クリスマスにも普段にも飾れるクリスマスローズとユーカリのナチュラルリース
とまつあつこ
このライターの記事一覧
クリスマスローズ(アーティフィシャルフラワー)
トゥデイズプランツ、今回ご紹介するのは造花の「クリスマスローズ」。クリスマスローズは、まだ寒い冬から早春に花を咲かせるキンポウゲ科の耐寒性多年草です。
クリスマスローズはうつむきがちに咲く姿が上品で愛らしく、「冬の貴婦人」という愛称もあります。寒い中、蕾が次々とあがってくる姿もとても愛おしく、咲いた花の顔をこちらに向けてその美しさを愛でる時間はとても癒されます。
そんなクリスマスローズの本物そっくりのアーティフィシャルフラワー(造花)を使ってリースを作ってみました。最近の造花は本物の植物にとてもよく似た色や質感で作られていて、上品でおしゃれなものが豊富にあってすごいなと思います。アーティフィシャルフラワーは清潔感があり軽くて扱いやすいので、植物を取り入れたいけれど置いてはいけない場所や、植物のお手入れをする時間がない方にもおすすめです。
クリスマスローズの花びらに見える部分は本当は「ガク片」で、花が咲き終わってもガクの部分が散らずに残って長く鑑賞できるのですが、その「ガク片」の部分の色や模様もそっくりにできています。また、本来の花びらは退化して蜜腺となり、雄しべの周りにあるのですが、それもちゃんとリアルに作られています。
ガク(学)が落ちないので「合格の花」と呼ばれることも。確かに我が家のクリスマスローズも毎年受験シーズンに咲きます。落ちない縁起が良い花というイメージがあったり、咲くまでに時間がかかって咲いてから長く楽しめるので、受験生であってもそうでなくても、庭やベランダで咲いた日は嬉しくて何となくウキウキします。
ニュアンスカラーのクリスマスローズに合わせたのは、丸くて大きな葉のユーカリ・ポポラスと小さい丸い葉のユーカリ・グニー、シロタエギクなどのシルバーリーフ。落ち着いた色合いのアップルやグレイッシュカラーのブルーベリーなどの実もプラスしています。全体的にペールトーンの雰囲気でそろえました。クリスマスやお正月シーズンが過ぎたら、違うリボンに付け替えると気分を変えて春まで飾れそうです。ナチュラル素材のリボンや、細めのリボンを合わせてもいいですね。
リースの丸い形は始めと終わりの境目がないことから「永遠」を意味し、古くから永遠、幸運、幸福を呼び込むお守りとされてきたそうです。季節ごとにお気に入りのリースを玄関ドアやお部屋に飾ってみませんか。
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「クリスマスにも普段にも飾れるクリスマスローズとユーカリのナチュラルリース」の記事をみんなにも教えてあげよう♪