セイタカアワダチソウとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
セイタカアワダチソウ
学名

Solidago altissima

英名
Canada goldenrod
科名
キク科
属名
アキノキリンソウ属
原産地
北アメリカ

セイタカアワダチソウの特徴

セイタカアワダチソウはキク科の多年草です。花期は晩夏から秋の9月から11月頃です。黄色の小花の集合体を円錐形に開花させます。北アメリカ原産の外来種ですが、繁殖慮が強く、日本国内の河原や空き地、公園の隅など、あらゆる場所で見かけます。

喘息やアレルギーの原因として嫌悪されてきましたが、セイタカアワダチソウは花粉を飛ばして繁殖する風媒花ではありません。同じ時期に開花するブタクサと誤解されているようです。セイタカアワダチソウは虫媒花で、昆虫に授粉を助けてもらって種子を作ります。さらに地下茎でも増えるため、よく繁茂します。セイタカアワダチソウは名前の通り草丈が高く、大きなものになると3mを超すものもあります。

セイタカアワダチソウの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 1~3m程度
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色
開花時期 9月~11月

セイタカアワダチソウの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花

セイタカアワダチソウの栽培環境

日当たり・置き場所

セイタカアワダチソウは日当たりを好みます。

用土

セイタカアワダチソウは肥沃な土壌を好みます。

セイタカアワダチソウの育て方のポイント

水やり

地植えのセイタカアワダチソウは、特に水やりの必要はありません。夏期、高温乾燥が続くような場合はたっぷりと水を与えます。鉢植えのセイタカアワダチソウは、表土が乾いたら鉢底から水が出てくるくらい、たっぷりと与えます。

肥料

セイタカアワダチソウは、肥沃な土壌を好みます。春芽吹き始める頃に腐葉土や有機肥料を周囲の土に漉き込みます。

病害虫

これといって目立った病害虫の被害はありません。

セイタカアワダチソウの詳しい育て方

選び方

セイタカアワダチソウは、草丈高く伸びた茎の先に円錐形の花序を咲かせます。茎が根元からしっかりとしているものを選びましょう。

種まき

セイタカアワダチソウの種子は、タンポポの種子のように綿毛を有してして、風に乗って遠くまで飛んでいく特性があります。秋に収穫した種は、翌春にまきます。

セイタカアワダチソウは、9月~11月に開花します。黄色の小花の集合体を円錐形に咲かせます。

収穫

セイタカアワダチソウの種子を収穫する場合は、花が終わった11月の終わり頃に収穫し、翌春まで冷蔵庫で保管します。

夏越し

特に夏越しの作業はありません。

冬越し

セイタカアワダチソウは、多年草です。冬には休眠期に入ります。特に必要な冬越しの作業はありません。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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