世界一小さな植物園で「博物バザール」開催

土屋 悟

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画像提供、撮影協力/渋谷区植物ふれあいセンター

2019年5月26日、東京都渋谷区にある「渋谷区植物ふれあいセンター」で、開かれた博物イベント「博物バザール」。動植物に興味がある人が多く集まったイベントの様子をレポートします。

目次

渋谷区の植物園で開かれた、植物だけにとどまらないイベント

2019年5月26日、渋谷区にある植物園「渋谷区植物ふれあいセンター渋谷区ふれあい植物センター」(以下、ふれあい植物センター)で、「博物バザール」が開かれました。  植物園で開催されたイベントですが、植物にとどまらず、ほ乳類などの動物や昆虫などの生き物の展示やワークショップ、販売が行われるイベントとなりました。

2019年5月26日、渋谷区にある植物園「渋谷区植物ふれあいセンター渋谷区ふれあい植物センター」(以下、ふれあい植物センター)で、「博物バザール」が開かれました。

植物園で開催されたイベントですが、植物にとどまらず、ほ乳類などの動物や昆虫などの生き物の展示やワークショップ、販売が行われるイベントとなりました。

こうしたイベントを開催するのは、ふれあい植物センターでは初めての試み。「これまでやったことがない催しだったので不安はありましたが、ご協力いただいた出店者の皆さんや、ワークショップグループの方々はいずれも魅力的な商品やコンテンツをお持ちの方ばかり。多くの方に楽しんでいただける自信はありました」 そう語るのは、渋谷区ふれあい植物センターの宮内元子園長。

 

その言葉通り、当日は過去最高の来場者があり、館内は多くの人で賑わいました。それもそのはず、苔、木の実、昆虫標本、博物画などを扱う出店者はいずれもファンに支持される、人気のお店ばかり。

画像提供、撮影協力/渋谷区ふれあい植物センター

その言葉通り、当日は過去最高の来場者があり、館内は多くの人で賑わいました。それもそのはず、苔、木の実、昆虫標本、博物画などを扱う出店者はいずれもファンに支持される、人気のお店ばかり。

今回初となったこのイベントの様子をレポートします。

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「道草」…人気の苔ブランドとボタニカルモチーフのアクセサリーが共同出店

最近人気の苔テラリウムの店が博物バザールにも出店。出店したのはしっかりとした栽培技術でファンからの信頼も厚い「道草」。ガラス器の中のソイル(用土)に植え込んだものや、石に着生させたものなど、種類ごとの個性が引き立つ苔テラリウムがずらりと並びました。

最近人気の苔テラリウムの店が博物バザールにも出店。出店したのはしっかりとした栽培技術でファンからの信頼も厚い「道草」。ガラス器の中のソイル(用土)に植え込んだものや、石に着生させたものなど、種類ごとの個性が引き立つ苔テラリウムがずらりと並びました。

 

本物の苔テラリウムが当たる、道草名物「苔ガチャ」が今回も登場。テラリウムが当たらなくても、苔モチーフのマスキングテープや付せんといった苔グッズが当たるはずれ無しなので、来場者に大人気でした。1回400円也。

本物の苔テラリウムが当たる、道草名物「苔ガチャ」が今回も登場。テラリウムが当たらなくても、苔モチーフのマスキングテープや付せんといった苔グッズが当たるはずれ無しなので、来場者に大人気でした。1回400円也。

 

また、今回はボタニカルモチーフのアクセサリーのmicromも共同出店。こちらは、木の実のアクセサリーなどのオリジナル商品をラインナップ。また、道草の人気アイテムである苔ペンダントに、micromのチャームがついたコラボ商品なども販売され、好評でした。

また、今回はボタニカルモチーフのアクセサリーのmicromも共同出店。こちらは、木の実のアクセサリーなどのオリジナル商品をラインナップ。また、道草の人気アイテムである苔ペンダントに、micromのチャームがついたコラボ商品なども販売され、好評でした。

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小林商会…世界の珍奇な木の実が大集合!

世界中から集めた奇妙な木の実がずらりと並び、閉場間際まで黒山の人だかりが絶えなかったのがこちらの小林商店。本業は軽井沢のジャム屋さんながら、木の実の品ぞろえなら他に類を見ない充実ぶり。人気の植物イベント、BORDERBREAK!!、天下一植物界でも人気のお店です。

世界中から集めた奇妙な木の実がずらりと並び、閉場間際まで黒山の人だかりが絶えなかったのがこちらの小林商店。本業は軽井沢のジャム屋さんながら、木の実の品ぞろえなら他に類を見ない充実ぶり。人気の植物イベント、BORDERBREAK!!、天下一植物界でも人気のお店です。

日本で見られるのとは一風変わったドングリや松ぼっくり、などがよりどりみどりです。上に放り投げるとクルクルと回転しながら落ちてくるフタバガキの実や、タネのまわりがラムネの味がするというバオバブの実など、変わり種も盛りだくさん。そんな木の実をひとつひとつ見ていくだけでもあっという間に時間が経ってしまうので、人だかりが絶えないのも頷けるというものでした。

 

フタバガキの実

フタバガキの実

 

バオバブの実

バオバブの実

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\まだまだ続きます!/

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土屋 悟

長野県松本市生まれ。早稲田大学第二文学部在学中より雑誌編集部でのアルバイトの延長でライター活動を始め、卒業後もフリーライターとして活動。 その後、編集プロダクションをいくつか経て、2009年より約9年間NHK出版「趣味の園芸」テキストの編集兼ライターに従事。 最近は湿度を好む植物、特に着生ランをいろいろ育ててます。 また、ガラスケースとLEDを使った屋内での植物栽培、窓がないトイレで育てるパルダリウム「トイレリウム」などもやってます。ときどき実家の庭の手入れもしており、庭仕事では剪定が好きです。【twitter】 @tutti0514 【Instagram】 @satorutsuchiya_

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