オブジェのように美しい|うろこ模様の一輪挿し
千日草
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植物と雑貨店「千日草」の竹原千景さんが「愛着をもって長く使ってもらえる」さまざまな作り手さんとその作品を紹介していく千日草便り。素敵な品たちが登場しますよ。
千日草便り その⑥
栗田千弦さんの
‟信楽焼・しのぎ一輪挿し「うろこ」”
千日草便りも6便目となりました。
今回ご紹介するのは滋賀県の陶作家。「クレイスタジオくり」栗田千弦さん(@claystudiokuri)の信楽焼・しのぎ一輪挿し“うろこ”です。
※しのぎ:素地(きじ)の表面を削って作る稜線文様の装飾のこと
千日草がOPEN当時からお取り扱いしているこちらの一輪挿し。
この『ぽこぽこ』しているうろこ模様がお気に入りで、年に1度制作をお願いしています。
一見オブジェのような美しさですが、もちろんお水も入れられます。 高さは個体差がありますが、約9~11cmと程良い大きさ。 口の大きさも個体差があり、8mmから10mm程です。
今年のお正月に縁起の良い南天を飾ってみました。
外にある南天をただ挿しただけですが、お家の小さなスペースに季節感を演出できました。
ちなみに、 滋賀県信楽町にあったアトリエ兼店舗が、9月1日に滋賀県日野町へ移転したそうです。 そのタイミングで仕入れと取材ができたので、お店の様子もチラリとご紹介。
かわいい看板を見つけると店舗に続く素敵なアプローチが。
栗田さんご本人。いつも笑顔が素敵です。
しのぎの一輪挿しだけを仕入れに行くつもりが、誘惑に勝てず新作のスープカップと、
一点物の一輪挿しに一目惚れ。一緒に連れて帰りました。
一点物の一輪挿しにドウダンツツジを生けてみました。ただ、庭から切って挿しただけなのですが、器が素敵だとこうも洗練されるのか……。
最後に「クレイスタジオくり」栗田千弦さんからひとこと。
「暮らしに寄り添う器。毎日使ってもらえるように使い勝手を考えて作ります。土の手触りや釉薬の質感、信楽焼のもつ温かみを、ぜひ手に取ってご覧ください」
今回ご紹介した作品は千日草オンラインストアから購入いただけます。
千日草/竹原千景さん
自然や植物をモチーフにしたアイテムを選りすぐる植物と雑貨店「千日草」店主。「愛着をもって長く使ってもらえるものを」と、さまざまな作り手さんとその作品を揃える。現在は無店舗でオンラインでの販売を行う。三重県在住。
HP:https://sennichisou.com/
instagram:@sennichi_sou
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