シンバラリア(ツタバウンラン)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • シンバラリア 育て方 特徴
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植物名
シンバラリア(ツタバウンラン)
学名

Cymbalaria muralis

英名
Coliseum Ivy(コリセウムアイビー)
和名
蔦葉海蘭(ツタバウンラン)
別名・流通名
蔦唐草(ツタガラクサ)
科名
オオバコ科
属名
シンバラリア属
原産地
地中海沿岸地方

シンバラリア(ツタバウンラン)の特徴

シンバラリアは、横に広がるように育ち、花径1cmにならないスミレに似た小さな花を春から秋まで次々と咲かせる耐寒性多年草。葉はアイビーに似た形をしていて柔らかい質感です。

日光を好みますが、強すぎる直射日光が当たる場所よりも半日陰くらいの場所で管理した方が状態良く育ちます。日陰でも育ち、丈夫で手間がかからないため、シェードガーデンのグランドカバーとして重宝がられるほか、寄せ植えやハンギングバスケットのアクセントとしても用いられます。

和名の蔦葉海蘭(ツタバウンラン)は、ツタのような葉を持ち、海蘭(ウンラン)の花に似ていることから名付けられました。学名のmuralisは壁という意味を含み、城壁などに生えることから付けられています。

シンバラリア(ツタバウンラン)の詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 草丈は10~15cm、草の長さは1mほど
耐寒性 強い
耐暑性 普通
耐陰性 強い
花色 白、紫
開花時期 3月~10月

シンバラリア(ツタバウンラン)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け・植え替え

シンバラリア(ツタバウンラン)の栽培環境

日当たり・置き場所

日光を好みますが、真夏の暑すぎる直射日光は苦手です。周年または真夏は半日陰になるような場所で育てましょう。

用土

鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で問題なく育ちます。

それほど土質にこだわりませんが、地植えの場合で植える場所の土が固い場合は、土を耕して腐葉土などを混ぜ込んでから植え付けます。

シンバラリア(ツタバウンラン)の育て方のポイント

水やり

鉢植えの場合は、株元の土が乾いたらたっぷり水やりしましょう。

地植えの場合は、根付いたら水やりしなくても育ちます。真夏に雨が降らない日が何日も続く場合は水やりしましょう。

肥料

肥料を与えなくても育ちます。与えると生長が良くなります。

病害虫

特に病害虫の心配はありません。

シンバラリア(ツタバウンラン)の詳しい育て方

選び方

株元が枯れや蒸れのない、葉色の美しい株を選びます。ポットいっぱいに葉が広がっているものが良いです。

植え付け

植え付けの適期は春か秋。梅雨や夏を避けて植え付けましょう。根を多少くずしても問題ありません。

剪定・切り戻し

伸びすぎてしまったら適宜切り戻しをしましょう。

植え替え・鉢替え

植え替えの適期は春か秋です。

地植えの場合は、特に植え替える必要はありません。

鉢植えの場合は、鉢が窮屈になって生長が悪くなったら一回り大きな鉢に新しい土を使って植え替えましょう。

花はとても小さく、0.8cm程度。3月~10月頃までの長い期間、スミレに似た可愛い花が咲き続けます。

夏越し

特別な夏越し対策は必要ありませんが、夏は強い直射日光が当たるような場所ではなく、半日陰くらいで木漏れ日程度の光が差すような場所で管理しましょう。

冬越し

シンバラリアは耐寒性があるため、特別な冬越し対策は必要ありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分けで増やすことができます。地植えすると、環境が合えばどんどん広がって増えます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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