多肉植物の植え替えをしよう|ほっこり、多肉部屋
LOVEGREEN編集部
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気に入っておうちに迎えいれた多肉植物。ようこそ我が家へ!買ってきた時の状態からお気に入りの鉢に植え替えたい。多肉植物の植え替えって何が必要で、どうやるの?今回は基本の植え替えについて紹介。
植え替えが必要な時はいつ?
目安1年から2年に1度は植え替えをしましょう。
土も古くなります。固くなると水はけもよくなく、根腐れの原因にもなります。また、根詰まりを起こす場合もあります。根の状態を確認するためにも植え替えは大事です。
植え替えに必要なもの
用土
用土は水はけのよいものを使います。
手軽に使えるものは、市販の「多肉植物用の土」がよいでしょう。園芸店、サボテン・多肉植物専門店、ホームセンターなどで取り扱いがあります。水はけのよい土は、水を与えた時にさーっと流れ出ます。鉢の上のほうに水が溜まり、時間をかけてじわじわと染み込まれていくような土はあまりよくはないでしょう。
スコップ
普通のスコップでも問題ありませんが、「筒型スコップ」は作業しやすくオススメ。
鉢底ネット
土が流れ出ないうように、鉢底の穴にセットします。
鉢底石
水はけをよくするために使います。
石以外にも炭・粒の荒い赤玉土(中粒など)を代わりに使用してもよいでしょう。
\あると便利!/
・園芸用グローブ・
土が爪先に入るのを防げます。手荒れの予防にもなります。
・割りばし・ピンセット・
多肉植物の植え替えの際に、あると便利なのが割りばしやピンセット。細かい作業や、土を中まで入れるのにあると便利です。ピンセットは葉と葉の間に土が入ってしまった時にも使えます。
植え替え前にチェック!
土の状態はどんな感じ?
土は乾いてる状態がベスト
土が濡れている場合の植え替えはできるだけ避けましょう。その場合は土が乾くまで数日間置いてから植え替えをしましょう。
乾燥時の土(画像下:左)
表面が乾いていて白っぽい。持った時に軽いです。
湿っている時の土(画像下:右)
表面が色が濃い。持った時に重みがある。
なぜ濡れていると良くないの?
土が濡れている状態での植え替えは、土が崩れにくく、強引に崩すことで根を傷める原因にもなります。
多肉植物の植え替えをしよう!
土が乾いているのを確認。乾いていたら、植え替えをしましょう。
まず、鉢のサイズを決めよう
鉢のサイズは「大き過ぎず、小さすぎず」
多肉植物のサイズに合ったものがよいでしょう。大きすぎると、土の量が多くなり土の乾きも遅く、根腐れの原因にもなりかねないです。小さすぎる鉢は根詰まりの原因になります。
鉢に鉢底ネットをセットします
鉢底穴を覆うくらいのサイズに合わせカットして入れます。
鉢底石を入れます
鉢底ネットが隠れるくらい入れます。
土を入れます
土を鉢の1/4くらい入れます。鉢底石が隠れるくらいが目安です。
苗を抜いて土をほぐします
NGポイント!
無理やり引っ張ったりはしないようにしましょう。ポットから抜く時は多肉植物を優しく支えるように持ち、傾けて抜きます。土が固く、抜けにくい場合はポットをトントンと軽く叩くなどして隙間を作ると抜けやすいでしょう。
多肉植物を鉢に入れて、土を流し入れます。
割りばしや指を使って、サクサクっとなじませるとよいでしょう。整えて完成です。
NGポイント!
鉢いっぱいに土を入れると水を与えた時に溢れて流れてしまいます。鉢の上部に1、2センチくらいはスペースを残しましょう。
\これで、植え替え完成!/
植え替え後の水やり
植え替えてから約1週間程経ってから水を与えます。
鉢底穴から水がたっぷりと流れ出るくらい与えましょう。
植え替え時に葉っぱが取れたら・・・
\葉挿しにチャレンジしてみよう!/
種類によっては葉から増やすことができます。(エケベリア・セダム・グラプトペタルムなど)
葉挿しのコツ
土は大粒ではなく小粒のもののほうが向いてます。葉挿しする葉を付け根が軽く土に埋まるように置きます。
上の葉挿しが正しいです。下の葉挿しは埋めすぎの場合の例
明るい日陰がベスト
管理する場所は風通しのよい明るい日陰がよいです。直射日光は葉がカラカラになってしまうので避けて管理しましょう。
発根してからは根っこを埋めて、水を与えます。いきなり真上から水をざーっかけないで優しく霧吹きなで行います。
数ヶ月で成長するかも・・・?!
様々な種類のある多肉植物。成長過程で必要な植え替えをしっかりして管理していきましょう!
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