷公園は、近代的な洋風公園として日本で最初に誕生した公園です。首都の重要な施設が多いこの地域で、皇居とともに緑のオアシスとして多くの人を癒してきました。
そんな日比谷公園で毎年開催されているのが、日比谷公園ガーデニングショー。ガーデンやハンギングバスケットのコンテスト、植物や飲食物のテント販売など、見どころ盛りだくさんのイベントです。
▼開催期間やアクセス情報をくわしく見たい方はこちら!
日比谷公園ガーデニングショー 会場の様子
日比谷公園ガーデニングショーの会場は、次のようなコーナーに分かれています。
テント出展
花の苗・園芸用品・野菜などの販売や、公園・庭園・街路樹などの管理運営について紹介するパネル展示をしています。
おもてなしガーデン
モデルガーデン
3つのガーデンが扇型に広がっています。
フォトスポットガーデン
赤・青・紫の花が鮮やかなガーデン。
近づいて見てもすてきです。あたりに蝶がたくさん飛んでいるのが印象的でした。
ガーデンコンテスト
ガーデン部門
全15ガーデン。造園会社や農業大学などが出品して、それぞれ小さなお庭を作り出しています。今年のテーマは『和・技・美 ~庭から緑の都市へ~』。
ライフスタイルガーデン部門
全20ガーデン。「お庭づくり」というよりも「空間づくり」と言いたくなるような、ユニークでストーリー性のある作品が並んでいます。
コンテナガーデン部門
芝生広場の中央には、コンテナガーデンの作品が多数配置されています。
ハンギングバスケット部門
コンテナガーデンを取り囲むように、ハンギングバスケットがずらりと並んでいます。
季節感を強く感じるもの、多肉植物やドングリをあしらったユニークなものなど、一つ一つ間近で見たくなる作品ばかり。
また、園芸関連の出展のほかに、キッチンカーの出店があります。
ライフスタイルガーデン
日比谷ガーデニングショーの中でもとくに目を引くのは、個性的な世界観の作品が並ぶライフスタイルガーデンのように思います。
今年のテーマは『美・食・住 ~暮らしを楽しむガーデニング~』。さまざまな形で私たちのくらしを彩っている「花とみどり」 ……その多様なスタイルを、自由な発想で表わすことができるのがライフスタイルガーデン部門です。
夢とストーリーにあふれたライフスタイルガーデン部門の作品たちの一部をご紹介します。解説はそれぞれのガーデンにつけられた説明書きより。想像力を働かせながら楽しんでください。
夏の思い出
東京都立農芸高等学校 緑地環境科 3年 課題研究
『この庭のコンセプトは「秘密基地」である。夏休みに友達と集まって作る秘密基地には冒険や思い出が詰まっている。少年時代に誰もが憧れた秘密基地。少年時代に毎日のように友達と遊んだ思い出やこれから大学生・社会人となっても子供の心を忘れたくないという気持ちを「秘密基地」という形で表現した。』
空の下で美しく
ユピテル with mement・森
『今日は私にとって特別な日。いつもネガティブになってしまう心を、今日は自然の美しさを見方につける。空の下の日溜まりで光のシャワーを浴びて、木々に囲まれた空気は私に身体の中から力をくれる。ここはそれが叶う秘密の空間。さぁ出かけよう。お庭に咲いている花のように1日一生懸命輝くために。 女性を綺麗に元気にして、もっともっと日本を元気に! 構成としては4つの角を主人公の心の移り変わりを植栽で表現します。』
ぼくのゆめにわ
E&Gアカデミー 青山校
『「ぼくのゆめにわ」~sence of wonder~ ぼくはうちゅうがだいすき! アンドロメダ、ベルセウス、ミルキーウェイ…。 おおきくなったらぜったいにいくんだ! 少年の想いはついに秘密基地とともに部屋を飛び出した。昼は大空を眺め、夜は夜空に想いを馳せる。 そんな自由な空間があってもいいよね。 そして足元に広がる自然の中の不思議や驚きに気づき ワクワクしたりドキドキしたり。 その想いを未来へ繋げて欲しい。 SNSやゲームに時間を費やしがちなこれからの子供たちへ。』
G.W.C(ぐりーん うぉーたー くろーぜっと)
涼寸
『ふだん何気なく過ごしている生活の中で、人と自然との距離をもっと計れないか。 誰もが必然的に行く所、一人になれる空間、ほっとできる場所…探していたら、ポンッとトイレが浮かびました。 何もない小さな部屋がもっと緑で溢れていたら…木々に包まれ、癒され、時にはひらめきも得られる。 人と自然がふれあう距離や時間が増えていったら、私たちの意識はもっと大きく変わるのではないだろうか。』
※太字は出展者。『』内は引用。
日比谷公園ガーデニングショーで秋を楽しむ
今回日比谷公園ガーデニングショーに取材に行って強く感じたことは、「秋の植物って、本当にきれいだなぁ」ということでした。作品に使われている植物たちは紅葉が美しい樹木や実ものが多数。どれも鮮やかにガーデンを彩っていました。
日比谷ガーデニングショー2017で見られた美しい秋の植物たちをご覧ください。
日本庭園によく映える紅葉。
なでしこの花。
風に揺れるススキ。
コスモスもまだまだ見ごろです。
画面奥でホトトギスがささやかに主張しています。
和の空間で、秋の花たちが鮮やかに集められています。
柿の実がなっていると、なんだか嬉しい気持ちになりますね。
よーく見れば、ガーデンのすみにムラサキシキブが。
赤くなったガマズミの実。山の秋を感じます。
いかがでしたか?
植物好き・園芸好きなら絶対行きたい日比谷公園ガーデニングショー。ガーデニングに詳しい方も、そうでない方も楽しめるイベントだと思います。自分だけの楽しみ方を探して、日比谷ガーデニングショーを歩いてみませんか。
▼おすすめおでかけ情報はこちらにも!
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