ソテツ(蘇鉄・そてつ)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉
LOVEGREEN編集部
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ソテツの花言葉や種類、特徴をご紹介!ソテツはヤシに似た南国のイメージがある植物。丈夫であまり手がかからないため、庭木や街路樹としてよく用いられます。
ソテツ(蘇鉄・そてつ)の花言葉
ソテツ(蘇鉄・そてつ)の花言葉は、「雄々しい」。
ソテツ(蘇鉄・そてつ)について
科・属 | ソテツ科・ソテツ属 |
和名 | 蘇鉄 |
英名 | Japanese sago palm |
学名 | Cycas revoluta |
原産地 | 日本(沖縄、南西諸島)、東南アジア |
開花期 | 6月~8月頃(希少) |
ソテツ(蘇鉄・そてつ)の特徴
ソテツは、沖縄の南西諸島に自生する高さ5mほどになる常緑低木です。ごつごつとした太い幹と、切れ込みの入った大きな葉が特徴的。暑さに強く乾燥にもよく耐え、南国風の庭木として重宝されます。生長スピードがゆっくりだったり、丈夫で育てやすいことから、海沿いの暖かい地域では街路樹などに植えられていることも多いです。一方では、盆栽やミニ観葉植物のように、コンパクトに育てる楽しみ方も人気です。
ソテツが自生してきた歴史は非常に古く、恐竜時代のジュラ紀から続いてきたと言われており、「生きた化石」と呼ばれることもあります。
ソテツは雌と雄の株が別々に存在する植物で、雌株と雄株がそれぞれ違う形の花を咲かせます。雌花はドーム状の羽の塊のような姿で、雄花はトウモロコシを太くしたような姿をしています。地植えで大株に生長しないと開花せず、両方の株を育てていないと受粉させることもできないことから、花を咲かせることはなかなか難しいとされています。
ソテツの根には「シアノバクテリア」というバクテリアが共生していて、空気中から窒素を栄養として吸収できます。そのため、やせた土地でも問題なく育つと考えられています。
ソテツは漢字で「蘇鉄」と書きますが、この木が枯れそうになった時に、株元に鉄釘を打ち込んだり、鉄くずを与えると蘇って元気になるという言い伝えにちなみます。
ソテツの花言葉「雄々しい」は、巨木が羽のような形の大きな葉を風にしならせながら堂々としている風格からイメージして付けられたのではと言われています。
ソテツ(蘇鉄・そてつ)の種類
ザミア・プミラ
葉が丸みを帯びているところが特徴的。葉の表面に細かい毛が生えています。
ナンヨウソテツ
種子は4~5cmほどで有毒。種子は有毒成分を除いて食用にされます。
フイリソテツ
樹形、葉形などはソテツと同じですが、黄金に輝くような光沢のある葉に特徴があります。
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