「ガーデニング・カウンセラー」岡井路子さん 人と植物で笑顔をつなぐ

戸松敦子

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「ガーデニング・カウンセラー」として暮らしの中で無理なく楽しむガーデニングを提案している岡井路子さんは、テレビや雑誌などでオリーブの先生としても大変人気があります。そんな岡井さんがガーデニング・カウンセラーになったきっかけや今のお仕事について、また園芸以外の趣味などについてもたっぷりインタビューしてきました。

目次

プロフィール

■名前: 岡井路子
■職業: ガーデニング・カウンセラー、オリーブ研究家
■出身地: 福岡県
■居住地: 神奈川県横浜市
■ボタニカル歴: 仕事としては26年くらい

ガーデニング・カウンセラーはどんな職業ですか?

撮影協力:プロトリーフガーデンアイランド玉川店  実はね、「ガーデニング・カウンセラー」という名の職業は無くて、これは私が植物の仕事に携わるようになってからひらめいた造語なんです。(笑)「根っこのついた植物の相談を受けた時、その人の欲しい一鉢を探せる人になりたい。」と思い、お客様の話をじっくり聞きながらいろいろ提案しているうちに、自分のしていることを一番ストレートに伝える言い方が「ガーデニング・カウンセラー」だと思いつきました。

撮影協力:プロトリーフガーデンアイランド玉川店

実はね、「ガーデニング・カウンセラー」という名の職業は無くて、これは私が植物の仕事に携わるようになってからひらめいた造語なんです(笑)。「根っこのついた植物の相談を受けた時、その人の欲しい一鉢を探せる人になりたい。」と思い、お客様の話をじっくり聞きながらいろいろ提案しているうちに、自分のしていることを一番ストレートに伝える言い方が「ガーデニング・カウンセラー」だと思いつきました。

いつものお仕事を教えてください。

日本各地でオリーブやガーデニングの講習会をしたり、本や雑誌などの執筆、TV(NHK「趣味の園芸」)の出演などをしています。

植物に興味を持ち始めたのはいつからですか?

撮影協力:プロトリーフガーデンアイランド玉川店 初めて自分で植物を育てたのは、子育て中にアサガオの種をまいた時なんです。しばらく水やりを続けると、土が盛り上がってきて小さな芽が出て生長する姿に感動し、自分が子供の頃に暮らしていた故郷の原風景がよみがえって来るような懐かしさを感じました。その後、植物のことを聞かれたら答えられるようになりたいと思うようになり、植物について学ぶスクールに通いました。専業主婦だったので授業料が捻出できず、息子の教育費として貯金しておいたお金を借りたんですよ。小学生だった息子に正式にお願いして、快くOKをもらいました。(笑) 息子に借金したお金を無駄にしないよう、授業は一言だって聞き逃さない気持ちで聞きました。

撮影協力:プロトリーフガーデンアイランド玉川店

初めて自分で植物を育てたのは、子育て中にアサガオの種をまいた時なんです。しばらく水やりを続けると、土が盛り上がってきて小さな芽が出て生長する姿に感動し、自分が子供の頃に暮らしていた故郷の原風景がよみがえって来るような懐かしさを感じました。その後、植物のことを聞かれたら答えられるようになりたいと思うようになり、植物について学ぶスクールに通いました。専業主婦だったので授業料が捻出できず、息子の教育費として貯金しておいたお金を借りたんですよ。小学生だった息子に正式にお願いして、快くOKをもらいました(笑)。息子に借金したお金を無駄にしないよう、授業は一言だって聞き逃さない気持ちで聞きました。

植物に関わるお仕事をしたいと思ったきっかけを教えてください。

スクールに通う中で、「園芸家」杉井明美先生の授業に最も魅力を感じ、卒業後には杉井先生が日本で初めて開催した「コンテナガーデンスクール」の第一期生になりました。植物が本来持っている美しさを引き立てるのも、その魅力を消してしまうのも人間次第。「人の手」がどれほど大切かということを教わりました。植物の根をほぐしたり、植え付けたりする杉井先生の手を見ていると、ひとつひとつのしぐさから、先生が花たちをどれだけ愛おしんでいるかがはっきり伝わってきて、そんな先生の手に強く惹かれ憧れました。

その後、学んだことを活かしたいと思い、スクールの同期と会社を設立しました。

会社設立後、どのようにしてお仕事につながっていったのですか?

