フェリシモが生み出す「ムーミン」アイテム!プランナーに聞くこだわり
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フェリシモといえば、ファッションや雑貨などの自社企画商品の通信販売会社として有名ですが、今回はそのなかでも、フェリシモでしか買えないムーミンアイテムを企画しているプランナーさんに、ムーミンアイテム制作への想いやこだわりについてお聞きしました。
LOVEGREEN編集部が「これは欲しい!」と思った商品についても詳しく教えてもらったので、皆様にもご紹介しますね~。
目次
フェリシモについて
フェリシモは、神戸市に本社を置く通信販売会社。2025年5月8日に創立60周年を迎えました。「ともにしあわせになるしあわせ」という理念を掲げ、ファッションや雑貨など自社企画商品を中心に、カタログやWebなどの独自メディアを通じて販売しています。
フェリシモでは、月1回商品が届く「定期便」というユニークなスタイルでアイテムをお届けしています。気分に合わせてお休みすることもでき、アイテムによっては1回だけお届けするパターンもあります。
商品のほとんどが自社で企画・開発したオリジナル品で、自社企画製品は基本的にはフェリシモでしか買うことができません。プランナーさんがお客様視点で「こんなのがあったらいいな」というアイテムを作っていて、ムーミンアイテムについても、デザインからオリジナルでおこしているので、他では見つからない商品がたくさんあります。
「ムーミン」のオリジナル商品企画への想い
ここからは、プランナーYさんに聞いた「ムーミンアイテム企画」への熱い想いをお届けします!
子どもの頃に感じたムーミンの独特な世界観
Yさん:昭和版アニメ「ムーミン」の岸田今日子さん、平成版ムーミン役の高山みなみさん、令和版では寺島惇太さんと、思い出す「ムーミン」の声は違っても、最初に「ムーミン」に出会うのは、アニメではないでしょうか?
私もその一人で、子どものときに見たアニメ版「ムーミン」が大好きでした。子ども向けとは思えない、ストーリーの中にどこか陰影を含んだ感じ。海外を感じる雰囲気。その独特な世界観が大好きで、図書館で小説版ムーミンを借りて読んだのですが、こちらは当時少し難しく感じました。
フィンランドの群島と深い森に訪れてみて
写真提供:プランナーYさん
Yさん:大人になってフィンランドに旅行に行ったとき、群島のゴツゴツした岩の感じ、少し不安な気持ちになるけれど、なぜか安心感もある深い森、天気の悪い日の海の色……その風景を見て「これはムーミンの世界だ!」と、とても感動しました。
海に出ると、ムーミンの物語に出てくるような小さな群島をたくさん見ることができます。
写真提供:プランナーYさん
コミックス版 Moomin and the seaより
ヘルシンキから気軽に行けるヌークシオ国立公園の指定された焚火エリアでは、薪でコーヒーを沸かしたり、ムーミンのイラストに出てくるような太いソーセージを枝に挿して焼いたり、ムーミンの物語で見たことあるよね!というシーンを再現して体験させてもらったこともあります。
写真提供:プランナーYさん
コミックス版 Moomin begins a New Life より
その後、フェリシモのプランナーとしてご縁があって、ムーミンアイテムに携わらせていただけるようになったときは、本当に嬉しくて小躍りしました。
Yさん:改めてコミックス版、小説版と読み込み、商品にもこの雰囲気を取り込みたいと思いました。特にコミックス版は見すぎて、イラストを見ただけでどのシーンのどのコマがわかるほどです。
ムーミンアイテムを企画するときのこだわり
Yさん:特にこだわっているのは「色合い」です。自分が子どもの頃に「ムーミン」の物語に感じた陰影を含むイメージや、海外っぽい雰囲気を出すように考えています。
また、わかりやすくキャラクターをプリントするより、あえて後ろ姿のアートを用いたり、一見するとただの小花柄なのに、よ〜く見るとリトルミイがいたり、裏地だけにアートを入れたり……と、普通にファッションとしてふだん着として取り入れられるようにデザインしています。私が主に担当しているアパレルアイテムでは、図案からオリジナルで作成して、着やすさにもこだわっています。
マニアの心をくすぐるテキスタルデザイン
Yさん:小説版アートを使用したアイテム以外のほとんどは、フェリシモでオリジナルに作成したテキスタイルデザインで商品を作っています。
個人的には、トーベさんのイラストで、隅っこの方にこっそり描かれた「はい虫」や謎の生き物や、ソフスなど、あまり有名ではないキャラクターなどが大好きなので、隙あらばテキスタイルに盛り込んだりしています。
※「はい虫」はムーミン谷に住む小さな生き物のことで、とてもはずかしがりやで臆病な性格です。ティーティ=ウーや、サロメちゃんなどがいます。
編集部が欲しい!と思った「ムーミン」アイテムをご紹介♪
フェリシモのWebサイトから、LOVEGREEN編集部が「これは欲しい!」と思ったムーミンアイテムの中から今回5つをピックアップして、Yさんにそのアイテムの魅力を詳しくお聞きしました。
ムーミンたちのキャラクターのイラストがかわいいのはもちろんなのですが、自然を愛するムーミンたちのアートには植物が美しく描かれているので、編集部メンバーも心をわしづかみにされました!
