記事カテゴリ

Special

ノカンゾウとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

  • ノカンゾウ
植物名
ノカンゾウ
学名

Hemerocallis fulva var. disticha

英名
Daylily
和名
野萱草
科名
ワスレグサ科
属名
ワスレグサ属
原産地
日本、中国

ノカンゾウの特徴

ノカンゾウは、ワスレグサ科ワスレグサ属の多年草。夏にオレンジ色のユリに似た花を咲かせる野草で、野原、河原、田畑の畔など、身近な場所で見られます。

ノカンゾウは、草丈70~100cm、花は直径7cm程度の一重咲き、花色の濃淡は個体差があります。花は夕方には萎れていく一日花で、茎の先に数個のつぼみをつけ、次々と花を咲かせます。一日花である特性から、英名は Daylily、属名の Hemerocallis も「一日の美しさ」という意味のラテン語が名付けられています。よく似た花にヤブカンゾウがありますが、ノカンゾウは一重咲き、ヤブカンゾウは八重咲きなので、花を見れば見分けがつきます。

ノカンゾウの花は食用にされていて、おひたし、ぬた、塩漬けなどにして食べられます。中華料理に登場する金針菜はノカンゾウや、その仲間のつぼみです。

 

ノカンゾウの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 70~100cm
耐寒性 普通
耐暑性 強い
花色 オレンジ
開花時期 7月~8月

ノカンゾウの種類

ヤブカンゾウ

  • 学名:Hemerocallis fulva var. kwanso

ヤブカンゾウは、ノカンゾウによく似た八重咲きの花を咲かせる多年草です。花はノカンゾウよりも少し大ぶりです。

ユウスゲ

学名:Hemerocallis citrina var. vespertina

ユウスゲは、ススキ草原で多く見られるワスレグサ属の多年草。明るい黄色の一重咲きで、夜咲きの花です。

ノカンゾウの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
植え付け
植え替え

ノカンゾウの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

用土

あまり土壌は選びません。

鉢植えは、市販の園芸用培養土で問題なく育てられます。

ノカンゾウの育て方のポイント

水やり

根付いてからは降雨に任せて問題ありません。

鉢植えは、表土が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。

病害虫

アブラムシの被害にあうことがあります。見つけ次第駆除してください。

ノカンゾウの詳しい育て方

選び方

葉の色つやが良いものを選びましょう。

植え付け

植え付け適期は、3月~4月、10月~11月です。植え付け後は、根と土がなじむようにたっぷりと水やりしましょう。

剪定・切り戻し

花が終わったら花茎を株元から切り取ります。

植え替え・鉢替え

植え替え適期は、3月~4月、10月~11月です。鉢底から根が見えるようになったら、一回り大きな鉢に植え替えます。

ノブカンゾウは、7月~8月に一重咲きでオレンジ色のユリに似た花を咲かせます。

冬越し

冬は、地上部が枯れたようになって越冬します。特に必要な冬越しの作業はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分けで増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る
植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

人気の植物ランキング

TOP