初めは何も仕事がありませんでしたよ(笑)。よくお茶を飲んでいた事務所近くのケーキ屋さんご夫婦が最初のお客様。「それほどお金はかけられないけれど、店前をきれいな植物で飾ってオシャレな雰囲気にしたい。」というご相談でした。そのお店を思い浮かべていろいろ考えた結果、お店のトレードマークとなるハンギングバスケットや寄せ植えの作成パフォーマンスを店先でして、道行く人に見てもらうことにしました。その結果、そのパフォーマンスを見た人が再びその場所を訪れてお店の人とも会話を交わすきっかけを生み、新しいお付き合いがはじまったり、少しずつ口コミであちこちから依頼が来るようになりました。

名刺を作ってギフトショーに出向き、あるメーカーの製品に思い切りダメ出しと注文をつけたことをきっかけに、製品企画のアドバイザーとしてお仕事をもらいました。提案した土入れが商品化されて好評だったことをきっかけに、ありがたいことにさらなる次のお仕事につながっていきました。

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開催している講習会について教えてください。

撮影協力:プロトリーフガーデンアイランド玉川店  「プロトリーフガーデンアイランド玉川店」と「京成バラ園」では定期的にオリーブの講座を行っています。福島県郡山市の「森の風ラボ」や、沖縄でオリーブの講座をすることもありますよ。

撮影協力:プロトリーフガーデンアイランド玉川店

「プロトリーフガーデンアイランド玉川店」「京成バラ園」では定期的にオリーブの講座を行っています。福島県郡山市の「もりのかぜ・らぼ」や、沖縄でオリーブの講座をすることもありますよ。

もりのかぜ・らぼ Instagram>>

 

Photo by:岡井路子  栃木県茂木町「ツインリンクもてぎ」では、ポタジェガーデンをやっていて、「畑で楽しむ野菜づくりとおいしいランチ」をテーマに親子で楽しめるイベントも担当しています。

Photo by:岡井路子

栃木県茂木町「ツインリンクもてぎ」では、ポタジェガーデンをやっていて、「畑で楽しむ野菜づくりとおいしいランチ」をテーマに親子で楽しめるイベントも担当しています。

 

Photo by:岡井路子  収穫野菜でランチを作ったり、ルバーブでジャムを作って、パンもこねて焼いたりして楽しいですよ!もともとは、国際バラとガーデニングショウのHondaのブースでお仕事していた時に、ブースで使ったものをそのまま再利用する目的で「ツインリンクもてぎ」にポタジェガーデンを作ってもらったんです。ショウの期間中だけで廃棄してしまうのがどうしてもイヤでね。  (2011年の3.11東日本大震災後、岡井さんが現地に行って活動されたとお聞きしましたが、どんな活動をされたのでしょうか?)  避難所で暮らしている約200人の方に、自分のできることを準備してその年の5月に向かいました。皆さんに赤色のカップを渡し、ベビーリーフの種をまいてもらったんです。次に行った時、「カップラーメンに間引き菜を入れて食べられて嬉しかったよ!」と言ってもらえたり、中にはもと農家の方もいらしたり話が盛り上がりました。私の活動に賛同してくれたメーカーさんが種や肥料や手袋などを提供してくれたことがありがたく、心強かったです。植物の仕事をしていたから現地に行けたと嬉しく思っています。今でもその時からの様々なお付き合いがあります。

Photo by:岡井路子

収穫野菜でランチを作ったり、ルバーブでジャムを作って、パンもこねて焼いたりして楽しいですよ!もともとは、国際バラとガーデニングショウのHondaのブースでお仕事していた時に、ブースで使ったものをそのまま再利用する目的で「ツインリンクもてぎ」にポタジェガーデンを作ってもらったんです。ショウの期間中だけで廃棄してしまうのがどうしてもイヤでね。

2011年の3.11東日本大震災後、岡井さんが現地に行って活動したと聞きしましたが、どのような活動をしたのですか?

