イランイランの花言葉|花の特徴、名前や花言葉の由来
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イランイランの花言葉、花の特徴、名前や花言葉の由来を紹介します。イランイランは、甘い香りが魅力の南国の花。
目次
イランイランの花言葉
イランイランの花言葉は「誘惑」「乙女の香り」
イランイランについて|基本情報
科・属 | バンレイシ科・イランイランノキ属 |
和名 | イランイランノキ |
英名 | Ylang Ylang, Perfume Tree |
学名 | Cananga odorata |
開花期 | 5月~10月 |
イランイランとは|花の特徴、名前や花言葉の由来
イランイランは、バンレイシ科イランイランノキ属の常緑高木。イランイランという名前で広く知られていますが、標準和名はイランイランノキです。フィリピンやインドネシアなど、アジアの熱帯から南半球まで、世界の熱帯地域に自生していますが、原産地は不明とされています。
甘く濃厚な花の香りが有名で、多くの香水に利用されているほか、精油も人気があります。花が咲くのは5月~10月の生育期。花の大きさは5~8cm、開花してからも大きくなり続けます。花びらがねじれたような独特のフォルムで、咲き始めはグリーン、咲き進むにつれて黄色く変化していきます。咲き始めよりも黄色くなってから、強く香ります。本来は10mを超す高木ですが、家庭でも育てやすい矮性種のチャボイランイランが流通しています。
イランイランという名前は、フィリピンのタガログ語で「花の中の花」という意味。学名の種小名である odorata は「香りが良い」という意味です。
昔からイランイランの香りには、催淫効果や媚薬としての効果があるといわれてきました。外国では、新婚初夜のベッドにイランイランの花をまく習慣があるといいます。他にも男性を誘惑する効果があると信じられていたそうです。イランイランの花言葉「誘惑」は、この花の甘い香りに由来しているようです。
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