プテリスとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- プテリス
- 学名
Pteris
- 英名
- Brake fern
- 和名
- イノモトソウ
- 科名
- イノモトソウ科
- 属名
- イノモトソウ属
- 原産地
- 熱帯~亜熱帯
プテリスの特徴
プテリスは涼し気な美しい葉が特徴的な観葉植物。シダの仲間で、日本にもオオバノイノモトソウなどが自生しています。葉色は明るいグリーン、濃いグリーン、白の斑入りなど様々あり、葉の形も豊富です。
観葉植物として人気が高いプテリスですが、暖かい季節であれば屋外で育てることもできます。直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、明るい日陰で管理します。日陰や半日陰の庭に植えたり、寄せ植えやハンギングバスケットにも使えます。寒さに弱く霜に当たると株が傷んでしまうので、周年楽しむためには寒くなる前に室内に取り込む必要があります。
プテリスの詳細情報
園芸分類 | シダ・コケ |
---|---|
草丈・樹高 | 10cm~40cm |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 強い |
プテリスの栽培環境
日当たり・置き場所
プテリスは湿り気のある明るい日陰か半日陰を好みます。暖かい季節は屋外でも育てられますが、直射日光は避けます。冬は霜に当たると株が傷んでしまうので、室内で管理しましょう。室内では、エアコンの風が直接当たらない場所が好ましいです。
用土
プテリスは、排水性が良く、適度な保水性がある土を好みます。市販の草花用の培養土や、観葉植物用の土で問題なく育ちます。
プテリスの育て方のポイント
水やり
プテリスは湿度の高い状態を好むので、暖かい季節は土を乾かさないように水やりし、冬は寒さで根が傷まないように、土が乾いてから水やりしましょう。乾燥を嫌うため、定期的に霧吹きで葉水をすると美しく育ちます。
肥料
プテリスは、春から秋の生育期に緩効性肥料を適量施します。
プテリスの詳しい育て方
選び方
プテリスは、みずみずしい葉がたくさん出ているものを選びます。葉が少なかったり、株元の葉が枯れているような苗は避けましょう。
植え付け
プテリスの植え付けは、春から秋の生育期に行います。
剪定・切り戻し
プテリスは特に切り戻しの必要はありません。育ちすぎて葉が多すぎる場合は、好みのボリュームに適宜間引きする程度で大丈夫です。下の方の葉が枯れてきたら根元から切り取ります。
植え替え・鉢替え
プテリスの植え替え適期は、春から秋の生育期です。根土を軽くほぐして、一回り大きい鉢に新しい土を使って植え替えましょう。
夏越し
プテリスは暑さに強いため、特別な夏越し対策は必要ありません。直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、明るい日陰で管理しましょう。
冬越し
プテリスは寒さに弱いので、寒くなる前に室内に取り込みましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
プテリスは、植え替えする際に株分けを行って鉢を増やしていきます。