避難所で暮らしている約200人の方に、自分のできることを準備してその年の5月に向かいました。皆さんに赤色のカップを渡し、ベビーリーフの種をまいてもらったんです。次に行った時、「カップラーメンに間引き菜を入れて食べられて嬉しかったよ!」と言ってもらえたり、中にはもと農家の方もいらしたり話が盛り上がりました。私の活動に賛同してくれたメーカーさんが種や肥料や手袋などを提供してくれたことがありがたく、心強かったです。植物の仕事をしていたから現地に行けたと嬉しく思っています。今でもその時からの様々なお付き合いがあります。

オリーブを深く専門にしたきっかけと、オリーブの好きなところを教えてください。

写真提供:岡井路子  オリーブを好きな理由は言葉で言い表せないくらい、DNAレベルで好きです。(笑) ずっとオリーブの木とたわむれていたい感じです。オリーブと友達になりたい。そして親友になりたい。と思っています。  私がオリーブに興味を持った頃に「オリーブの本」が出版されていなかったので、様々な場所に行ってオリーブのことを聞いてわかったことを本にして出したいと思ったんです。でも、当時はオリーブ単体で本を出してくれる出版社がなくて、友人や知人に1口いくらの個人出資を相談して出版することができたんです。その後、大手の出版社からも「オリーブの本」を出してほしいと言ってもらえるようになり、「ほら、オリーブいいでしょ~!」って感じです。(笑)

写真提供:岡井路子

オリーブを好きな理由は言葉で言い表せないくらい、DNAレベルで好きです(笑)。ずっとオリーブの木とたわむれていたい感じです。オリーブと友達になりたい。そして親友になりたい。と思っています。

私がオリーブに興味を持った頃に「オリーブの本」が出版されていなかったので、様々な場所に行ってオリーブのことを聞いてわかったことを本にして出したいと思ったんです。でも、当時はオリーブ単体で本を出してくれる出版社がなくて、友人や知人に一口いくらの個人出資を相談して出版することができたんです。その後、大手の出版社からも「オリーブの本」を出してほしいと言ってもらえるようになり、「ほら、オリーブいいでしょ~!」って感じです(笑)。

オリーブの原産地である小豆島、トルコ、スペイン、ポルトガル、イスラエル、ギリシャなど、旅先でのエピソードがありましたら教えてください。

写真提供:岡井路子  原産地に行くと、オリーブが人々の生活の中に無くてはならない果樹であることを肌で感じるんです。

写真提供:岡井路子

原産地に行くと、オリーブが人々の生活の中に無くてはならない果樹であることを肌で感じるんです。

 

写真提供:岡井路子  紀元前の時代から収穫の仕方も利用法もほぼ同じで、原産地の人にとってのオリーブはオシャレとかではなく、日本でいう梅干しのように日々の食卓に欠かせない大切な食べ物なんです。

写真提供:岡井路子

紀元前の時代から収穫の仕方も利用法もほぼ同じで、原産地の人にとってのオリーブはオシャレとかではなく、日本でいう梅干しのように日々の食卓に欠かせない大切な食べ物なんです。

 

Photo by:岡井路子  これは、カステロ・ロドリゴにある私のお気に入りのカフェのオリーブです。

Photo by:岡井路子

これは、カステロ・ロドリゴにある私のお気に入りのカフェのオリーブです。

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\まだまだ岡井路子さんへ質問しちゃいます。インタビュー後半へ!/

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戸松敦子

グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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