前田有紀の一“花”言vol.3「野バラの実」~赤い実をクリスマススワッグに取り入れよう!

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今回ご紹介するのは、今の時期ならではの実物「野バラの実」。

クリスマス花材としても手軽に手に入れやすいのでおすすめです!

 

クリスマスにぴったりの真っ赤な「野バラの実」をレコメンド

みなさんは「野バラの実」を知っていますか?寒い季節になってくるとお花屋さんに並び始め、季節を感じられる花材の一つです。

今回は、「野バラの実」の魅力やアレンジについてご紹介します!

 

実が小さいので草花になじみやすい

このかわいい実は小さいですが存在感は抜群です!

冬の時期は葉物が多く出回り、最近では葉物のブーケも人気を集めています。そこで全体を引き締めてくれるのが「野バラの実」。存在感はあるのに草花とさらっとなじんでくれるので重宝してしまいます。

 

赤い色がそのままドライフラワーになる

ドライフラワーになるとどうしても生花の色味が落ちてしまうもの。それがもちろんドライフラワーの魅力でもあります。

「野バラの実」は色味がほぼ落ちずきれいな赤色を楽しめます。

 

「野バラの実」を使ったクリスマススワッグに挑戦!

今回は、「野バラの実」のクリスマスカラーでもある赤色をアクセントにしたスワッグについてご紹介します!

今年のクリスマスはスワッグを飾って、お部屋をちょっぴり特別な空間にしてみませんか?

 

おすすめ花材

左から
実つきヒバ / リューカデンドロ・プルモサス / 野バラの実 / コニファー・ボールバード 

 

それでは、実践!

スワッグの楽しみのひとつは、組み合わせに答えがないところです!今回の主役「野バラの実」をポイントに自分好みの合わせ方を見つけましょう。

 

組み合わせが決まったらひもで縛りましょう。こんなに縛っていいのかな?と心配になると思いますが、グッと縛らないと位置がずれたり抜けてしまうということがあるので、おもいっきり縛って大丈夫です!

 

今回の組み合わせは、「野バラの実」だけでなく茶色の実がついた「実つきヒバ」もポイントになりそうですね!

おうちの玄関やドアなどに飾って冬のスワッグをお楽しみください。

 

スワッグを作った後のお楽しみをピックアップ

今回、前田さんが作ったスワッグを編集部の部屋に飾っていたところ、様々な変化が見えましたのでご紹介します。

 

【実つきヒバ】
スワッグを飾っている下に、何やら茶色の小さな粒がたくさん落ちているのを発見。

よく見てみるとヒバの実から種がこぼれ落ちていたようでした。せっかくなので、時期に合わせて編集部で種をまいてみたいと思います!

 

【野バラの実】
今回の主役の「野バラの実」はグリーンによく映えて、しわしわになった実も可愛らしくきれいな色をしていました。

一輪挿しとしても生花からドライまで長い間楽しめるので本当におすすめです。

 

【リューカデンドロ・プルモサス】
リューカデンドロ・プルモサスは、ふわっと蕾が開き白いフワフワのお花を咲かせていました。こちらのお花を手に入れたときは、咲くまでの経過観察も楽しみの一つになりそうですね。

今回のスワッグは、時間が経つに連れて変化も楽しめる品種がもりだくさんでした!

 

引き続き、隔週金曜日に前田さんの連載の「前田有紀の一花言」を配信しますので、お楽しみに!

 

フラワースタイリスト
前田有紀

2013年イギリスに留学し、帰国後フラワースタイリストとして活躍。イベント装飾やブーケやアレンジメントの制作を手がけ、雑誌やSNSなどでメディアを通して花と緑のある暮らしを提案している。2017年の春以降は積極的にワークショップも行い、花や緑に関わる人々と直接ふれあうことでリアルな声も積極的に取り入れている。また、2017年10月にオープンした「世界の花屋」では、デザイン監修を務め、世界の花々の生産や流通など、花の歴史などの魅力を伝えている。

Facebook/前田有紀『一日一花』

instagram/@yukimaeda0117

世界の花屋/公式サイト

 

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