2月19日の誕生花|タンポポ(蒲公英)
LOVEGREEN編集部
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2月19日の誕生花は「タンポポ(蒲公英)」です。「タンポポ(蒲公英)」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
2月19日の誕生花
2月19日の誕生花は「タンポポ(蒲公英)」
タンポポ(蒲公英)の花言葉は「愛の信託」「真心の愛」「幸福」
タンポポ(蒲公英)について
科・属 | キク科・タンポポ属 |
和名 | 蒲公英 |
英名 | Dandelion |
学名 | Taraxacum |
原産地 | ヨーロッパ |
開花期 | 3月~5月 |
タンポポ(蒲公英)の特徴
タンポポは可愛らしい黄色い花を咲かせるキク科の多年草です。春になると道端、空地、公園、お庭、アスファルトの割れ目まで、あらゆるところで見かけます。草丈は3cmくらいから10cmを超えるものまで、個体差があります。
タンポポの葉は地面に平たく、ロゼットと呼ばれるバラの花の形のような、放射状に広がる形をしています。ギザギザとした切れ込みの入った葉の中心から花茎を出し、花が開花します。その葉は冬の間もグリーンを絶やさず、静かに春の到来を待っています。
タンポポの花は1本の花茎に1つしか咲きません。タンポポによく似た花との見分け方として、1本の花茎から花がいくつも咲いていたらタンポポではないということがわかります。
子供のころ、タンポポの綿毛を吹いて遊んだ方も多いのではないでしょうか。この綿毛はタンポポの種子です。花が終わるとつぼみむように閉じて、種子が熟すともう1度開きます。
タンポポの綿毛は、種子が完熟して乾燥すると、風に吹かれて飛んでいきます。これは綿毛がパラシュートのような役割を果たしているからです。風でたくさんの種子を遠くまで飛ばしていく、タンポポの子孫を増やすための知恵です。
タンポポ(蒲公英)の種類
大きく分けるとタンポポは、在来種(もともと日本で育っていた種)と外来種(海外からやってきた種)があります。また、主に関西より南の地域に自生している白い花のシロハナタンポポがあります。
都心で見るタンポポ(蒲公英)のほとんどは外来種
都心で見るタンポポの多くは、セイヨウタンポポという種類で海外からやってきた外来種です。
日本のタンポポ(蒲公英)はどこに?
日本のタンポポも昔は近くに生息していましたが都市化の影響で生息地が減り、丈夫で強い外来種のタンポポが生息しています。
在来種のタンポポは、有性生殖(ゆうせいせいしょく)といって、2つの個体がいないと新たな子孫を作れないのに対し、外来種のセイヨウタンポポは単為生殖で1つの個体で子孫をつくることが出来ます。また、植物体を切ると出てくる白い液は、アレロパシー作用(他の植物や虫を寄せ付けない作用)を持つ乳液です。そのおかげで、虫に食べられないとも言われています。繁殖力が強い外来種のタンポポは都心に生息地を増やし、自然あふれる野山の地域には在来種のタンポポがいることから都市化の指標生物ともなっています。
在来種と外来種タンポポは、どこで見分けるのか。まずひとつは開花時期です。外来種のタンポポは通年咲いています。それに比べ、在来種のタンポポは春の短い期間に咲きます。また、日本のタンポポは外来種に比べて、少し小ぶりです。
咲き方の違いは、黄色い花の下にあるガク片の部分を総苞片(そうほうへん)と呼び、その部分が反りかえっているのは外来種のタンポポ。在来種のタンポポは、反りかえっていません。
▼タンポポ(蒲公英)の育て方など詳しい情報はこちら
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