今、育ててみたいのはビカクシダ。ビカクシダの板付けにチャレンジ!

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DrifyWood&SmokeyWood

野本 栄一さん

植物だけでなく爬虫類の販売も行う。

植物を扱うイベントWILDWOOD CEO

目次

ビカクシダとは

ビカクシダは18種類が原種とされ、アフリカ、マダガスカル、東南アジア、太平洋諸島、オーストラリア、南アフリカ等の熱帯地域に分布しています。最近では栽培データがそろい、どの種も日本で綺麗に育てられるようになってきました。

ビカクシダの種類

ビフルカツム

オセアニアのビカクシダは何と言っても寒さに強いです。霜が降りない場所なら冬でも越冬できます。そういう点で、日本の環境に一番合ったビカクシダとも言えるでしょう。子株もよく増え、群生株になりやすい種でもあります。初めて育てる人にもおすすめの種です。

リドレイ

キャベツのような貯水葉が特徴のリドレイは人気No.1のビカクシダです。この種は太陽光と風が大好きで、自然界では貯水葉を木々にしっかりと巻き付け、余分な水分を体内に入れない構造になっています。どうやって水を取り込むのかというと、 胞子葉が雨を集める樋(とい)の役目をし、体内に水分を取り込みます。 リドレイは子株を出さず、胞子培養株が日本でもお手頃な価格で流通するようになりました。

エレファントティス

大きく象の鼻のような胞子葉が特徴のビカクシダです。 太陽光が大好きです。しかし、寒さには弱いです。 子株が良く出て沢山増えそうにも思えるのですが、早期に親株から離すと生長が遅くなり、なかなか大きくならない事が多いようです。

ビカクシダの育て方

水やり

室内、屋外など育てる環境によって水やりのタイミングは異なります。 基本しっかりと水を与えてしっかり乾かしますが、屋外の太陽光が良く当たり風が吹く場所なら水やりの頻度は増えます。室内の間接的な太陽光に微風の場所ならば、控えめの水やりが適しています 。

置き場所

ビカクシダは日当たりと通気性が良い場所を好みます。 ただし、直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こし、生長が止まる恐れがあるので夏は50%ぐらいの遮光ネットで調整した方が良い結果がでます。 最低温度が10度〜15度ぐらいになる時期は室内に取り込むか、加温をして管理してください。

室内での管理について

基本暖かい時期は屋外管理がベストです! 自然の光、自然の風に敵うものはありません。 ただし室内でしか管理できない方は出来るだけ明るい窓際で空気が淀まないようにサーキュレーター等をを使って空気を動かしてあげると良いでしょう。日光の補助としてLEDライトで照射時間を増やしてあげると良い結果がでます。

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