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「む」からはじまる草花1-2件 / 全2件

ムラサキケマン

  • ムラサキケマンは春に紫色の花を咲かせるケシ科の越年草です。山野や道端の明るい半日陰でよく見かけます。春先まだ周囲の草が生い茂る前にムラサキケマンの鮮やかな紫色は人目を引きます。

    葉茎は明るく瑞々しいグリーンで、細く華奢な印象です。葉先には細かい切れ込みがあり、芹の葉に似ています。細い茎を20~30㎝程度伸ばし、その先に鮮やかな紫色の花を縦に房状に咲かせます。花の形状は特徴的で、ラッパ状の花の先端は避けるように開き、基部を後ろに突き出すような形をしています。この部分に蜜が入っています。花後マメによく似た果実が出来ます。この果実は熟しても色が変わりません。

    ムラサキケマンの名前は、ケマンソウに似ているというのが所以です。ケマンとは漢字で華鬘と書き、寺院や仏堂で使用されている装飾具のことです。ケマンソウはこの華鬘に似ているということからケマンソウの名が付きました。ムラサキケマンはケマンソウに似ているというところから、ムラサキケマンの名が付いたようです。

    ムラサキケマンは少量ではありますが、ケシ科特有の毒性を持っています。口には入れないように気を付けましょう。

ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)

  • ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)はアブラナ科の一年草です。発芽した状態で冬を越し春に開花する越年草です。すみれ色とも言える青みがかった紫色の花が可愛らしく、群生すると野原一面を紫に変えます。園芸種もあり、種も流通していますが、繁殖力が強いので野草のように群生している姿を見かけます。春になると河原や街中の空き地、道路脇など、身近なところで出会える花の一つです。

    ハナダイコンと呼ばれることもありますが、これはHesperis matronalisという別種にも同じ名前が付けられているので、混同を避ける為に使わない方がいいでしょう。別名の「オオアラセイトウ」とは、ストックの和名「アラセイトウ」からきています。一重咲きのストックに花姿が似ているということからつけられた和名です。

    ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)は元は外国から入ってきたものが野生化した帰化植物です。帰化植物と言うと繁殖力が強いなどと敬遠されがちですが、このムラサキハナナ(オオアラセイトウ)は見た目の可愛らしさもあってか、増えるに任せて繁茂している様子を良く目にします。

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