キャットニップ(イヌハッカ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • キャットニップ
植物名
キャットニップ(イヌハッカ)
学名

Nepeta cataria

英名
Catnip
和名
犬薄荷
別名・流通名
イヌハッカ
科名
シソ科
属名
イヌハッカ属
原産地
アジア、ヨーロッパ

キャットニップ(イヌハッカ)の特徴

キャットニップはミントと同じシソ科のハーブです。同じ科だけあって、見た目はミントにそっくり。名前の通り、キャットニップは猫が大好きな香りを放ちます。全体が産毛のような柔らかな毛で覆われていて、春〜初夏になると先端に円錐状の花を付けます。よく枝分かれし、レモンバームと同様にミツバチを呼び寄せる効果もあります。

ドライフラワーにして、ポプリを作れば猫のおもちゃになったり、他のハーブとブレンドして入浴剤にしたりといろいろ楽しむことができます。丈夫で繁殖力が旺盛な育てやすいハーブです。

キャットニップ(イヌハッカ)の詳細情報

園芸分類 ハーブ
草丈・樹高 50~100cm
耐寒性 あり
耐暑性 弱い
耐陰性 あり
花色 白、ピンク、紫
開花時期 初夏〜夏

キャットニップ(イヌハッカ)の栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しが良い場所を好みます。半日陰でも育てられます。

用土

草花用の培養土やハーブ専用の土が手軽で便利。キャットニップは水はけが良ければ、やせ地でも栽培可能です。

キャットニップ(イヌハッカ)の育て方のポイント

水やり

土の表面が乾いたらたっぷり水やりをします。鉢植えのキャットニップは土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出てくるくらいを目安に水やりをします。極端に水切れを起こさないようにしましょう。

肥料

春と秋に緩効性の固形肥料を与えます。

キャットニップ(イヌハッカ)の詳しい育て方

選び方

株元までから芽吹きがある、きれいな葉色の苗を選びましょう。

植え付け

年々、株が大きくなります。隣の植物との間隔は広めにとりましょう。

剪定・切り戻し

伸びすぎたり株元の葉が傷んできたら、全体的に切り戻しましょう。

植え替え・鉢替え

鉢植えのキャットニップは、一年に一度一回り大きな鉢に植え替えましょう。

キャットニップの花は初夏から夏にかけて開花します。開花期は香りが強くなります。葉をたくさん収穫するためなら、花は咲かせず、摘芯や切り戻しをし続けるとよいでしょう。

夏越し

梅雨から夏に入る前に株の半分程度で切り戻しを行います。

冬越し

冬前に株元で剪定しておきます。冬に地上部が枯れることもありますが、そのままにしておけば翌春芽を出します。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

キャットニップは株分け、挿し芽、種まきで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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