アンスリウム・クラリネルビウムとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- アンスリウム・クラリネルビウム
- 学名
Anthurium clarinervium
- 科名
- サトイモ科
- 属名
- アンスリウム属
- 原産地
- メキシコ チアパス州
アンスリウム・クラリネルビウムの特徴
数百から千種にものぼるといわれるアンスリウム属。
クラリネルビウムは、アンスリウムでよくイメージされる真っ赤な花(正確には仏焔苞という部位)ではなく緑色の大変地味な花を咲かせますが、ハート型の黒々とした葉に銀色の葉脈が走るその美しさから非常に人気の高い種類です。
メキシコの自生地では地生もしくは岩の隙間や上に根を張っており、着生種と比較しても栽培が比較的容易です。
アンスリウム・クラリネルビウムの詳細情報
園芸分類 | 観葉植物 |
---|---|
耐寒性 | 最低10℃程度 |
耐暑性 | あり |
耐陰性 | あり |
花色 | 緑 |
アンスリウム・クラリネルビウムの栽培環境
日当たり・置き場所
朝日が当たる東側の窓際や、レース越しの柔らかい光が当たる明るい日陰などが最適でしょう。ただしあまり暗いところに置きっぱなしにしていると、葉の色や模様が薄くなり徒長してしまいます。
温度
アンスリウム・クラリネルビウムは、熱帯のジャングルに生える植物ですので冬季の低温と乾燥は苦手です。最低でも10℃程度には保ち、しっかり葉水もしてあげましょう。
用土
アンスリウム・クラリネルビウムは、岩着生するという性質からわかるように根が空気を好みますので、用土は赤玉土や鹿沼土などをベースにした排水性の高いものを使用します。
アンスリウム・クラリネルビウムの育て方のポイント
水やり
水はけのいい用土の表面が乾いたらたっぷり潅水し、受け皿に溜まった水は必ず捨ててください。「カラカラではないけどちょっと乾き気味かな?」くらいのイメージで保つといいでしょう。
アンスリウム・クラリネルビウムの詳しい育て方
選び方
葉や茎などがきれいな健康的な株を選ぶと良いでしょう。
剪定・切り戻し
古くなって枯れてきた葉はこまめに取り除くようにしましょう。
植え替え・鉢替え
環境にもよりますが、1~2年に一度、初夏の暖かくなった時期に一回り大きい鉢に植え替えると良いでしょう。根がそれほどに伸びていない場合は、土を新しくして同じ大きさの鉢に植え替えても問題ありません。