緑という枠を超えたアイディアを、緑の技術を使い実現させていく。これが僕の仕事。
LOVEGREEN編集部
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プロフィール
■名前:辻永 岳史
■年齢:31歳
■職業:parkERs プランツコーディネーター
■出身:埼玉
■居住地:埼玉
■ボタニカル歴:11年
自己紹介
小さな頃から木を眺めることが好きで、いつしか街中を緑いっぱいにしたいと思うようになりました。
そんなこともあり、大学時代は都市緑化を専門に学び、壁面緑化システムについて研究していました。
植物が育つための土壌や、水分の動きについて研究し、特殊な環境で植物を生育させるにはどうすればよいか考えてきました。
研究を進めていくうちにデザインの重要性を感じ、大手花屋に就職しました。
ホテルのロビー装飾からブライダル・パーティー会場のコーディネート、社葬の花祭壇まで、花やグリーンを用いた様々なデザインや考え方に触れてきました。
その経験を活かし、今は「parkERs(パーカーズ)」というブランドに所属し、グリーンのある空間デザインの仕事をしています。
パーカーズは、空間デザインのプロと植物のプロが集まり「日常に公園のここちよさを」をコンセプトに活動するブランドです。
グリーンのある居心地の良い空間をつくり、そこで過ごす人々へ新たなライフスタイルを提供しています。
■parkERs: http://www.park-ers.com/
植物や花との出会い、好きになったきっかけを教えてください
多分きっかけは2つあり、どちらも幼い頃の思い出です。
1つめは、祖父や祖母が大輪菊やランを大切に育てているのを見ていたこと。
毎年、本当にきれいに花が咲くので、それを見ているのが楽しかったです。
2つめは、春になると父とタケノコ掘りに行っていたことです。
竹林にごそごそと入っていき、土を掘ってタケノコをとるのは何とも言えない達成感がありました。
それを使って、母がつくるタケノコの味噌汁も好きでした。
初めて育てた植物や花について教えてください
小学生の定番、朝顔です。
毎朝、花が咲いて昼間になるとすぐ閉じてしまう。
時間によって変化する姿が面白くてワクワクしたのを覚えています。
今年は、久しぶりに庭に朝顔を植えました。
「東京」オリンピックのエンブレム候補にもありましたしね。
思い出に残る植物や花があれば教えてください
実家のグミの木ですかね。
赤い実がなると、鳥が庭にたくさん集まってきて、ほとんど食べてしまいます。
ある日、たまたま残っていた赤い実を食べてみると、ものすごく酸っぱくて、渋くて、予想外の味にびっくりした思い出があります(笑)
自宅で育てている植物や花について教えてください
庭には様々な植物があり、いつもいろんなものを植えています。
特にブドウは毎年楽しく育てています。
剪定から摘果、袋掛けまでやっていますが、やり方によって実のでき方が変わるので、何度やっても勉強になります。
野菜もたくさん育てていますが、植物の成り立ちがよく分かるなぁと。
やっぱり土が一番大事で、光と水で大きくなる。
そして自然のエネルギーをいっぱいもらって花が咲き、実がなり種になる。そのサイクルを見ていると、植物というものの神秘を感じます。
まぁ、だいたいは途中で食べちゃいますが笑。
いまお気に入りの植物や花を教えてください
お土産でもらった、マザーリーフ(セイロンベンケイソウ)です。
昔からもらう度に水に浮かせ、葉っぱから芽がでた!とやっているのですが、飽きやすくすぐに枯らしてしまいます。
今回は本気で育てようと思い、仕事でも使っている特殊技術を使った固形土壌に植え込みました。
今回はどれだけ大きくなるか楽しみです。
-普段のボタニカルライフは?-
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