① MOOMIN ニョロニョロシリコーンミトン
熱いものを持ったり、固い瓶のふたを開けたりするときに便利なシリコーンミトン。
Yさん:サッと洗えるので衛生的で、毎日のお料理タイムが楽しくなりそうです。しっかりつかめるサイズ感なので使いやすく、ムーミン谷の不思議な生きもの「ニョロニョロ」が上目がちなのが個人的なツボです。
②ムーミンと仲間たち ムーミンハウスと華やかフラワーの型押し長財布
Yさん:シックなグリーンの合皮に型押ししました。プリントで表現できない凹凸感がリッチな大人っぽい雰囲気です。今まで何回かデザイン違いで作成しているのですが、いつもご好評いただいています。
3部屋構造ですっきり収納なので、お札を折らずに持ちたい方やカード類が多い方におすすめします。ムーミンやしきとお花をバックにくつろぐムーミンたちがかわいいです。
③ムーミン 京織の和柄が大人かわいい お財布にも使える 仕切り付きがま口
楽しそうに駆け回るムーミンの姿を表現したオリジナルのテキスタイルは、京都の伝統柄のあられ紋との組み合わせです。
Yさん:角度を変えるとキラリと輝くグレーの配色がとっても涼やかです。浴衣などに合わせても大人かわいくお持ちいただけると思います。
西陣織から派生した京織という手法で職人さんが丁寧に織り上げた生地は、凹凸感があって特別感があるので、大人の方にぜひ使っていただきたいです。ひかえめなカラーリングがお気に入りです。
④ムーミンと仲間たち リトルミイとニンニのプリントTシャツ
小説「ムーミン谷の仲間たち」の一節と、その挿し絵がプリントされたTシャツです。
Yさん:これは挿し絵のかわいさはもちろん、リトルミイがニンニにかけた深い言葉も味わってほしかったので、小説の一節をトーベ・ヤンソンの手描き文字をベースにしたフォント「tove script」の書体を使ってデザインしています。
カラーも着やすいチャコールグレーに白で、あえて上側にプリントして大人っぽく着られるようにしました。
⑤ムーミン谷の物語を飾るように楽しむ 手ぬぐいタオルの会
スウェーデンの出版社Bonnier Carlsen社から出版されている、ムーミン絵本のアートを手ぬぐいに落とし込みました。
Yさん:広げればまるでアートのような、色彩豊かな絵本の絵柄を楽しんでいただけるサイズ感がこだわりポイントです。トーベのイラストとはまた違った雰囲気が楽しんでもらえると思います。
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プランナーYさん、ありがとうございました。
2025年は「ムーミン」小説出版80周年という記念すべき年。
LOVEGREENもコラボレーションさせていただくことになり、編集部でもあたらめてムーミンの小説を読み、ムーミンを通じて作者のトーベ・ヤンソンさんが伝えたかったことをイメージしてみたりしています。また、小説を読み進めると、それぞれのキャラクターの個性的な魅力がわかるようになり、自分のまわりをお気に入りのムーミングッズでかためたくなっているこの頃です。
今回、普段聞くことができない”ムーミンアイテムの商品企画への想い”をYさんにお聞きして、フェリシモさんのWebサイトを見るのがさらに楽しくなりました。
次回は、ムーミン×フェリシモの夏物アイテム、秋にはムーミン×フェリシモの秋冬におすすめアイテムから、編集部が気になるものをご紹介していきます。お楽しみに!